ママにだけ癇癪!発達障害の「すぐ人のせいにする子」が素直になる対応のコツ

 

何でもママのせいにしてママにだけ癇癪を起こす子どもに困っていませんか?発達障害の子がすぐ人のせいにして怒るのは、自信のなさや不安が関係しているのですよ。すぐママのせいにする怒りっぽい子が素直になる対応についてお伝えしますね!
 

【目次】

1.ママにだけ癇癪!何でもママのせいにする怒りっぽい子に困っていませんか?
2.発達障害の子が「すぐ人のせいにする」のは何故?
3.すぐママのせいにする子が素直になるとっておきの対応

 
 

1.ママにだけ癇癪!何でもママのせいする怒りっぽい子に困っていませんか?

 
 
「忘れ物したのはママのせい!」
「うまくできなかったのはママのせい!」
 
 
何でもママのせいにして怒る、ママにだけ癇癪を起こす発達障害の怒りっぽい子困っていませんか?
 
 
ママには関係がないのにママが悪いと怒りが向かってくると、つい「自分が悪いんでしょ!」と言い返したくもなりますよね。
 
 
我が子も小学校に行き始めたころから、何かにつけママのせいにして怒り、「ママが悪い!」「ママがなんとかして!」と怒り叩いてくことがありました。
 
 
何を言ってもヒートアップする娘に、だんだんイライラを隠せず怒り返したり、正論を叩きつけ、毎日親子バトルをくりかえしていました。
 
 
その結果、娘は些細なことでもママのせいにして怒り、ママにだけみられる癇癪はさらにひどくなり、暴言暴力まで起こすようになりました。
 
 

 
 
うちはそんなにひどくないから大丈夫と思ったママは要注意です!
 
 
間違った対応を続けると、娘のようにあっという間にひどくなりますよ。
 
 
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2.発達障害の子が「すぐ人のせいにする」のは何故?

 
 
では発達障害の子はなぜ、すぐ人のせいにするのでしょうか?
 
 
理由の多くは、自分を守るたです。人から批判されたり責められる怖さや不安から、自分を守ろうとして矛先をママに向けるのです。
 
 
ですから自信がなく、人からの評価を気にするタイプに多くみられます。
 
 
人の評価、ママからの評価を気にすると言うことは、普段から叱られることが多いタイプ、もしかしたらママが否定的な言葉を多く使っていることも原因の一つかも知れません。
 
 
特に発達障害の子や、繊細な子はママは怒っているつもりではなくても子どもは怒られたと感じてしまうことがあります。
 
 
また、ママのせいにばかりして責任逃れしていると思うかも知れませんが、責任感が強い子にも多くみられます。
 
 
「お姉ちゃんなんだから!」と置かれた立場に責任やプレッシャーを感じる場合がそうです。
 
 
ですから、プレッシャーを感じやすい子や完璧主義の子、失敗したときに責められ良い結果ばかりを褒められてきた子にもよくみられます。

 
 

 
 
そのうち落ち着くかなと同じような対応で様子を見ていると、ママへの癇癪がどんどんひどくなる可能性があるので、今すぐ対応を見直して貰いたいです!
 
 
次に、何でもママのせいにして、ママにだけ癇癪を起こす子の素直さを取り戻すにはいったいどうすればいいのかお伝えしますね!
 
 
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3. すぐママのせいにする子が素直になるとっておきの対応

 
 
それは意外と簡単です。
 
 
ママのせいされたことには触れないことです。「ママのせいにしないで!」と怒るのはもってのほかです。
 
 
問題の焦点がずれてしまうだけでなく、子どもは否定されたと思い、怒りはさらにヒートアップしてしまいます。
 
 
忘れ物をしたり、上手くできなかったりしたときには、怒られたくないという気持ち、多大なプレッシャーと不安に苦しんでいます。そんな中なんとか自分を守ろうとして、ママのせいだと言っているのです。
 
 
それをまた否定され怒られたらどうなるでしょうか? 子どもは追い詰められてしまいます。
 
 
慣れるまでは少し大変かも知れませんが、ママのせいにされても気にせずスルーしてくださいね。
 
 
そして、子どもの嫌だという思いに共感してあげてくださいね。負の感情に対して時間をかけて寄り添うことで、子どもの気持ちが落ち着きますよ。
 
 
ママが気持ちを分かってくれたと気が付けば、子どもは気持ちを切り替え、自ら動き始めますよ!
 
 

 
 
いかがでしたか?
 
 
ママのせいにする子は完璧主義で頑張り屋さんで、不安が強い子に多いのです。どうしようもない思いをつい大好きなママに分かって貰いたくて、気持ちをぶつけていることが多いのです。
 
 
ですから、ママのせいにされたからといって、いちいちママは怒らないでくださいね。
 
 
慣れるまでは少し大変かも知れませんが、ママはママのせいにされたことには触れず、スルーしましょう!
 
 
スルーをして、子どもの気持ちに寄り添うことを続ければ、ママのせいにしなくても気持ちを切り替えられるようになりますよ。
 
 
あんなにママのせいにして怒っていた娘も、今では忘れ物をしてもママのせいにはしません。
 
 
取りに帰りたいとき、「ごめん。忘れ物したから取りに戻ってもいい?」と癇癪をおこさず謝ったり、提案やお願いをできるようになりました。
 
 
なんでもすぐママのせいにする子どもに悩んでいるママのお役に立てると幸いです。
 
 
 
 
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執筆者:優木はるこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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