好きなものをたくさん食べる練習
発達障害グレーゾーン子育ては思い通りにならないことの連続…。
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毎週第2、4火曜日18時配信です。
第15回 給食が苦手 おうちでできる対策は?
担任の先生が、「給食は残してはいけない」、「嫌いなものでも一口は食べよう」という方針だと、給食が原因で学校に行けなくなってしまう子もいるんです。
また、発達障害・グレーゾーンのお子さまは、嫌な記憶が残りやすい特性もあるため、一度、給食で嫌な体験をしてしまうと、克服するのにとても時間がかかる場合もあります。
今回は、給食が苦手な子どもが少しでも食べることが好きになるよう、おうちでできる対策をご紹介します。
◆給食が苦手な子 \POINT解説/
給料が苦手な理由
苦手な理由のひとつは、感覚敏感です。
特に口の周りは脳のセンサーが敏感にできていて、揚げ物のサクサクした音、配膳するときの教室の匂いなど、ちょっとしたことでも反応してしまうことがあります。
それらは、他の人からは理解されにくい場合が多いですが、本人にとってはアレルギーと同じくらい重要なことなんです。
また、こだわりが強くて、決まったメニューしか食べられなかったり、初めてのものが苦手で新しい食材が食べられなかったり、給食が苦手にもさまざまな要因があります。
基本は「大目に見る」
食べることは一生のことなので、無理強いして食べることが嫌いにならないようにすることが大切です。
偏食は、脳が育って受け取れる刺激の幅が増えることで和らいでいきます。
焦らずに、まずは「好きなものをたくさん食べる練習」からスタートして、食事の時間が楽しいと感じられるようにしましょう!!
お家でできる3つの給食対策
1つ目は、給食のメニューを事前に確認することです。
初めてのことが苦手な発達障害・グレーゾーンのお子さまに、食べたことがない食材は説明したり、時間があればお家で作って食べてみたりすることで、見通しが立つようになります。
2つ目は、「全部食べなくてもOK」と伝えてあげることです。
食べきれる量を配膳してもらえるよう、「減らしてほしい」とお願いする練習をしておくことがオススメです。
「全部食べなくてはいけない」と思っている子どもの気持ちを軽くすることができます。
最後は、成功体験を伝えてあげることです。
食事のとき、「量を減らしたら全部食べられたね」、「初めてのメニューだったけど食べられたね」と成功体験を伝えることで、子どものできたが積み重なって自信につながっていきますよ。
まずは、食事は楽しいと感じてもらい、スモールステップで自信を育ててあげましょう。
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