4歳なのに友達と遊べない…と悩むママへ。ママにしかできない解決の秘策とは?

 

我が子が4歳になるのに友だちと遊べない…と悩み、早く友だちを作れるように…と焦っていませんか?友だちと遊べないのは脳の特性からきているかもしれません。近道は、友達と無理やり遊ばせることではなくママとの一対一のコミュニケーションから始めることです。
 

【目次】

1.4歳なのに友達と遊べない息子

 
 
幼稚園の生活には慣れてきたけれど、うちの子4歳なのに友達と遊べない…大丈夫かな?と、新しい悩みが出てきた方がいらっしゃるかもしれませんね。
 
 
実は、長男の発達障害がみつかったもともとのきっかけは、年少で4歳になったのにお友達との関係が作れないということでした。
 
 
超人見知りが激しかった長男、親の情不足では?と指摘され相当悩んだこともありました。愛情をかけてもかけても全く私から離れない。
 
 
幼稚園の体験で泣かなかった唯一の幼稚園は、全園の人数が30人弱のモンテッソーリの幼稚園でした。当時、専業主婦だった私は1年ものあいだ幼稚園の職員室でお弁当をもって待機していたのです。
 
 
母子分離をするのに1年間。ようやく母子分離ができたと思って安心したのも束の間、幼稚園の先生から
 
「Kくんは、全くお友達と遊ぼうとしません。お母さんがもっとお友達と遊ばせるような時間をつくってください!」
 
と言われたのです。
 
 
 
 
長男がお友達と遊べないのは、私の交流が足らないのか…と当時の私は言われた通りに幼稚園のお迎えのあとお友達の家に行ったり公園に行ったり…とにかくお友達と一緒にいる機会を作らなければと必死でした。
 
 
けれど、お友達の家でも公園に行っても、長男はひとり遊びばかり…。誰とも遊ぼうとしない長男を心配なあまり
 
「Aくんと一緒に鬼ごっこしようよ」
「Bちゃん、砂場で遊んでいるよ」
 
と声をかけ、私も間に入ってお友達と関わる機会を増やそうと頑張りましたが、それでも息子は私がいれば私としか遊ぼうとはしませんでした。
 
 
そして私はいつからか「友達と遊びなさい!ビーム」を出すようになっていました。
 
 
あるときその私の気配を感じた長男は、お友達の近くにいき「ぼく、Aくんと遊んでいるよ」と私に言うようになっていったのです。
 
 
私の顔色を伺いながら無理して遊ぼうとしている長男を見て「一体、脅して友達と遊ばせようとしている私は何をしているんだろう?!」と自分のしていることが正しいのかどうかもわからなくなっていきました。
 
 
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2.友達と関わりが持てなかった理由

 
 
長男は自閉症スペクトラム(ASD)の傾向があり、もともと不安が強く家族以外に心を開くのがとても苦手という特性がありました。
 
 
特に自閉傾向の強い子は相手の表情を見て心を読み取ることや、言葉や触れ合いを通したコミュニケーションが苦手なため、お友達との関わりをもとうとしなかったのです。
 
※もちろん自閉症スぺクトラムのお子さんでもお友達と関わるのが好きな子もいます
 
 
今から16年も前、発達障害といった言葉がまだまだ今ほど認知されていない時代。保育、教育のプロである先生方でも子どもの脳の発達に関してはプロではなかったのです。
 
 
 
 
私が当時、悩んで悩んでいたのは子どもの脳の発達についてなにも知らなかったから。
 
 
今ならわかります。
 
 
発達障害の子ども達は脳の発達の未熟さに加え、その特性から失敗体験が多く、叱られることも多いため不安が強くなったり、イライラするなど心のSOSを抱えていることもとても多いのです。
 
 
公園で私としか遊ばなかったのも、そういった不安からきていたのです。
 
 
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3.友達と無理やり遊ばせる前に!ママと友達になろう

 
 
 幼稚園に入園して、お友達がたくさんいる中でお友達とたくさん遊んで欲しいというママのお気持ちはよくわかります。
 
 
ですが、年少で3歳や4歳の幼児の頃は発達段階的には一人でじっくり遊び込む時期です。自分のやりたい遊びを一人で楽しむ時期なのです。
 
 
このときにじっくり遊び込むことで集中力も育まれています。一人でじっくり遊び込んだお子さんは、やがて近くにいる友達に気付き一緒に遊ぶことに発展していきます。
 
 
人との関わりでは、まずママとの安心した一対一の関わりがしっかりできることでやがては、家族、先生、友だちと関わりが広がっていきます。
 
 
子ども同士だと予測不可能なことも起こりドキドキすることもたくさんあって不安になりますが、大人が相手だと自分の気持ちを理解してくれるので安心して関わることができます。
 
 
 
 
まずは、一番安心できるママといっぱい遊んで、仲の良いお友達になってください。ママと仲良しになり、親子でしっかりとコミュニケーションを取っていくことが大切です。
 
 
その積み重ねで、子どもたちはコミニュケーションを学んでいくことができ、脳の回路が作られていきます。
 
 
お母さんと2人の次は、お父さんも加わり3人でコミュニケーションを取りながらいっぱい遊ぶ。
 
 
そして幼稚園の先生、幼稚園のお友達。このように少しずつ関われる人たちを増やしていってあげてください。
 
 
ゆっくり友達の輪を広げていってくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:横山美穂
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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