無気力なASDっ子の心に火を付ける!ママの”気持ち盛り上げ”大作戦

 

自閉傾向の子は、物事に受け身のことが多く、自分から何かにチェレンジすることって少ないですよね。能力はあるのに、もったいない!と悩んでいるママに朗報です!地道な気持ち盛り上げ作戦で、ぐんぐん行動を促すことができますよ!
 

【目次】

1.小学校の一大イベント「陸上大会」が面倒くさい?!
2.なぜ、自閉傾向の子は意欲が低いの?
3.自閉傾向の子の意欲を上げる関わり方のコツ
① 親子で一緒に活動&楽しさを実感
② 今までの記憶を呼び起こそう
③ 心に火をつける言葉のシャワー
4.自分の強みが見つかると、何でもチャレンジできるようになる!

 
 

1.小学校の一大イベント「陸上大会」が面倒くさい?!

 
 
 皆さんのお子さんは、学習や学校行事等に、主体性をもって意欲的に取り組まれていますか?
 
 
我が家には、小学校6年生の自閉傾向の息子がいるのですが、何事も受け身の態度で困っていました。
 
 
小学校中学年くらいから、通知表には全般的に「知識習得」は”大変良い”。それなのに学習態度の「主体性」「意欲」はほとんど普通が並ぶようになりました。
 
 
意欲が低く、楽しんで主体的に取り組むことができず、ただただ指示されたことを行っているのです。
 
 
子どもならではの天真爛漫さが見られず、今後無気力感が強くなり、困りごとが発生するのではないかと、ずっと心配をしていました。
 
 
 
 
そんな中、小学校5年生の終わり頃に、6年生の陸上大会の出場意思を尋ねると、「練習も面倒くさいし、出ないよ~」と言うのです。
 
 
学校でも足の速さには一目置かれていたので、親としては小学校の良い思い出になるし、順位はともあれ選抜されて大きな大会に出場したということを成功体験にしてほしいという願いを捨てきれませんでした。
 
 
しかし、無理やりさせても、やらされ感だけが残り、楽しく活動できず、文句タラタラになることは目に見えていました。
 
 
そこで、子どもの意欲を呼び起こし、自ら「出場したい!」と言わせるように、地道に対応することを決意したのです。
 
 
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2.なぜ、自閉傾向の子は意欲が低いの?

 
 
そもそも、自閉傾向の子は能力はあるのに、なぜ意欲的になれないのでしょうか。
 
 
自閉傾向の子は、感情系の発達に特性があることが多いです。
 
 
自分の気持ちを感じることや、感情表現が苦手だったり、もともと感情が盛り上がりにくく平坦になってしまう傾向があります。
 
 
何か行動を起こすときには、必ず感情が動きます。  
 
 
 
・あの芸能人のように可愛くなりたい!    
→ メイク動画をみて調べよう。
 
 
・ブラインドタッチができるようになりたい! 
→ パソコンで練習しよう。
 
 
・お小遣いを上げてほしい!         
→ お手伝いをしよう。
 
 
このように、~したい!という感情が起こると、自然と行動できるのです。
 
 
しかし、この感情が動かないと、自ら行動を促すことは難しいし、指示をしてもやらないということになってしまいます。
 
 
ですから、自閉傾向の子の行動を促す方法としては、まずは「心に火をつける」ことが最優先となります。
 
 
 
 
また、子どもは発達障害があってもなくても、を生きています。
 
 
大人のように、後先を考えて行動することができないのですね。
 
 
・親)宿題をやってから、ゲームをしてほしい。
 子ども)今ゲームをやりたい!→宿題は後回しにする。
 
 
・親)ご飯前に、おやつは控えてほしい。
 子ども)今おやつが食べたい!→ご飯前におやつを食べて、ご飯が食べられなくなる。
 
 
よって、今の行動が将来にどうつながっているのかを、点ではなく線で伝え、必要性を感じさせることも、行動へとつなげるには重要になってきます。
 
 
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3.自閉傾向の子の意欲を上げる関わり方のコツ

 
 
では、自閉傾向の子の感情を盛り上げ、行動を促す関わり方のコツについて、我が家の体験談とともに、お伝えさせていただきますね。
 
 

◆①親子で一緒に活動&楽しさを実感

 
なかなか子ども一人では、活動の楽しさを見出すことはできません。
 
 
子どもがやっていることを、親が一緒にやってみて楽しく会話をしながら、その楽しさを実感させてあげることが大切です!
 
