小4男子の態度にイライラしてしまう母親が親子バトルを解決した対応

些細なことで反発したり、甘えてきたり。小4男子のころころ変わる態度に振り回されてイライラしていた私。小4は「10歳の壁」や「ヤングエイジ」、「プレ思春期」などいろいろ言われるように難しい年頃です。そんな難しい時期を親子の成長のチャンスにした対応をお伝えします。
 

【目次】

 

1.小4男子の態度にイライラ…

 
 

・子どもが些細なことで反発してくる

・乱暴な言葉を使うようになってきた

 
 

そんなふうに感じたらお子さんの様子を観察してみてください。なんだかイライラしている様子ではないですか?

 
 

小学4年生と言えば、「10歳の壁」と言われます。物事を客観的に見れるようなってきたり、運動能力も発達してきます。心身ともに成長がめまぐるしいこの時期は反抗的な態度も出てくることがあるけれど、それは「成長の証」でもあると言われています。

 
 

そんな、反発的な態度とは正反対に急に甘えてきたり、気分が良いときは調子よく振る舞ってきたり、コロコロ態度が変わると「あの態度は何?」とお母さんがイライラしてしまいますよね。

 
 

 
 

我が家は息子と娘の二人の子どもがいます。優しさがあって、天真爛漫、誰とでも仲良くできる息子は発達凸凹君。小学1年生の秋から学校でうまくいかなくなったのをキッカケに怒りっぽくなりました。

 

理由があっての突発的な怒りが多いのですが、小学4年生になると上記の様子が頻繁にみられて毎日イライラしているようにも感じました。

 

 
ですから、調子の良いときはとっても優しい反面、些細なことで妹を泣かせることも多く、そのギャップに妹は困惑。私はイライラすることが増えていきました。
 
 
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2.発達凸凹の特性が関係していると?

 
 
発達障害の有無にかかわらず、プレ思春期に入った小4くらいの子どもが反抗的になったり、怒りっぽくなることは当たり前のことかもしれません。
 
 
しかし、発達凸凹の特性が合わさると通常以上に怒りやすくなると考えられます。なぜかというと…
 
 
発達凸凹キッズは脳の発達が未熟なところがあるために苦手なことが多いです。その苦手が問題行動として現れています。その問題行動は、
 
➀認知力の弱さ
➁対人力の弱さ
➂身体力の弱さ
 
といった3つに分けられます。このうち、怒りやすさには➁対人力の弱さが関係しています。
 
 
対人力に弱さがあると
 
・感情をコントロールすることが難しい
・相手の気持ちが分からない
・すぐに怒る
・自分の問題点がわからない
・予想外のできごとに弱い
・融通が利かない
 
など、相手との関わりに不器用なことがあげられます。
 
 
 
 
お子さんに当てはまるものはありますか?このような不器用さが怒りやすさに繋がっているのです。
 
 
ですから、本人もコントロールできずに怒ってしまっているということを分かってください。
 
 
発達の特性から出ている子どもの困りごとでもあるのです。
 
 
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3.親子バトルを防ぐ4つのポイント

 
 
お母さんが子どもの態度にイライラしないで上手に対応できれば、親子バトルに発展することはありません。
 
 
発達凸凹や子どもに限らず、イライラしていたり気持ちが落ち着かないときに自分の行動や言葉が否定されると、すぐにカッとなることは大人にもありますよね。
 
 
子どもや発達凸凹があるとされに暴言や手を出してしまうこともあります。
 
 
ですから、闇雲に叱ったりすると
 
・どうせ自分が悪い
・誰も自分のことを見てくれない
・どうしてそんなこと言うの
 
と、子どもが怒りを感じると共に自分に対する自信をなくしてしまっています。
 
 
ですから、お母さんが上手く対応する必要があるのです。そこで、私が息子に落ちつて対応してイライラを卒業した方法をお伝えします。
 
 

◆責めない

 
 
妹を泣かせると真っ先に息子に「なんでそんなことするの!」と責めていましたが、一呼吸おいてまずは自分自身の心を落ち着かせるようにしました。
 
 
自分の怒りの感情を抑えることで子どもの感情の背景を考えることや落ち着いて話ができるようになります。
 
 
絶対に、責めるような言い方は厳禁です。落ち着いて優しい声でゆっくり伝えましょう。お母さんの声が怒っていると、子どもの気持もヒートアップしてしまいます。
 
 

◆怒りを否定しない

 
 
子どもが怒ったことを否定することは感情を否定することになります。感情は自然とわいてくるものです。怒りの感情を出さないことが大切ではないですよね。
 
 
怒らないことではなく、怒りの感情をコントロールできるようになることが必要なので、「怒ってはダメ」や「怒ったことが悪い」と怒りの感情を否定しないように気を付けましょう
 
 

 
 

◆気持ちに共感する

 
 
息子の怒りを収めるだけでなく、自信も回復できる声がけの対応をしました。それが共感することです。
 
 
息子と娘のトラブルはたいてい息子が原因です。
 
 
けれど、そこで一呼吸おいて息子の気持を考えます。そして、「○○だったんだよね」と息子の気持に共感するようにしました。
 
 
例えば
 
・「○○が嫌だったんだよね」
・「真似してほしくなかったんだよね」
・「急にビックリしたよね」
 
などと状況を見て声をかけました。
 
 
すると息子の怒りが収まってくるのです。
 
 
子どもの気持に寄り添う声がけをすることで、怒りの気持ち以外の気持ちがあることを伝えていきましょう。子どもが怒りの感情のほかにもいろいろな感情の表し方があることを学んでいくことになります。
 
 

◆伝えたいことは落ち着いちてから

 
 
相手を叩いたすることはいけないことですから、してはいけないと伝えたいです。しかし、子どもの怒りが収まっていない状態で、危険だということを話しても伝わりません
 
 
ですから、息子の怒りが落ち着いた頃に、
 
・「○○は危ないね」
・「優しく言うといいんだよ」
 
と伝えないといけないことは伝えるようにしました。
 
 
必ず伝えたいことは子どもの気持が落ち着き、聞く耳を持った時にしましょう。
 
 
 
いかがですか?
 
落ち着いて対応できるようになったことで、息子は自分で気持ちの切り替えをできるようになってきたのです!
 
 
すると私の気持ちもとても軽くなりました。
 
 

4.ぶつかった壁は親子で成長するチャンス

 
イライラしないで対応できるようになったことで次第に良い変化を感じるようになりました。
 
 
はじめは一人でぶつぶつ文句を言っていることもありますが、自分の気持が落ち着くと、「ごめんね」と謝れるようになりました。
 
 
謝ることって意外と難しいことかもしれません。すぐに謝れないのは大人にもあることです。時間がかかっても謝った時には、笑顔でgoodサインも出しましょう。
 
 
謝れたということとそれを認めてもらえてということは自分への自信回復にもつながります。
 
 
子どもも大人も自分の気持ちに共感してもらうことは必要ですよね。
 
 
たとえ悪いことをしていても真っ先に叱るのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添って共感してあげてください。
 
 
お母さんが気持ちを分かってくれたという安心感が子どもの怒りを鎮めて、自信回復にもつながります。
 
 
プレ思春期の小4男子の態度にイライラしてしまうお母さんは、自身の感情もコントロールすることが必要です。お母さんが感情的な対応をしていては子どもも鏡のように同じ行動をしてしまいます
 
 
 
お母さんが視点を変えて、対応することは、親子でステップアップできるということですよね。上手くいかないこともありますが、子どもと一緒に成長していきましょう。
 
 
 
 
すぐ怒るお子さんの対応に困っていたら読んでみてください。
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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