勉強しない不登校小学一年生!父親とのゲーム交換日記で国語力をアップ

 

不登校になってから毎日YouTubeとゲーム三昧、絵本を開くことも嫌い、勉強をしなくなった息子が文字に触れる機会を増やそうと父親と始めた交換日記。会話を増やし継続させた我が家の作戦をご紹介します。
 

【目次】

1.ゲームばかりの不登校生活、無理強いせずに国語力をキープしたい
2.不登校中でも国語力を伸ばしたい理由
3.小学一年生の息子が父親と交換日記を継続させる2つの作戦
①読ませない、書かせない「勉強しない作戦」
②好きなゲームで子どもの欲求を刺激「子ども先生作戦」
4.回答率が上がりやる気もアップ!不登校中の息子と父親の交換日記

 

1.ゲームばかりの不登校生活、無理強いせずに国語力をキープしたい

 
 
我が家には発達凸凹グレーゾーンの小学二年生の息子がいます。
 
 
小学一年生のゴールデンウイーク明けから登校渋りが始まり、6月に入ってからは不登校となりました。
 
 
もともと読み書きが苦手だったこともあり、小学校の授業は辛いものだったのだと思われます。
 
 
不登校でも学習習慣があって家で勉強ができれば安心しますが、そんな様子は全く感じられませんでした。
 
 
 
 
・勉強しよう
・〇時からドリルしよう
・ドリルやってから動画見ても良いよ
 
 
など声掛けをすると機嫌が悪くなってYouTubeやゲームに没頭し、勉強をしない日が続きました。
 
 
絵本を開くことも嫌がるようになり字を自分で読むことも、親子で会話をすることも減っていきました。
 
 
不登校生活でも勉強ということを意識せず、楽しく国語力を伸ばしていきたいという思いで閃いたのが父親との交換日記でした。
 
 
交換日記を始めたものの、読み書きが苦手な子どもに交換日記に興味を持ってもらえないこと、子どもから父親へメッセージが貰えないことに悩みました。
 
 
実際、始めたころの父親からの内容は
 
 
・〇〇しようね
・〇〇だったね
・〇〇してね
・〇〇したんだね
・〇〇だよ
 
 
一方的な内容で子どもからの返事は
 
 
・早く帰ってこないで
・いびきがうるさい
・トイレ
・パパのパソコンより
 
 
など、的を得ておらず会話も成り立っていない状態でした。
 
 
父親も息子からの返事にやる気をなくしていく一方でした。
 
 
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2.不登校中でも国語力を伸ばしたい理由

 
 
子どもたちが生きていくこれからの時代に身に着けておきたい「力」とはどんな力でしょうか?
 
 
それは小学一年生から国語の中で学ぶ「必要な情報を正しく理解して分かりやすく伝える力」です。
 
 
インターネット技術が発達し、パソコンやスマホで検索すれば知りたい情報が簡単に見つかる時代になりました。
 
 
情報が次から次へと入れ替わりたくさんの情報が溢れるこれからの時代、文章を正しく読み取る力がないと情報を誤ってインプットしてしまいます。
 
 
そしてインプットした情報や自分の気持ちを相手に伝わりやすく伝える力がないと自分の思いが伝わりません。
 
 
「正しく情報を受け取り」「分かりやすく伝える」力、これが自分の夢を実現、成功させる秘訣になり、これからの情報社会AIに負けない人材となっていくために必要な力になります。
 
 
また文章を正しく読み取り、必要な情報を正しく理解することは授業の内容や先生の説明を理解することに繋がり、国語力は今後の学習意欲にも影響していきます。
 
 
 
 
受け取る情報も伝える情報も全て言葉すなわち国語です。
 
 
日常的にコミュニケーションで使う国語だからこそ、不登校でも家族間で楽しくコミュニケーションを取りながら伸ばしていけます
 
 
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3.小学一年生の息子が父親と交換日記を継続させる2つの作戦

 
 
苦手なこと、抵抗があることは無理強いしないことです。
 
 
息子のように小学一年生で不登校になった場合、読み書きに不安のある子どもが多くいます。
 
 
親側の「〇〇させよう」という気持ちが先立ってしまうと、任された父親も使命感に囚われて負担になってしまいます。
 
 
子どもも苦手なことをやらされるので負担に感じ、嫌になってしまいます。
 
 
不登校だからやらせようではなく、不登校生活をどうやって楽しもうかな?と置き換えて楽しみながらやるのが継続させる秘訣です。
 
 
以上を踏まえて父親との交換日記をするに当たって気を付けたポイントを2つご紹介します。
 
 
 
 

◆①読ませない、書かせない「勉強しない作戦」

 
 
父親からのメッセージを私が読み、子どもからのメッセージを私が代筆しました。
 
 
交換日記は読まなければ始まりません。
 
 
指でなぞりながら父親からのメッセージを私が読みました。
 
 
子どもからの返事をもらわないと交換日記は続きません。
 
 
書かせるのではなく子どもからのメッセージを貰うことをゴールにして代筆をしました。
 
 
私が代筆した子どもからのメッセージを私が声に出して読み上げて確認をしてもらいました。
 
 
もちろん字を読んだり、書いたりすることに抵抗がなく自分でできるならば、どんどんやってもらいましょう。
 
 

◆②好きなゲームで子どもの欲求を刺激「子ども先生作戦」

 
 
作文や日記を書いたことのない小学一年生がいきなり日記を書いたり、伝えたい事をことばにするのはハードルが高すぎます。
 
 
不登校で外出をせず自宅で過ごす毎日では日記にする内容も限られ、息子は父親に何を伝えたいのか、何を伝えたらいいのか困っていたのではないかと思います。
 
 
そこで子どもがクイズが好きなこと、ハマっているゲームやYouTube番組のことは張り切って説明してくれることに注目をしました。
 
 
子どもが得意なことや好きなことへの質問をして子どもに教えてもらう「子ども先生作戦」を思いつきました!
 
 
子どもの好きな事を知ってほしい、自分の知っている知識をみんなに知ってもらいたいという気持ちをくすぐる作戦です。
 
 
父親からのメッセージを工夫して子どもの好きなゲームについてパパからの疑問を投げかけてもらいました
 
 
質問形式にすることで子どもはその質問の答えを言うだけなのでメッセージに悩むことがありません。
 
 
先生になって知っていることを教えることで自信もついてきます。
 
 

4.回答率が上がりやる気もアップ!不登校中の息子と父親の交換日記

 
 
ご紹介したポイントのうち特に「こども先生作戦」の成果は子どもにも父親にもいい結果が現れました。
 
 
 
 
・子どもがメッセージに回答するスピードが上がり、メッセージの内容も会話の成り立つ文章となって返ってきました。
 
 
・質問への回答だけでなく、その答えの解説をしたり、逆に子どもから問題を出すようになりました。
 
 
・帰宅した父親に子どもが交換日記の内容について積極的に会話するなど親子間の会話の手助けにもなりました。
 
 
・父親もメッセージの内容を考える時間が減りました。
 
 
・交換日記の内容がお互いに噛み合う内容になってきたことで、父親にもやる気が出てきました
 
 
「子ども先生作戦」は子どもの好きを活かした作戦で子どもも積極的に自信をもって取り組め、父親の負担も減らしてお互いのやる気アップにつながりました。
 
 
父親が忙しくてメッセージを貰えない日もありますが、無理のない範囲で続けています。ぜひ交換日記をするときの参考にしてくださいね!
 
 
 
 
 
 
不登校でも大丈夫!不登校中の過ごし方や対応方法をご紹介しています。

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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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