 
我が家の息子は、大抵夕方になると、家の前でサッカーをやろうと誘ってきます。家事が気になるものの、ここは我慢をして30分程度付き合ってあげます。
 
 
その際に、前向きで楽しくなるような会話をします。
 
 
・おー!今の蹴りいいね!
 
・体を動かすと気持ちいいよね~!ママもストレス発散になるよ。 等
 
 
すると、息子の中でも、外で体を動かすのは楽しい!と感じ記憶されていきます。
 
 
また、運動会が近づいてきた頃、外遊びの合間に自ら100m走の練習をする姿が見られました。
 
 
すかさず、「よーい、どん!」と声をかけ練習につきあってあげたり、陸上部だったパパからもアドバイスをしてもらったりしました。
 
 
すると、だんだんと走ることに興味を持ち、楽しくなっていったのです。
 
 
このように、どんな活動でも、親が一緒に付き合ってあげる!
 
 
会話をしながら、楽しさを実感させる!ことが重要です。
 
 
人は、楽しい気持ちで満たされると、笑顔になり前向きになれますよね。
 
 
 
 

◆②今までの記憶を呼び起こそう

 
 
我が家には、年長さんの運動会の永久保存版のビデオがあります。
 
 
それはかけっこで1位になった動画で、家族みんなで興奮するほど見事な走りでした。
 
 
しかし、月日が経つと何かきっかけでもないと思い出さなくなりますよね。
 
 
そこで、押し入れにしまってあるビデオを持ってきて、家族みんなであの時の感動を振り返りました。
 
 
本人は、照れ臭そうにしながらも自分の過去の走りを見て、当時の状況や自分の走りの記憶を思い出していました。
 
 
だんだんと、「また、あんな走りがしたい」「我ながら、かっこいいな」と、自分の強みを再確認しているようでした。
 
 

◆③心に火をつける言葉のシャワー

 
 
目先の陸上大会のことだけを考えても、面倒な練習もあり、なかなか参加したいという意欲は湧いてきません。
 
 
そこで、私が意識したことは、頑張った先の青写真をイメージさせる声掛けをすることです。
 
 
その際、子どもの将来の夢にひっかけて話すと成功率がアップします。
 
 
~運動会、陸上競技会の選考会出場に向けて~
 
 
・「中学校で陸上部に入る時に、良い経験になるし、自信になると思うよ」
 
 
・「〇〇は、将来日本のボルトになるね」
 
 
・「運動系ユーチューバーをやるには、経験しておいたほうがよいね」 等。
 
 
このような声掛けを戦略的にかけていくことで、陸上大会参加は、自分の将来にメリットがあると感じ、「参加してみようかな~」と心が動くようになります。
 
 
このように、自閉傾向の子をやる気にさせ行動させるためには、地道に「気持ちを盛り上げる」対応や、声掛けが重要なのです。
 
 
気持ちが盛り上がってくると、自然に行動につながっていくのです。
 
 

4.自分の強みが見つかると、何でもチャレンジできるようになる!

 
 
このように、戦略的に気持ちを盛り上げるような関わり方をして、走る楽しみを実感させ、自分の強みは足が速いことだと認識させることに成功しました。
 
 
そして、陸上大会の選抜会にも参加し、見事に大会出場の切符を手にすることができました。
 
 
 
 
これからの時代は、能力も大事ですが、意欲や主体性、発信力が重要になってくると考えます。
 
 
しかし、自閉傾向の子は、気持ちが平坦、興味が内面に行きがち、努力することを嫌い、主体的に何かに取り組むことが苦手な場合があります。
 
 
なので、お母さんが、子どもの特性を理解して、子どもの得意・好きなことから、「気持ちをうまく盛り上げて、行動させる」流れを作り、成功体験を積ませてあげるようにしましょう!
 
 
子ども達は、少しずつ貯めた自信をパワーにして、主体性を持ち、強く生きていってくれることと思います。
 
 
日々のお母さんの関わり方で、子どもの人生の幸福度が変わってきます! 一緒に頑張りましょう。
 
 
 
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執筆者:松あき子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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