会話が続かない発達凹凸キッズの会話力を爆上げさせる!食事タイムの3つの工夫

 

発達凹凸キッズに話しかけても、すぐ「分からない」等と答えて会話が続かない、自分の思いついた事を急に話し出し、それまでの話が台無しになることないですか?家族団らんの食事タイムを、少しだけ工夫して「会話トレーニング」をしちゃいましょう!
 

【目次】

 
 
家庭では、沢山家族で会話をして笑顔で楽しく過ごしいたいのに、なかなか会話が盛り上がらないんだよね…と悩んでいるお母さんはいらっしゃいませんか。
 
 
親子で楽しく会話をするには、良好なコミュニケーションがとれていることが大前提ですが、子どもが思春期だったり、発達の特性を持っていたりすると、さらに複雑で一筋縄ではいかないですよね。
 
 
我が家には、発達凹凸キッズの小学校6年生の息子と小学校4年生の娘がいます。
 
 
2人は全くタイプが別。
 
 
息子は口数が少なく、意思表示が苦手で人に何でも合わせてしまうタイプで、娘はというと、衝動性があり人の話を遮り突然突拍子もないことを話し始めて、周囲を困惑させてしまうタイプです。
 
 
そのため、我が家では、
 
 
・私が話しかけても、息子には「分からない」「どっちでもいい」等を言われ会話が続かない。
 
・やっと盛り上がってきても、娘が突然文脈のない話を出してきて、消化不良で終わる。
 
 
というような状態でした。
 
 
 
 
今の学校教育は、昔のような知識の詰込みではなく、他者との「協働」が求められる時代となっています。
 
 
予測不可能な時代を乗り切っていくには、個人ではなく、周囲の人と協力して知恵を出し合い対処していく必要があるからです。
 
 
よって、教科書の知識よりも、将来を生き抜くための「コミュニケーション能力」や自分の考えを「伝える力」が重要になってくるのですね。
 
 
そこで、何とかして「会話力」をつけさせたいところですが、なぜこんなにも良好な会話をすることは難しいのでしょうか。
 
 

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2.会話をしている時は、脳はフル稼働している

 
 
会話って、ただ人と話をするだけでしょ?と思っている方もいるかもしれませんが、実は脳はとても複雑なネットワークを使っているんです。
 
 
脳の働きは大きく分けると、
 
 
「視覚」「聴覚」「伝達」「記憶」「運動」「感情」「理解」「思考」を司る8つのエリアに分かれています。
 
 
会話をするときは
 
 
・話す内容をまとめる:(思考)
 
 
・実際に言葉にして声を出す、口や下を動かす:(伝達)(運動)
 
 
・話を聞いて理解する:(聴覚)(理解)
 
 
・話を覚えておいて、つながるように返答を考える:(記憶)(思考)
 
 
・相手の顔を見て:(視覚)、言葉を受け取った相手がどんな気持ちか確かめる:(感情)
 
 
というように、脳の多くのエリアを使って成り立っているのです。
 
 
 
 
 
よって、発達障害の子どもは、脳の得意不得意がある為、このネットワークがうまく成り立たず、スムーズに会話をすることが難しいのですね。
 
 
しかし、脳の機能を知った上で視点を変えて考えてみると、「会話」って発達障害の子どもの脳を底上げする最善のトレーニングだと思いませんか?
 
 
親子で楽しく会話を沢山すればするほど、良好なコミュニケーションも築けるし、発達障害の子どもの発達を促すことができるのです!
 
 
私は、家族で沢山会話をしてコミュニケーションをとる!そして発達凹凸キッズの発達を加速させる!と心に決めました。
 
 
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3.食事時間を楽しい会話トレーニング時間に変える3つの作戦

 
 
そこで、まずは家族が顔を合わせることの多い食卓での会話を充実させようと、我が家で取り組んだ3つの作戦をお伝えしますね。
 
 

◆①食卓テーブルの席替え

 
 
学校でも定期的に行われている席替えです。
 
 
先生が気の合わない子どもを離したり、授業を真面目に聞かない子どもの近くに、お手本の子どもを置いたり、グループがまとまるように構成を考えたり、戦略的に行われますよね。
 
