子どもはスケジュール管理をやらないではなく、できないが正解!子どもワクワク対応法

 

スケジュール管理ができない!どうやったら自分から動くようになるの?と頭を抱えているママ、それはやらないのではなく、できないが正解です。子どもが自分からするようになるにはどういう工夫が必要か、楽しくできる関り方についてお伝えしていきます。
 

【目次】

 

1.できる子はできるのに、なぜわが子はできないのだろう…

 
 
ママのお悩みでよく聞かれる、子どもが自分から動いてくれない、テキパキと行動ができないという悩みがあります。
 
 
つまり自己管理能力が低く、スケジュール管理ができない、ということです。
 
 
まさに我が子もそのタイプに当てはまります。
 
 
「お風呂入ってね」
「お風呂まだ?」
「いつ入るの?」
「早くしなさい」
「いつまでテレビ観てるの!!」
 
 
こんな声かけが日常茶飯事でいつも私が指示出しをしていました。こんな毎日が続くと、更に気になることが増えていきます。
 
 
✔何度言ってもサッと動かない
 
✔何度言っても自分から行動しない
 
✔何度言っても変わらない
 
✔時間の感覚がなくずっとだらだらしている
 
✔ママが急いでいる時でもマイペース
 
✔焦っているのはママばかり
 
✔最終的には怒って急かしている
 
 
 
 
我が子がママの期待通りに動けないことにイライラしてしまう毎日。
 
 
そして、行動が遅いうえに、時間感覚もなく、朝の準備に時間がかかり、園でも学校でも切り替えが苦手でした。
 
 
宿題も直ぐには終わらず、寝る準備もずるずると遅くなる。どうして何度も声かけをしているのに分からないんだろう…とずっと思っていました。
 
 
ママが怒ってしまうと、もしかしたらやれていたかもしれないのにその機会を奪ってしまった…と、子どもの成長に焦りも感じていました。
 
 
私は以前、園長先生をしていたので、できるようになる子もたくさん見てきていたのです。
 
 
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2.脳を発達させるという概念をお持ちですか?

 
 
身体の見た目はどんどん成長していますが、実は目に見えない脳の成長に子どもが行動できない理由があります。
 
 
実は指示出しばかりされると、「自分で気づいて自分で動く」という脳内のルートが発達していきません
 
 
子どもは決してわざとやらなかったり、しようとしなかったのではなく、やりたくてもできない状態だったのです。
 
 
更に、ダメ出しばかりされていると、やろう!という気持ちも、できる!という自信も沸き起こらなくなっていくんです。
 
 
 
 
子どものことを想って指示を出していたのに、逆に脳の発達を阻害してしまっていた、ということになります。
 
 
また、脳の中で気持ちや行動の切り替えをする部分もまだ未熟なため、切り替えがうまくできません。
 
 
繊細な子はさらに感覚が過敏であらゆる刺激に反応してしまうので、注意散漫になりやすく集中が難しいとも言えます。
 
 
子ども自身の特性とはいえ、このまま時間感覚が薄いと、日常生活でも集団生活でも困ってしまうことになりますし、将来のことを考えると困りごとが目に見えて分かります。
 
 
私たち親は行動の部分については、小さい時から成長を促そう!と必死になりますが、脳を成長させようという発想にはなかなかなりません。
 
 
であれば、子ども自身の力で気づいて動く力を脳科学的な関りで育ててみませんか?
 
 
脳を育てると行動が一気に変わっていくんです!
 
 
次で関わり方について説明していきます。
 
 
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3.子どものワクワク感が自己管理能力につながる

 
 
ポイントはママが今までの関わり方を変えるということと、子どもがワクワクできる環境にするということです。
 
 

◆声のかけ方を変える

 
 
①指示出しは質問に変換する
 
 
子どもに考えてもらう質問を出すようにします。小さな質問から始めてみてください。
 
 
例えば、
 
 
「水筒忘れてるよ」ではなく、「何か忘れてない?」に変換。
 
「今日の習い事はプールだね」ではなく、「今日の習い事はなんだったかな?」に変換。
 
「早く学校に行くよ!」ではなく、「お家を出るのは〇時〇分だったかな?」に変換
 
 
 
②待つ時間を3倍にする
 
 
子どもは親から指示を出された時、声が届いていないように見えてしまいますが、脳に声が届くまでには時間がかかってしまいます。
 
 
ですから、じっと考えている時間にこそ脳の発達があるので、お願いしてから動き出すまではしばらく待つようにしてみましょう。
 
 
③肯定の言葉を今の10倍に増やす
 
 
肯定の注目は自信を育て、自信は行動力の源になります。たくさん褒めてあげましょう!
 
 
 
 
④否定の言葉は10分の1に減らす
 
 
否定の注目は自信を奪うので、勇気をもって言うのをやめていきましょう。
 
 

◆環境調整をする

 
 
我が子はある取り組みをしてから自分で時計を見て動けるようになりました。
 
 
①ルーティン作りをする
 
 
朝ごはんは6時50分から
 
着替えるのは7時20分から
 
宿題は15時30分から
 
 
こまかく基本の時間を決めました!「あっ!〇〇の時間だ!」と脳にルーティンを刻んでいきます。
 
 
②読める時計!を見える所に置く
 
 
子どもが読みやすい時計を活用することで、ほんの数日で時計が読めるようになりました。
 
 
合言葉は「今なんじー?」と言って、時間を意識し、読んでもらうことです。1分単位まで読むことができるので正確に時間を把握することができるようになります。
 
 
細かく時間が書かれているので「分からない…」と言うことはなくなります。
 
 
 
 
③タイマーを使う
 
 
これは必須アイテム!!です。あと何分で今していることを終わらせる?を可視化してくれます。
 
 
この時計は左側がタイマーになっていて、緑の部分で残り時間が何分あるかが分かるようになっています。
 
 
 
 
このような環境を準備して「トレーニングをするぞ!」ではなく「楽しくやるぞ!」の気持ちで取り入れるのがコツです。
 
 
あくまでもゲーム感覚でやってみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:むらかみりりか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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