コロナの影響も少なくなり、外出制限のなくなった春休み。これから自然体験をさせたいけれど、初めての経験が苦手がお子さんに悩んでいるご家庭も多いはずです。今回はおうちで体験できるレジャー「おうちキャンプ」の楽しみ方についてご紹介します!
【目次】
1.これからチャレンジしたいけど、自然体験が苦手な子ども
2.おうちでキャンプが子どもの脳に与える良い影響とは?
3.おうちでキャンプを楽しむコツ
①日常をちょっとアレンジする
②お母さんはラクして子どもが動く
③お母さんが思いっきり楽しもう
1.これからチャレンジしたいけど、自然体験が苦手な子ども
行動制限のない春休みになり、家族で自然体験をしたいけれど、新しい体験が苦手なお子さんがいるご家庭はありませんか?
コロナの影響のためにこれまであまり外に遊びに出ることがなく、家の中で過ごしてきたので、自然体験が苦手なお子さんも多いと思います。
長期休みにおうちの中ばかりではつまらないし、気持ちも滅入ってしまいます。せっかくの春休みですので、家族で自然体験をしてみたいですよね。
いきなり外で体験をするのが苦手なお子さんのために、今回は自然体験のきっかけとなる「おうちキャンプ」ついてご紹介します。
おうちキャンプとは、その名の通りおうちの中で楽しむキャンプのことです。
キャンプ場で行うよりも、気軽にキャンプを楽しむために考えられたキャンプスタイルです。
子どもが初めてのことが苦手、まだ小さく不安で外出しにくい、車がなく行きずらい、雨天時などでもおすすめのおうちキャンプ。
おうちキャンプは家の中でも、雰囲気を変えてリフレッシュになり、楽しく健康に過ごせます。
また、みんなで楽しく過ごす時間が増えると、家族の絆を深めることができますよ。
キャンプは子どもの脳にいい影響与えると言われていて魅力がいっぱいなんですよ!
2.おうちでキャンプが子どもの脳に与える良い影響とは?
どうして「おうちキャンプ」がオススメなのでしょうか?
それは勉強するよりもキャンプする方が、子どもの脳力を伸ばすには断然効果的だからです。
キャンプがなぜいいかというと、「地頭」が鍛えられるからなんです。
「地頭がいい」というは、脳科学的にいうとHQ =ヒューマニティ・クォーシェントが高いということ。
よくIQ(知能の指数)は聞きますよね。HQとは「人間力指数」で、脳のなかでも「前頭連合野」と呼ばれる領域が担っている知能のこと。
人間が持っているいろいろな知能を引き出して使うコントロールセンター的な能力、つまりスポーツでいうと「監督」の役割です。
サッカーや野球でも、いい監督がいるチームは成績がぐんぐん上がりますね。
HQが高いと論理的な思考ができたり、コミュニケーション能力が高かったり、発想力が豊かだったり、相手の気持ちを考え行動ができ、諦めずに未来を切り拓く意志をもって生きていけます。
親としては大人になって社会のなかで生きていく能力=HQが高い子どもになってほしいですね。
このHQを高めることができるのが、キャンプです!
そして、おうちキャンプでも自然の中でするキャンプと同じ効果が期待できるそうなのです。
準備や片付けを一緒にすることで子どもたちの自立心や自主性が高まるとも言われています。
我が家も時々おうちキャンプをしていますが、子どもたちは自ら考えて準備をしたり、段取りをしたり、きょうだいで協力するようになりました。
この春休みはおうちキャンプをしてどんどん脳を発達させちゃいましょう!
3.おうちでキャンプを楽しむコツ
それでは、子どもの脳を鍛えることができる楽しむおうちキャンプのコツを、我が家の事例からたっぷりご紹介します。
◆①日常をちょっとアレンジする
難しく考えなくても大丈夫!日常をちょっと変えるだけで立派なキャンプになります。
まずは「場所」。ベランダやお庭、おうちの中などがありますが、我が家は一番手軽なおうちの中で行っています。
同じおうちの中でもテントを立てたり、椅子を置いたりするだけで、ちょっとした非日常的空間を簡単に作ることができるからです。
初めてのキャンプがおうちの中だと、環境の変化に弱い子どもでもハードルが低くて取り入れやすいですよ。
次に「道具」。テントは簡単なポップアップテントがオススメです。
ポップアップテントは値段も手ごろで、サイズも小さめなので取り入れやすく、 一瞬でテントが設営できるので、子どもでも立てることができます。
食器やテーブル、チェアなどもキャンプ道具で揃えてみましょう。
今はキャンプブームですので、100均でもおしゃれなキャンプグッズがたくさん揃っています。
道具が揃うと、キャンプ気分がどんどんUPしますよ!
最後に「食事」。食事はキャンプ風に料理してみましょう!
スキレットでステーキを焼くと気分が盛り上がり、とっても美味しく出来ます。
朝食は準備も片付けも楽なホットサンドメーカーを使ってみましょう。
ホットサンドメーカーで食パンの間に具材を挟めば、立派なキャンプ朝食ができます。
子どもたちは自分からモリモリ食べてくれくれること間違いなしです!
◆②お母さんはラクして子どもが動く
子どもはお家の中の非日常にちょっとワクワクしています。
すると、子どもは自分からテントを立てたり、食器を運んだり、料理をしたり…積極的に楽しんでお手伝いしてくれます。
いつもと違う雰囲気なので、食事も「早く食べなさい」と言うことなく、たくさん食べてくれるのでお母さんはストレスフリーに!
肌寒い時期でもキャンプ気分のまま、子どもはさっさとおうちのお風呂に入ってくれて、すぐに寝てくれるので「早くお風呂に入りなさい」は必要ありません。
おうちの中ですので、土もつかずに片付けもとってもラクにできます。
こんな風に楽しみながら子どもが自分から動いてくれるので、お母さんは意外と普段よりもラクに過ごすことができるので、ゆっくりコーヒーも飲めちゃいますよ!
◆③お母さんが思いっきり楽しもう
自然体験が苦手なお子さんにとって、新しいことには不安を感じやすいです。
そこで大事なポイントはお母さんが楽しむことです!
お母さんが「楽しいね!」「やってみよう!」とプラスのことばをいっぱいかけていると、子どもは安心して楽しんだり、挑戦しようとします。
ぜひ、お母さん自身が笑顔で思いっきりおうちキャンプを楽しんでください!
家族みんながハッピーになるおうちキャンプ!早速、試してみませんか?
他にもおうち時間を楽しむ遊びの秘訣が満載です!
執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)