小学校入学に備えて、持ち物の管理を楽しく身につけましょう!
発達科学コミュニケーションリサーチャーの渡辺みゆきです。
発達凸凹年長さんの就学準備〜持ち物の管理
レッスンスクリプト
小学校では、身の回りの事や持ち物の管理など、自分ですることが増えてきます。今から少しずつ、できることから身につけていきましょう。
まずは、おうちでのお片づけから。お子さんは、自分で使ったおもちゃや本・脱いだ服の片付けができてますか?
もし今、おもちゃや持ち物を片付けてくれなくて困る!ということであれば、お子さんの片付け力アップのチャンスです!
さて、ここで質問です。
片付けをしてほしい時、どのように声をかけてますか?
「片付けて!」とか「きれいにしなさい!」といった声かけをしていませんか?
実はこの声かけでは、子どもが「片付ける」や「きれいにする」といった言葉が、どういう意味なのか分からないので、片付けをしてくれないのです。
お子さんがサクッと動いてくれる声のかけ方は、例えば
「本を本だなに入れようね」とか
「脱いだ服をこのカゴに入れてね」とか
「おもちゃを白い箱に入れてね」
という風に、「片付ける」を1つ1つの動作に分けて伝えるのが正解です。
たとえ本が逆さまでも、服を雑に投げ入れても、お子さんが指示通りに動けば「本を片付けられたね」とか「グッジョブ!」という風に褒めてあげてくださいね。
そして、片付けの次にチャレンジしていただきたいのが、通園カバンの準備と片付けです。
小学生になると、明日のランドセルの準備と、帰宅時の教科書やノートの整理をしますよね。
いきなり通園カバンの準備を、お子さんに全部やらせるのは大変です。お子さんの状況に合わせてスモールステップで、自分でできるようにサポートしてあげてください。
ここでポイント、片付けやカバンの準備が「置くだけ・入れるだけ・出すだけ」といった1回の動作でできるように、棚やカゴの場所を整えてあげましょう。
ケースは、中身が見える透明・半透明のものがオススメです!発達障害・グレーゾーンのお子さんは、物が見えなくなると、物の存在そのものも忘れてしまうことがあるのです!
これが忘れ物に繋がることもあるので、要注意ですよ!
もう1つ重要なのが、場所です。持ち物のしまう場所が一目でわかるように、ラベルをつけると物が迷子になりにくいですよ。
お子さんの目線の範囲で、わかりやすい場所に棚やカゴを配置してあげてくださいね!
これで、お子さんの持ち物管理のスキルも、一気に上がりますよ!
いかがでしたか?次の動画では、学校で使う掃除道具についてご紹介します。ぜひご覧くださいね!
講師:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)