子どものために!と一生懸命だからこそ、できないことばかりに目がいってイライラして、子育てに自信をなくしている。そんなお母さんにまず始めてほしいことは子どもの「できる」探し。その成長をみんなで喜び感動することで、自信を取り戻しましょう!
【目次】
1.一生懸命だからこそ…「できない」ばかり気になる
2.お子さんが小さなうちに!「できる」に注目できるお母さんになろう
3.子育てに自信をなくしているママが感動と自信を取り戻す!2ステップ
<ステップ1>1:3のバランスを意識した声掛け
<ステップ2>子どもの成長・感動をアウトプット
1.一生懸命だからこそ…「できない」ばかり気になる
我が子には、いろんなことができるようになってほしい。
お友達とは喧嘩せず仲良く遊んでもらいたい。
親ならこのように思い、「あれをしなさい」「これはしてはいけません」と、日々子育てに奮闘するお母さんたち。
その中で、子どもが思ったようにできないとイライラしたり、できないことをできるようにさせようと頑張り過ぎて疲れ、親子関係も悪化。
こうやって子育ての自信をなくしているお母さんはいませんか?
また、子どもの失敗がママの評価につながってしまう…そんな風にも言えますよね。
だから、園で先生に何かを言われたら落ち込んだり、ママ友の言葉の裏や空気感が気になったり…。
それでさらにお母さんは落ち込み、自信をなくしていくのです。
2.お子さんが小さなうちに!「できる」に注目できるお母さんになろう
私は現在、発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)トレーナーとしてお母さんたちに親子のコミュニケーションについて教えています。
そんな私ですが、自身の子育てについて正直に白状すると、どうしてもできていないところが気になってしまう、粗探しをしてしまうところがありました。
それは、幼稚園で先生をしてきたからなのか、自分が幼い頃、外見も中身も違う三姉妹で育ってきて常に自分と妹たちを比較して卑屈になりながら育ってきたからなのか、なのかもしれません。
そんな風にできていないところばかりに目を向けてしまう今までの自分と、真逆の発想でいいところをとにかく見つけ出す発コミュに出会ってからの2年は、本当にせめぎあってきたな… と思っています。(我が子に向けては、マスターするのに時間のかかった人です…)
けれども、そうやって落ち込むことも、イライラすることも、一生懸命子どもを育てているんですから、当たり前!なんです。
私自身、先生としてはできても、我が子となると本当に難しかった。
育てにくさの中に発達のでこぼこがあることがわかっていて、だからこそ対応を工夫していかないといけないこともわかってはいました。
ですが、頭でわかっているだけで、実際に保育園で大きな友達トラブルが起こるまで、周りに迷惑をかけるまで様子見を続けていました。
だから、あなたには、お子さんが幼児のうちに、遅くとも小学校低学年までのうちに。できないことへの注目ばかりの負のループから抜け出して、いいところをたくさん見つけて、子どもの成長を感じられる!
そしてそれに感動できるお母さんになって、自信を取り戻し、子育ての幸せ、醍醐味を心から堪能してほしいと思います。
3.子育てに自信をなくしているママが感動と自信を取り戻す!2ステップ
私がお伝えしている発コミュでは、子どもの「できていること」に注目することをとても大切にします。
それは、できないことを指摘し無理やりさせるより、できていることを褒めてどんどん行動させるほうが、脳がどんどん発達するからという科学的根拠もあります。
また、「できない」が「できる」に変わることは、子どもにとっても、そのママにとっても、すごくすごく幸せで嬉しいことだと思うのです。
だからこそ、ママたちには”「できる」を探せる目”を持つことで感動と自信を手に入れてほしい!
そこで、2ステップの具体策をお伝えしますね。
<ステップ1>1:3のバランスを意識した声掛け
「うちの子にできていることってあるかな?」と、なかなかピンとこないお母さん。
まずはお子さんのことをたくさん見てほしいと思います。できるだけ、客観的に。
そして、事実の中にお子さんのいいところ、成長しているところを見つけ出してほしいと思います。
数の目標としては、
・1つ、悲しいことがあったら、
・3つ、マルをつける!
このバランスです。
簡単な例で言うと、
・1つ、朝の支度が全然進んでいなかったとしても
・3つ、①自分で朝起きられた ②朝のあいさつができた ③朝ごはんを食べ終えた
こんなことでも、お子さんの「できた」がしっかりと見つけられます。
お母さんが気持ちを立て直すためにも、子どもの脳が成長していける状態を作りキープするためにも、この1:3のバランスがデッドラインです。
このバランスで、何かあってもいいところを見つけて立て直せる!という親子関係を築いて、大きな自信をつけていってほしいなと思います。
<ステップ2>子どもの成長・感動をアウトプット
子どものできていることに気づくことができたら、次はその成長、そしてその感動、誰かと共有していきたくないですか?
嬉しかったこと、楽しかったこと、心が動いたことをアウトプットしてみたくならないですか?
なぜかというと、人間はアウトプットすることで自分を満たして、成長していく生き物だから、自己完結するよりも、話して共有したい…そういう風に思考が進んでいくんです。
そして何より、我が子の小さな成長はママ自身、小さなマルをもらったような気がしますし、単純に我が子の成長は嬉しくて感動。
だから、子どもの成長をきっかけにそれを周りにいる人と共有することで家族みんなが自分で自分にマルをするきっかけにもなっていくと思います。
もし、自分一人では子どものいいところなんて見つけられない…というあなたは、私が一緒に伴走しますから、個別相談会にお越しくださいね。
お子さんの成長に一緒に感動できること、楽しみにしています!
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一生懸命なお母さんこそ、親子で笑顔になれるコミュニケーションを学びませんか?
執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)