発達障害・グレーゾーンの子育てをしていると、「いつも子ども優先で動いている」というママも多いですよね。ですが、実はママが自分のことを優先した方が、子育てがうまくいきます!なぜママ優先の方がいいのか、その理由と具体策をお伝えしますね。
【目次】
1.ママを優先すると発達障害・グレーゾーンの子育てがうまくいきます!
2.今が脳の負荷をとるベストタイミングです
3.ママの脳の負荷をとる簡単3ステップ
◆ステップ1 検索する
◆ステップ2 行動する
◆ステップ3 家族に話す
1.ママを優先すると発達障害・グレーゾーンの子育てがうまくいきます!
発達障害・グレーゾーンの子育てをしていると、
子どものトラブルに振り回されて、自分の時間が取れない
子どもの機嫌を損ねないよう、いつも子ども優先で動いている
という方が少なくありません。
自分のことを優先することに罪悪感を感じてしまうママも多いのではないでしょうか。
ですが、実は発達障害・グレーゾーンの子育ては、ママを優先して動いた方が、うまくいきます!
なぜかというと、ママの脳に負荷がかかり過ぎていると、「あれさせなきゃ!」「これさせなきゃ!」と焦ってしまうので、余計に小言や指示出しが多くなってしまうからです。
子どもは、できていないことを注意される機会が多くなると自己肯定感が下がり、「何をやってもうまくいかない…」「どうせ失敗してしまう…」とネガティブな感情に支配されてしまいます。
すると、行動しなくなるので、脳の成長が進みづらい状況になってしまいます。
また、暴言暴力、攻撃性、うつ病、不安障害、引きこもり、睡眠障害などの二次障害につながってしまいます。
そのため、まずはママ自身が自分の脳の負荷をしっかりとることで、小言や指示出しが多くならないようにする事が必要です。
2.今が脳の負荷をとるベストタイミングです
発達障害・グレーゾーンの子どもは、4月は緊張して頑張れていても、
5月6月にぷつっとスイッチが切れてしまったり
心がぽきっと折れてしまったり
気が緩んで友達とトラブルが起きる
というのが子育てあるあるです。
子どもだけでなくママ達も、「新しい環境が苦手な子どもがどんな顔して帰ってくるのかな」と1日心配している。
やんちゃなADHDタイプの子どもの場合は、「先生に目をつけられるんじゃないか」「文句の電話がかかってくるんじゃないか」と、気が気じゃない時期です。
そんな脳に負荷がかかりやすい時期だからこそ、ママが自分の脳の負荷をとることが大切です!
ママが自分の脳の負荷をとることが上手になっていくと、子どもの脳の負荷をとるのも上手になるので、子どもの脳を伸ばすことがどんどん上手になっていきます。
そして、ママが自分の行動を上手に引き出せるようになると、子どもの行動を上手に引き出せるようになります。
すると、子どものトラブルを防ぐことができるので、子育てがうまくまわり始めます!
子どもが不安定になりやすい時期だからこそ、ママが脳に負荷をかけない生活を始めて、脳を伸ばす達人になりましょう。
3.ママの脳の負荷をとる簡単3ステップ
では、具体的にどうすれば、ママの脳の負荷をとることができるのか、お伝えしますね。
脳の負荷をとるためにやって欲しいのは、たった1つです。
自分が好きなことをやってください!
やり方としては3ステップでやっていきましょう。
◆ステップ1 検索する
お茶が好きなら、まずはお洒落なカフェを検索してみる。
「近くにないかな〜」「このお店行ってみたいな〜」と調べるのも、ちょっと範囲を広げて、例えば、「京都に行ったら鎌倉に行ったらどんなカフェがあるのかな?」と調べるのもいいです。
ハンドメイドが好きならハンドメイドでもいいし、好きな作家さんを調べてもいいですね。
体を動かすことが好きなら、ヨガやランニングもいいですよね!
◆ステップ2 行動する
調べたら、次は何か1つ行動に起こしてみてください。
おいしい紅茶の茶葉を買ってくる
おいしいカフェに行ってみる
ランニング、ヨガをする
いきなりが難しかったら、YouTubeとかインスタにもお家でできることもたくさん上がっているので、そういうものをやってみるでもいいですね。
◆ステップ3 家族に話す
行動したら、その話を家族にたくさんしてあげてください
こんなことやったらこんなに楽しかったよ〜
こんなこと調べたらこんなに面白そうだったよ〜
と、どんどん話してみてください。
ママが自分の好きなことに没頭する姿を見せることは、子どもに自主性を教える教科書になりますよ!
ポイントは、本当に好きなものを検索し、本当にやってみたいものを体験することです。
人は行動が起こる前に、感情の変化が必ずあります。逆をいうと、感情が変化しないと行動は変わりません。
つまり、人って、「やらなきゃ!」だと動けないんですが、「やりたい!」って思ったらスルスル行動できちゃいます。
ちょっとやってみようかな。
それ楽しそう!
やってみたい!
と思わせられるかどうかが脳を育てる時には大事になるので、ママ自身がそのプロセスを毎日の自分の当たり前にしてみてください!
ママが脳を伸ばす達人になって、自分の脳も子どもの脳も伸ばすことができれば、子育てがうまくいきます。
ママ自身の脳の負荷をとるために、今日からぜひ自分の好きなことを思いっきりやってみてくださいね。
反抗期の子育てに悩んでいる方は、こちらの小冊子も読んでみてください!
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)