発達障害グレーゾーンの高校生の段取り力が発達する!場当たり的な生活を改善できた記録

 

発達障害グレーゾーン・高校生になっても場当たり的な生活をしていて困っていませんか?先の見通しがもてない原因には、脳の発達の未熟さによる「苦手」が大きく関係していることも。いつも場当たり的な生活を送っていた子どもが段取り力をつけた経緯についてお話しします。
 
 
 

【目次】

 
 
 

1.いつも場当たり的な生活をする子どもに困っていませんか?

 
 
子どもがいつも場当たり的な生活をしていることに困っていませんか?
 
 
うちの息子は中学3年生頃まで、家族で出かける出発時間を伝えていても、「出かけるよ」の声を聞いて初めて支度を始める状況でした。
 
 
学校の長期休暇はいつも最終日にかなりの量のやり残しの宿題が発覚し、徹夜でしていました。
 
 
高校生の時、歯科医院まで一人で行く機会がありました。
 
 
そこで息子と一緒に、用紙に逆算した出発時間などを記入してみました。
 
 
すると息子は予約時間に間に合い、受診できたのです。
 
 
行動を分解したメモがあれば上手くいくことを発見できました。
 
 
それからは、要領を理解した息子は、時間を伝えただけで時間までに支度を済ませることができるようになりました。
 
 
 
 
けれど高校3年生になっても生活は場当たり的で、1日の段取りができるとはとても言える状態ではありませんでした。
 
 
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2.発達障害の子どもが先の見通しを持ちにくい原因とは?

 
 
どうして発達障害の子どもは先の「見通し」が苦手なのでしょうか?
 
 
ここでは子どもの脳の発達に注目してお話していきます。
 
 
発達障害の子どもは、脳の未熟さのために、やらなければならないことはわかっていてもやるべきことがわからず、計画を考えることができていない状態なのです。
 
 
さらに、子どものうちは時間感覚も十分に育っていません
 
 
そのため、時間を逆算して行動することが難しいのです。
 
 
 
 
しかし、子どもは自分が「したい」と思えば、行動はできるのです。
 
 
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3. 自分で考えると動き出せる

 
 
息子は大学受験を目指す予備校生になりました。
 
 
予備校では学習計画を立て、予備校を出るまでのスケジュールを書いたようでした。
 
 
すると息子は寝る時間までに“やるべき事”を先に済ませるようになりました。
 
 
時計を見て時間を確認すると、行動を開始していたのです。
 
 
この姿は親がリビングで作業をし、時間で作業を区切る姿に似ていました。
 
 
息子の生活リズムはルーチン化していたし、自分で考える行動もできていました
 
 
息子は大学生になったら一人暮らしを希望しています。
 
 
そこで、本番前のお試しをすることにしました。 
 
 

4. さらに段取り力を試した方法とは?

 
 
夫が5日間の出張になり、私も付いて行くことにしました。
 
 
数か月前に息子に伝えたところ、「いいよ」と軽い返事でした。
 
 
出張が近づき、息子に再度伝えると「え~っ」と自信のない返事をしつつも、「大丈夫、よ~しできる、できる」と半分楽しみな様子でした。
 
 
5日間で試す前に、両親が1泊2日の出張に出ましたが、息子は問題なく過ごすことができました。
 
 
5日間の一人暮らしでは、息子には、日にち別の家事をまとめた一覧表を作成して、手渡しました。
 
 
月曜・木曜は燃えるゴミを出す日、新しいゴミ袋は〇〇の場所に置いてある、など必要最低限の事を記しました。
 
 
もしもの時の連絡先として、祖父母や私の友人の電話番号も記しておいたのですが、息子は何か聞きたいことがあるとLINEを送ってきました。
 
 
出張から両親が帰宅すると、家の中はほぼいつも通り。
 
 
両親の中で息子の評価は急上昇しました。
 
 
息子の感想は、 「(一人暮らしは)疲れた。だって、全部自分でやらないといけないから」と言っていました。
 
 
生活そのものは、昼と夕食は購入品で済ませ、風呂は毎日入り、洗濯は1回行ったということでした。
 
 
ゴミ出しは、一度だけ出し忘れたそうです。 洗濯は干すまでに時間がかかり、寝る時間が遅くなったそうです。
 
 
とはいえ、「結構、(精神的に)楽だった」とも言っていました。
 
 
 
 
子どもの力を試すことで、親も子どもも自信がつきますね。
 
 
自信がついた子どもは、しっかり考えて行動するようになります。 
 
 
子どもの生活リズムが整っているなら、子どもの段取り力をアップさせる試みをしてみるのはいかがでしょうか。 
 
 
 
 
 
 
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執筆者:宝井あつみ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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