子どものやりたい!にどのくらい応えてあげられていますか?どんな理由で応えてあげられていませんか?ママの「どうしよう」という不安が邪魔をしているのであれば、ママがちょっと考え方を変えて行動すると子どもの本当の姿が見えてきます。
【目次】
1.子どもに振り回されて「〇〇したらどうしよう」見えない不安と向き合う毎日
私には自閉症スペクトラム(ASD)傾向、動画視聴がやめられない不登校の小学一年生の男の子がいます。
アニメや動画の影響で「スケボーしたい」と以前から言っていました。
子どものやりたい事を応援したいという気持ちはあるので近くで体験できる場所を探すまではやってみたのですが、予約するまでの行動は起こせませんでした。
なぜならば、息子は動画視聴をやめられず、行動の切り替えが苦手。時間通りに行動できず、外出のたびにハラハラドキドキしていたからです。
・遅刻したらどうしよう?
・時間通りに出発できるかな?
・当日気がかわったらどうしよう
・ホントに行く気あるのかな?
そんな不安な気持ちばかりが先に立ってしまっていたのです。
当時は子どもを何とか連れて行こうとして、怒ったり、カマをかけたり良くない対応をしていました。
また、自分で行きたいと言って予定を組んだのに当日気が変わって「行かない」と言い出して予定をキャンセルする事も何度もありました。
次第に私は「ホントに行く気あるのかな?」なんて子どもを信用することもできなくなっていました。
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2.それってほんとにそうなるの?やってみないと分からない!
ある日の事、また子どもが「スケボーやってみたい」と言い出しました。
何度も言っている事だからホントにやりたい事なんだなと改めて思いました。
子どもがやりたい事、やらせてあげたい!
じゃ、どうしてできないの?
スケボー体験に予約しないから。
どうして予約しないの?
遅刻するのが嫌だから。当日気が変わると嫌だから。
それって本当にそうなるの?
いや、その時になってみないと分からない。
じゃ、どうしてやらないの?
「やってみないと分からない」という答えにたどり着く問いばかりを自分に繰り返していました。
子どもが自分で体験教室を探す事、予約をする事、お金を払うこと、我が家の息子の様に小学一年生が一人でできるでしょうか?
子どもがやりたい事をやるにはどうしても親のサポートが必要です。
そこを親の考え方で子どものチャンスを無くしてしまっていると気づきました。
イチかバチか予約してみよう!ホントにやりたければ行くだろうし、行けたら万歳。行けなければキャンセルの電話を入れれば済むことと割り切る事ができました。
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3.スケボー体験を通して発見できた子どもの力
そしてついに、事前に調べてあった教室を予約することにしました。
子どもにレッスンの内容の動画を見せてやってみたいかを確認し、受けるレッスン枠を相談して予約をしました。
レッスン当日、レッスンの時間の確認をして出発までの家での予定と出発時間を子どもと確認するといつもの家でのルーティンが終わったところで「行くよ!」と自分から動き出しました!
外出の時は声掛けをしても全く動かない息子が自分で身支度を整えて予定よりも早く出発することができたのです。
そして45分の学校の授業が長いと言っていた息子。その倍の90分のレッスンを「話が長すぎなんだよー」と休憩時間に漏らしながら、最後まで黙って説明を聞くことができました。
レッスン中もプロテクターを付けたり自分でできる事は自分で積極的に行動していました。
やらされるのではなく楽しみながらやっている姿に、やっぱり本当にやりたい事だったんだなと実感しました。
レッスンが終わった後は
できたよ!
楽しかったぁー!
あとスピードだけなんだよ!
スケボー買う!
と嬉しい感想も聞けました。
数日後、実際にスケボーを購入し自宅で練習しています。
親の勝手な思い込みや常識を捨てて、子どもを信じて行動して良かったと子どもの満足感でいっぱいの笑顔を見て思いました。
好きな事なら行動できる!いつも以上の力を発揮する子どもの持っている力を見る事が出来ました。
いかがでしたか?ママの当たり前を変えて行動すると子どもが本当の力を発揮して最高の笑顔を見せてくれますよ。
あたり前を変えたママたちがやっていること知りたい方はこちら
執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)