真夜中に突然発生する子どもの癇癪に困っていませんか?ママも寝不足でイライラが積み重なり、子どもの癇癪に巻き込まれていませんか?わが家の癇癪ボーイがママの声かけで穏やかに変わっていった体験をお話します。
【目次】
1.未明に、いきなりMAXで発生する癇癪の対応に疲れ果てた
2.子どもは自分の気持ちを言葉にできず、マイナス感情が溜まって、苦しんでいる
3.もう待ったなし。心が壊れかけてSOSを出している。一番困っているのは子どもだ
4.ママの笑顔とスキンシップで子どもに安心を与えよう!
1.未明に、いきなりMAXで発生する癇癪の対応に疲れ果てた
息子が小学3年生だった頃のことです。
寝つきが悪い息子がようやく眠り、ホッと息をついて、私自身もウトウトし始めた未明に、いきなり息子が飛び起き「ギャー!!」自分の拳で自分の頭を殴るMAXの癇癪が発生。
私は原因が分からず、ただオロオロするばかりで、息子が落ち着くまで、ただ呆然と見守る日々が続きました。
だんだんと疲れ果てていき、未明に息子の癇癪が発生すると、瞬間にイライラと感情が爆発し、「うるさい!いい加減にしろ!!」と怒鳴りつけるようになっていきました。
怒鳴っても、もちろん、癇癪が治まることはなく、逆にエスカレートするばかりで、どうすればいいのか見当もつかず、困っていました。
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2.子どもは自分の気持ちを言葉にできず、マイナス感情が溜まって、苦しんでいる
なんで、癇癪を起こしているのだろう…?癇癪には必ず、原因があるはず…?
直接的な原因が分からないならば、間接的な原因から探ってみよう!と思い立ち、遠因から考えてみることにしました。
息子はとても心配性で、不安が強い性格です。
また、ネガティブな言葉を発することがとても苦手で、わざわざポジティブな言葉に変換して話したり、ポジティブに感じたことだけを話すので、本音が分かりにくく、周囲に伝わらないことが多いです。
そういったマイナス感情を吐き出せず、心の中に溜まりに溜まって余裕が無くなり、突然、癇癪を起こしているのではないか…と思い当たりました。
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3.もう待ったなし。心が壊れかけてSOSを出している。一番困っているのは子どもだ
息子の立場に立って、私にどうしてほしいのか、何を求めているのかを考えてみました。
「学校に行きたくない。だけど、朝になったら、また学校に行かないといけない。もう嫌だ。だけど、行きたくないとお母さんに言えない。どうしたらいいの?分からない…」
息子の心は不安でいっぱい。それなのに吐き出すことができない。気持ちを言葉にできない。
だから、代わりに癇癪を起こし、私に必死に助けを求めていたんです。
息子は、このときすでに、心がいっぱいいっぱいになって余裕が全くなくなっていたはずです。
それなのに、私は息子の感情に巻き込まれ、一緒に不安になりマイナス感情を大きく膨ませてしまっていました。
私がやるべきことは、不安を断ち切り、息子へ安心を与えてあげることだったんです。
4.ママの笑顔とスキンシップで子どもに安心を与えよう!
息子の未明の癇癪が始まったら、
ステップ1 イライラした気持ちをバリバリ引きはがし、笑顔の仮面と声を装着。
ステップ2 息子の手の甲にそっと触れ、私に息子の意識が向いたら、ニッコリとほほえむ。
ステップ3 そのまま、手を腕にすべらせ、背中に両手を回して抱きしめ、一言「大好き」と丸みのある声で伝える。
この3ステップで、息子の癇癪はスーッと治まり、ニッコリほほえむようになりました。
やがて、未明の癇癪は消えていきました。
いかがでしたか?子どもの不安な感情に巻き込まれてしまったら、ママの不安な感情を断ち切り、笑顔の仮面を着けてみましょう。
いつの間にか、仮面が消え、自然な笑顔があふれ出るようになりますよ!
ママの優しい笑顔とスキンシップで子どもに安心を与えていきましょうね。
発達障害凸凹キッズの子育でのヒントをお伝えしています
執筆者:松木なおこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)