中間反抗期?発達障害?癇癪・暴言がひどい小学生が素直になる親の対応

 

小1のひどい癇癪や暴言は、中間反抗期や発達障害、反抗挑戦性障害の可能性があります。原因が何であれ、様子見は厳禁!即対応がお勧めです。小1で癇癪や暴言がひどい子が素直になる親の対応についてお伝えしますね。
 

【目次】

1.小1なのに反抗期!?ひどい癇癪・暴言に困っていました
2.癇癪がひどい原因は中間反抗期?発達障害?反抗挑戦性障害?
3.反抗・癇癪・暴言がひどい子が素直になる対応
①ストレスゼロ作戦!
②全肯定

 
 

1.小1なのに反抗期!?ひどい癇癪・暴言に困っていました

 
 
小学1年生になって急に、
 
 
・言葉遣いが悪くなった!
 
・怒りっぽく、乱暴!
 
・生意気!
 
・イライラしてすぐに癇癪を起こす!
 
・母にだけ反抗!暴言をはく!
 
 
小学生になって荒れ始めた我が子に、もしかして発達障害?反抗期?と悩まれていませんか?
 
 
実は私の娘も小学校に行き始めたころから急に言葉が悪くなり、母にだけ反抗的な態度をとり、些細なことで癇癪を起こすようになりました。
 
 
優しかった娘に「ママなんか大きらい!」と言われて、ビックリしたのを今でもはっきりと覚えています。
 
 
「小学生になるとみんな口が悪くなるよ!うちもね…」 ママ友に励まされ、先生からは「学校では問題ないです!頑張っています!」と言われ、こんなものかな?そのうち落ち着くかな?と様子を見ていました。
 
 
そして「親に向かってそんな言い方はダメでしょ!」と強く叱ったり、諭したりしてしまいました。
 
 
その結果、さらに暴言・暴力はひどくなり、不登校になりました。生活も回らないくらいに荒れてしましました。
 
 
 
 
発達科学コミュニケーションに出会うまでの2年間、私たち家族はどん底の生活を送る事になりました。
 
 
「ママは悪くないよ!十分に頑張っている!」 確かにそうですが、頑張りどころを間違っていては状況は良くなるどころか悪化します。
 
 
私はもっと早く正しい対応を知り、自分の頑張りどころを変えていればあんなにひどい状況にはならなかったと後悔しています。
 
 
ですから、もし小学校に行き始めて、少しでも反抗や癇癪がひどくなったと感じているのであれば、反抗期?発達障害?と悩む前に、今すぐ対応を変えて欲しいと心から願っています。
 
 
ママが変わるとお子さんも必ず変わりますよ!
 
 
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2.癇癪がひどい原因は中間反抗期?発達障害?反抗挑戦性障害?

 
 
反抗や癇癪がひどくなる原因は色々と考えられます。
 
 
1つが中間反抗期です。
 
 
年長から小学校中学年ころは中間反抗期と言われ、何でも自分でやりたがる時期になります。外ではいい子を振舞うのに、家では今まで見られなかったような口答えや屁理屈を言い、反抗的な態度が増える時期です。
 
 
しかしまだまだ甘えたい時期でもあります。特に小学1年生頃は、きょうだいの誕生や小学校入学など、環境の変化が大きく心が不安定になりやすい時期です。
 
 
ですので反抗的で言うことを聞かない、癇癪が増えやすい時期になります。
 
 
2つ目は、発達障害の影響です。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんの中には、幼児期は大きな困りごとがなくても、小学校に入り集団生活が始まってから困りごとに気が付くケースもよくあります。
 
 
例えばこだわりが強い、気持ちを言葉で伝える事が難しい、対人関係が苦手、感覚の過敏さがあり集団のザワザワが苦手など…
 
 
これらのストレスが誘因となり癇癪が酷くなることも考えられます。
 
 
3つ目は、反抗挑戦性障害です。
 
 
頑固で人の言うことを聞かない、怒りっぽいなど、反抗的な症状や行動が6か月以上続く場合は、反抗挑戦性障害の診断を受けることがあります。
 
 
さらに、うつ病や不安症から反抗的な態度がみられることもあります。
 
 
近年、子どものうつが増加しています。発達障害による特性が絡んでいることも多く、また学校問題が原因になっていることが多いと言われています。
 
 
これらを正確に判別することは難しく、もちろん専門家の医師による診断が必要になります。
 
 
しかし何が原因であれ、過去の私のように厳しくしつけたり、感情的に怒ることで、事態は悪化の一途を辿ります。
 
 
私たち親子のように苦しむ親子が一人でもいなくなるように、次に今すぐ試して欲しいママの対応をお伝えしますね。
 
 

 
 
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3.反抗・癇癪・暴言がひどい子が素直になる対応

 
 

◆①ストレスゼロ作戦!