 
家族の特性や関係性を考え「会話がしやすくなる」ことを意識して、食卓テーブルの席替えをします。
 
 
例えば、我が家では、食事中もテレビをつけているので、テレビに夢中になってしまう娘は、テレビから一番遠ざけ、娘の視界に家族が入るようにしました。
 
 
そうすることで、少しずつ家族の会話に意識をするようになりました。
 
 
そして、口数の少ない息子が会話に入りやすく、パパとママが話を振りやすくなるように、息子を挟むようにしました。
 
 
このように席替えをしたことで、以前はろくに会話もせず食事をとるだけの食卓でしたが、会話をすることへ意識が向きやすくなり、家族の表情もよくなり会話が弾むようになってきました。
 
 
 
 

◆②アルバム式食卓テーブル作り

 
 
子どもとの会話量を増やすには、まず子どもの興味があることや楽しいこと、好きなことを話題にする必要があります。
 
 
話題が楽しくないと、会話が盛り上がることはないですよね。
 
 
そして、できれば家族全員が一緒に活動したことや、共感できる話題が良いかと思います。
 
 
そこで、思いついたのが、「アルバム式食卓テーブル」作りです!
 
 
楽しかった旅行、運動会、ペットのこと等子ども達が楽しく思わず話したくなるような出来事の写真を、テーブルの透明ビニールシートに挟めます。
 
 
家庭で食事をする度に、思い出の写真が目に入り、楽しかった出来事を振り返ることができます。
 
 
そして、その時の気持ちや感動が湧いてきて、「このプール楽しかったよね」と一人が言うと会話が盛り上がります。
 
 
また、一度の体験を何度も会話をして振り返ることで、再度体験したと同様の効果があり、その記憶が深く脳に刻まれていきます。
 
 
楽しかった思い出写真を話題にすると、会話も盛り上がる!かつ成功体験の記憶の強化にもつながるという、いいことづくしなのです。
 
 

◆③ ゆっくり子どもが話すのを待つ

 
 
発達が未熟な子どもは、返答するのに長い時間を要します。
 
 
すぐ大人は、「それで?」とせかしてしまったり、子どもの返答を遮り、親が発言してしまったりしますよね。
 
 
しかし、子どもが「何を言おうか、どんな言葉を使おうか」と考えいる時間が、最も脳を使っていて、実は発達のチャンスなんです!
 
 
時間のない時はイライラするかと思いますが、心に余裕を持ち「しめしめ、何を言おうか考えているぞ。脳が発達しているぞ」と待ってあげましょう。
 
 
そして、頑張って子どもが返答してきたときは、内容はいまいちでも、「よく答えられたね」等と褒めてあげましょう。
 
 
その後で、「それは、~~ということ?と質問して再度答えてもらったり、状況や気持ちを予想して代弁してあげたりしましょう。
 
 
このようにして、少しずつ「伝わった!」という経験を積ましてあげることで、人と関わることって楽しいという気持ちを持つようになり、積極的に会話をするようになり、コミュニケーション力もついていくのです。
 
 

4. 我が家の食卓の変化

 
 
我が家では、家族が集う食卓テーブルにちょっとした工夫をすることで、以前はただ食事をとるだけの食卓でしたが、今では家族で楽しく会話をしながら食事をとれるようになりました。
 
 
また、食卓以外でも、口数の少ない息子が自分から話しかけてきたり、一方的に話す娘も、相手に「先にいいよ」と譲ることもできるようになってきて、コミュニケーション力がついてきているように感じます。
 
 
 
 
このように、子どもの会話力をつけさせる為まずは語彙力をつけよう!と必死にドリル教材等に取り組ませるよりは、日常生活の中で、楽しく会話をすることを意識するけで十分効果があるんです!
 
 
子どもの発達支援は、「楽しい!」がモットーなのですね。 発達凹凸キッズの子育ては、いろんなことがうまく行かず泣きたくなるくらい大変ですよね。
 
 
それは、もしかしたら、子育ての困りごと一つ一つに対して、解決していこうとしているからかもしれません。
 
 
発達科学コミュニケーションでは、脳科学の観点から、脳レベルで根本的に発達を促していく方法が学べ、発達障害のお子さんの発達を加速させることができます。
 
 
結果、ママたちの子育てが楽になるんです。
 
 
もしも、大変な発達障害のお子さんの子育てで悩まれているお母さんがいらっしゃったら、私達と一緒に学んでみませんか?
 
 
 
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執筆者:松あき子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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