本を読み過ぎるのはなぜ?ADHD・ASDの読書好きな子どもの脳を育てる関わり方

 

本を読み過ぎる、同じ本ばかり読む、やるべきことがストップする。ADHD・ASDの読書好きなお子さんの対応に悩みませんか?その理由と、スムーズな切り替え方法で読書を楽しみながら行動力がアップした息子の体験談をお伝えします。

 

【目次】

 

1.本を読み過ぎるADHD・ASD傾向の子どもに困惑していました

 
 
子どもが読書好きなのはとってもいいこと。
 
 
たくさんの言葉に親しんでほしい!と思いますし、子どもが好きなことは応援してあげたいですよね。
 
 
文部科学省も、「読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないもの」と位置づけています。
 
 
ですが、やるべきことそっちのけで夢中になり過ぎるお子さんに困ってしまうことはありませんか?
 
 
現在小学3年生になる私の息子も、読書が好きです。
 
 
落ち着きがないタイプですが、文字に興味を持つと自分が好きなジャンルの本や説明書を熱心に読むようになりました。
 
 
ところが、小学生になると身支度や宿題などやらなければならないことが増えます。
 
 
すると、ルーティンに支障をきたしたり、学校で注意されるなど困る場面が多くなってしまいました。
 
 
 
 
そんな時、発達科学コミュニケーションに出会い、息子への対応を変えることができました。
 
 
気になると「ブラックホールに吸い込まれるみたいに」読まずにはいられなかったと話す息子が、今では切り替えの時間が短くなりました。
 
 
それだけではなく、パソコン関係の本を繰り返し読んで学び、我が家の「デジタル大臣」として活躍しています。

 
 
この記事では、好きなこととやるべきことのバランスを取って、読書で脳を伸ばす関わり方をお伝えしたいと思います。
 
 
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2.同じ本ばかり読んで切り替えできない理由

 
 

自閉スペクトラム症(ASD)のアスペルガー傾向注意欠陥多動性症候群(ADHD)のうち不注意のある息子が、 同じ本ばかり読んだり、切り替えが苦手なことには理由があります。

 
 

◆①不安が軽減される

 
 
見通しを立てるのが苦手な息子は、いつもと違うことや変化に不安を感じやすいです。
 
 
この不安の強さが、「楽しいことは繰り返しずっと続けていたい」というこだわり行動につながります。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもはみんなができていることに苦労する場面が多くありますよね。
 
 
日常生活をこなすだけで人の何倍も頑張っています。不安が強い子はなおさらです。
 
 

好きな読書に没頭すること、特に繰り返し読むことは疲れを癒して安心できる効果があるのです。

 
 

私はある時、息子が同じ本ばかり読む時は不安が大きい時期だと気づいて非常に納得がいきました。

 
 

◆②注意力が未熟

 
 
人間の注意力には4種類あり、
 
 
レベル1:一つのことに集中する
 
レベル2:大事な情報を選ぶ
 
レベル3:同時にいろんなことに注意を向ける
 
レベル4:今していることから別の行動に切り替える
 
 
この順番で難易度が高くなります。
 
 
ですから、不注意傾向がある息子にとって「レベル4:興味のあることから行動を切り替える」は、本来とても難しいことなのです。
 
 

◆③集中し過ぎる

 
 

上記のとおり、注意力の未熟さがあると、

 
 
・興味のないこと(やるべきこと)をやらず、興味のあることに一点集中する 
 

いったん夢中になると今度は他のことに注意を払えなくなる

 
 

そのため、本を読み過ぎることに合点がいきます。自分が見たいものだけに集中できる才能は、切り替えの融通がきかないという諸刃の剣でもあります。

 
 
 
 
理由を知ると、子どもに対するモヤモヤが少し軽減されますね。
 
 
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3.読書好きな息子の切り替えがうまくなり行動力も伸びた方法

 
 
このような特性のある子どもに普通に見通しを伝えても、なかなか読書から次の行動に切り替えられません。
 
 

そこで私が活用しているのが次の3つの対応です。

 
 

◆①見通しを持たせる

 
 
切り替えの見通しを持たせるためには、予告とご褒美をセットで使うのが効果的です。
 
 

「タイマーが鳴ったら、しおりを挟んでおしまいにしようね。その後おやつにしようか。」と、

 
 
 ・タイマーを使って、予告します 
 
 
 ・終わった後のご褒美を決めます 
 
 

終わりのタイミングが来たら、次の楽しい活動に誘えばいいので、切り替えがスムーズになります。

 
 

ご褒美は、モノだけでなくお子さんの好きな活動を自由に考えてみてくださいね。

 
 

◆②興味関心を示す

 
 
一方で、キリのいいところまで読み進めたい子どもの気持ちも分かってあげたいですよね。
 
 
子どもに近づいて、表情や残りのページ数、今どんな場面を読んでいるのかなどを見ると、声をかけるタイミングが掴みやすいですよ。
 
 
「面白そうだね」「この前の続きはどうなった?」
 
 
などと内容に興味を示してから、
 
 
「どこまで読んだら終われそう?」
 
 
と、やさしく聞いてあげましょう。
 
 

そして、たとえ途中でやめることができず約束の時間より遅くなっても、切り替えた時に必ず褒めます。

 

できた時に褒めることを繰り返すことで子どもの脳に「切り替えるのはいいことだ!」という記憶が貯まり、スムーズに行動できるようになるからです。

 

 

◆③ルーティンを見直す

 
 
わが家では、息子が夕食の後に食卓近くのソファで本を読み始めてしまい、なかなかお風呂に入れないことがよくありました。
 
 
そこで、
 
 
・夕食とお風呂の順番を入れ替える
 
・お風呂上がりにすぐ夕食に誘う
 
・食べ終わったら自由時間とする
 
 
このようにルーティン(お風呂・夕食・休憩時間)の順番を替えることで、親も子もストレスなく過ごせるようになりました。
 
 

息子は3種類の対応を使って、徐々に切り替えがスムーズになりました。

 

 
焦らずに変化を見守っていきましょう!
 
 
 
 
脳は楽しいことで成長します。
 
 

最近の息子は本で学んだIT知識を活かして、ミニ四駆のカスタマイズやパソコンの組み立てを自ら楽しみ、行動の幅を広げています。

 
 
気持ちの理解に苦手さがあるにも関わらず、国語の文章題に意欲的に取り組めるのは読書で培った力だと思います。
 
 
読書で気持ちが満たされると、やる気と行動力がアップします。
 
 
日常生活に支障がない程度であれば、読みたいだけ読ませて知的好奇心を育てるのも大事なことだと思います。
 
 
親も傍らで本を広げて一緒に読書を楽しめば、その後の会話も広がりますよ。
 
 

お母さんが特性を理解して、お子さんが充実した読書タイムを過ごせますように。

 
 
 
 
 
 
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執筆者:山中寧子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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