 
 
ストレスゼロ作戦!とは名前の通り、ストレスを取り除く作戦です。
 
 
ストレスを感じない期間をしっかりと作ってあげることです。
 
 
例えば、宿題のストレスが大きいのであれば、先生に相談して宿題を減らして貰ったり、やらなくても怒らないように配慮をお願いするなどです。
 
 
学校に行くこと自体にストレスを感じているのであれば、休ませてあげることもひとつです。
 
 
小学校へ行き始めると同時に新しい習い事を始める方も多いとは思いますが、もし習い事に疲れているようであれば、一度休ませてあげることも得策ですよ。
 
 
特に低学年のうちは、子ども自身も何にストレスを感じているの分からないことが多いので、ママがよく観察してストレスの原因を取り除いてあげましょう。
 
 
小学校に行き始めてから、反抗や癇癪が増えたのであれば、楽しそうに見えても実は学校自体がストレスになっていることが多いですよ。
 
 
さらにここで1点気を付けておきたいのが、ママが知らず知らずのうちに子どもにかけているストレスです。
 
 
・運動が苦手だから体操教室に通わせる
 
・字が苦手だからドリルで特訓!
 
・苦手な野菜を根性で食べさせようとする
 
 
このようにもし、小学校で困らないように、子どもの為だと思い、なんとか苦手を克服させようと無理をさせているようであれば一度見直しましょうね。
 
 

◆②全肯定

 
 
次に一番大事なこと、それは子どもを全肯定することです。何をしても子どもを認め褒めることです。
 
 
小学校が始まると、新学期頑張って欲しいと思うママ、頑張ろうと無理をする子ども…
 
 
つい、宿題やったの?早くしなさい! 忘れ物はない? などの声かけをしてしまう方は多いと思いますが、このような声かけは子どもにとっては否定的で、怒られたと感じやすい声かけになります。
 
 
指示を出すような否定的な声かけは封印して、できている事だけを褒める声かけに変えてみてくださいね。
 
 
例えば、帰宅後ランドセルをポーンと玄関に置きっぱなしにしたとしても、「おかえり!」と笑顔で迎え入れ、ランドセルのことはスルーします。
 
 
宿題せずにおやつを食べていたとしても、「美味しそうに食べているね!」と笑顔で一緒に食べるてみるのもいいですよ!
 
 
ポイントは、宿題をしていないことに注目するのではなく、今できていることだけを褒めることです。
 
 
声をかけるとうるさい!と言われるなら、優しい視線やグッジョブ!などのジェスチャーで伝えることもおすすめです!
 
 
子どもだって新しい環境と生活に、疲れやストレスが貯まっています。
 
 
特に癇癪や反抗的な態度が増えているのであれば、なおさらです。癇癪や反抗は、お子さんからのSOSかも知れません。
 
 
ストレスを取り除き、ご機嫌で過ごす時間が増えていくと、子どもに自信が戻り、自ら動き始めます。
 
 
私は小1の初期に対応を間違ってしまったので、子どもの元気を取り戻すまで非常に時間がかかりました。
 
 
しかし発達科学コミュニケーションを学び、ストレスの減らし方、褒め方のバリエーションをたくさん知ったことで、今では素直さと優しさを取り戻し、思春期にも関わらず反抗的な態度はなくなり、楽しく会話ができるようになりました。
 
 
もし小1の子の反抗的な態度や癇癪に悩まれいるのであれば、今すぐ対応を変えてみてくださいね。 きっと毎日笑って過ごせる日がくるはずです!
 
 
 
 
 
 
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ひどい癇癪が落ち着く対応をお伝えします

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執筆者:優木はるこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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