もう褒められない!発達障害・自閉症の子どものイライラママがスーッと落ち着く「怒りの自己分析」

もうイライラママを卒業したい!体調不良や時間に追われている時には、ついイライラモードに。大事なのは、どんな時にイライラしやすいのか分析をすること。自分と子どもの状況を客観的に知ることで、子育てがワンランクアップします。
 

【目次】

1.イライラママから脱却したい!多くのママの永遠の願望です
2.うまくいっていた褒める子育て、なのに…
3.自分のイライラのパターンを発見!
4.イライラする自分を予知!冷静になれた自分に花丸

 

1.イライラママから脱却したい!多くのママの永遠の願望です

 
 
毎日フル回転の忙しいママ。仕事には繁忙期と閑散期があっても、ママ業にそんなものは関係ありませんね。
 
 
さらに発達障害の子どもを育てていると、時間や体力を費やすことも増えます。
 
 
物理的には遠方の療育や通院に通ったり、現実的には癇癪やこだわりの強い子どもに振り回されたり。
 
 
自分と家族のスケジュールをマネジメントすることもママの任務。
 
 
やることいっぱい!
 
 
そんな風にフル回転をしていると、疲れがたまったり時間に追われたりで、ついイライラしてしまうこともありますよね。
 
 
そして、今は褒める育児が主流です。
 
 
熱心なお母さんは、本を読んだり講座で子育てを学んだりして、ニコニコママになろうと努力しています。
 
 
いま、この記事を読んでいるママも、子どものことを一生懸命考えて、情報を探しているのではないでしょうか?
 
 
そんな風に熱心なママほど、褒める育児がいいって分かっているのにイライラしてしまう自分に落ち込みがちです。
 
 
  
 
 
ママがイライラしていたり、余裕がないと、子どものちょっとしたワガママにカチーンときてしまったり…。
 
 
声は優しいつもりでも表情が鬼になっていたり、 ため息をついてしまったり…。
 
 
上がったり下がったり毎日がジェットコースターのような感情の波に、もう褒められない!となる前に とっておきの秘策があります。
 
 
なんだか最近イライラが多いなと思ったら、冷静さを取り戻すために、怒りの自己分析をおススメします。
 
 
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2.うまくいっていた褒める子育て、なのに…

 
 
私の子どもは5歳の男の子。自閉スペクトラムです。
 
 
発達科学コミュニケーションを学んでから、息子は保育園の先生が驚くほど変わりました。
 
 
その理由はわたしが子育てを変えたからです。
 
 
ただ褒めるのではなく脳に届く褒める声掛けで、子どもにポジティブな記憶が定着する褒め方を続けたからです。
 
 
それまでは、話かけても知らんふりで会話は一方通行。
 
 
自分が何かしてほしい時だけ近くに来て、あれやって~、これほしい、と要求の言葉だけ。
 
 
それが今では「ママ、見て~」と絵本を見せながら来てくれます。
 
 
私が息子にやったことは、褒める声掛けをとにかく増やしました。
 
 
会話のできる脳に育てるために、最初の頃はとにかく1日の会話のうち、褒める会話を8割にすることを目指す日々。
 
 
そして、おうち療育もだんだん上手になってくると、怒ることもほとんどなくなりました。
 
 
私も自分の子育てに自信がついてきて、子どもの成長にワクワクしていました。
 
 
「褒めて育てることができているな」
 
「この調子だともっともっと会話のできる脳に育てられるぞ」
 
 
ところが、そんな自信がついてきたある日、息子が保育園登園前にまだ着替えていないことに、瞬間的にカーッとなって怒ってしまったのです。
 
 
「まだ着替えてなかったの?早くして!」
 
 
 
 
目指すのは褒めが8割だから、たった1回のことはそんなに気にしなくてもいいのかもしれません。
 
 
それでも怒ってしまうと、今までの積み重ねが全て台無しになる気がして、とても反省して落ち込みました。
 
 

3.自分のイライラのパターンを発見!

 
 
そこで、イライラの原因を振り返ってみました。
 
 
その日以外にも自閉症の息子が全く同じ事をしていても「怒ってしまう時」「怒らないでいられる時」があることに気がついたのです。
 
 
怒ってしまった時の状況を振り返ってみると、私は、時間に間に合わなそうだったり、遅れてしまうとイライラしやすいんだ!と気が付きました。
 
 
そこで、イライラしてしまう状況を怒りの自己分析に当てはめてみました。
 
 
 
 
これはABC分析とも言います。
 
 
下記のように、「B 子どもの行動」に対して「A」と「C」の大人が変えられる状況、をどう変化させるかを分析します。
 
 
A(状況)いつも家を出発してる時間に遅れそう
B(子どもの行動)そろそろ保育園へ行く時間なのにまだ着替えていない
C(結果)私がイライラする
 
 
変えたいのは「B」子どもの行動。
 
 
息子には時間までに着替え終わっていてほしいのです。
 
 
ただ、5歳の息子をすぐに時間通りに動けるようにするのは難しい。
 
 
そして、「C」の遅れそうになるとイライラするという自分の傾向をすぐに変えることも難しい。
 
 
それなら、「A」時間がギリギリになって遅れそうになっている時に、「C」私はイライラしやすい、って事を認識すれば、怒る前に自分で気づけてセーブできるはずだと判断しました。
 
 
それでもだめだったら、家事は後回しにして、「A」遅れないように行動するのを第一優先にしてみよう!と決めました。 
 
 
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4.イライラする自分を予知!冷静になれた自分に花丸

 
 
後日、まさにイライラパターンが発生しました。
 
 
そろそろ保育園へ行く時間なのに息子がまだ着替えていない。
いつも家を出発してる時間に遅れそう
イライラ
 
 
というパターンが発生しました。
 
 
そこで、
 
 
「あ!イライラしてる!こういう時怒りやすいから注意、注意!」
 
 
と、自分の状況を認識したおかげでイラッとする場面で突発的に怒らなくて済んだのです。
 
 
そして、大事なことは「C 結果」をポジティブな記憶として子どもの脳にインプットさせることです。
 
 
それは「時間までに着替えられたね」と褒めて、一連の行動を締めることです。
 
 
この1つのパターンを褒められた記憶で蓄積すると、子どもは褒められてうれしい行動を繰り返すようになります。
 
 
そして、褒められる行動が定着していくのです。
 
 
 
 
もう一度、おさらいしますね。
 
 
イライラママになってしまった時、なんで怒ってしまう状況になったのかを
 
 
「A 状況」→「B 子どもの行動」→「C 結果」で分析
 
 
「A 状況」を変える、そして「C 結果」をポジティブな記憶に定着づける、です。
 
 
もしかしたら皆さんもイライラママになる時のパターンが見えてくるかもしれません。
 
 
もしも褒めよう、褒めようと思っているのに、今日も怒っちゃったと自己嫌悪されている状況でしたら、ぜひ怒りのABC自己分析をおすすめします。
 
 
ただいつもニコニコしているママがゴールではありませんよ。
 
 
疲れてどうしようもない時は「今日のママの仕事はおしまいでーす」「つかれちゃったー」と休業宣言をしてしまいましょう。
 
 
子どもにSOSを出せるママ、ゆるみを見せられるママであれば、しんどい時は誰かを頼っていいということを子どもに教えられます。
 
 
自然体のママが子どもたちの一番好きなママなのではないでしょうか。
 
 
 
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執筆者:桜山 尚
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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