具合が悪くて不機嫌全開の発達障害キッズが落ち着く!ママの対応2選

具合の悪い発達障害キッズがいつもに増してイヤイヤと言っていて「もう限界…」と悩んでいませんか。しかしママが看病に疲れた時でも子どもを落ち着かせる対応を身につけると、ママがイラつかず対応できるようになります!
 

【目次】

 

1.発達障害の子どものイヤイヤの言葉に「疲れた」と悩んでいませんか?

 
 
体調が悪いとき、不機嫌全開になるお子さんに悩んでいませんか?
 
 
ご飯は何を出しても「いやだ!」
 
 
自分の思い通りにならないと、大声で泣く!
 
 
寝顔をみると可愛い我が子。
 
 
自分の時間を変更して対応しているのに
 
子どものイヤイヤに振り回されているうちに
 
 
「疲れた」「もう勘弁して」って思うときありますよね。
 
 
 
 
ママ自身に余裕があるときは、子どものイヤイヤ言っているときも、向き合って話を聞くことができるかもしれません。
 
 
しかしママだって余裕がなくなったり、疲れがたまりやすくなってきます。
 
 
そういう時は、子どものイヤイヤにママもイライラ。
 
 
ママだって「もうしょうがないでしょ!」などと、強く言ってしまうときもあるかもしれません。
 
 
その結果、さらに子どもがぐずり始めたり、頑固な態度になったり…。
 
 
そうなると、ママの疲労感はさらに増し、子どもと上手にコミュニケーションできない時もありますよね。
 
 
しかし子どもの発達を加速させるためには、ママが看病疲れしているときでも、日ごろのコミュニケーションが欠かせません。
 
 
ママがちょっとした工夫を知り、対応することで、子どものイヤイヤな態度も減り落ち着いてきます。
 
 
今回は「具合が悪い発達障害のイヤイヤに疲れた」と思っているママが、子どもを落ち着かせる対応をご紹介します。
 
 
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2.具合が悪いとさらにイヤイヤ言いやすい原因

 
 

子どもがイヤイヤと言っている場面を思い出すと、自分の主張が通らない、思っていたのと違うときおきますよね。

 
 
そもそも、なぜ、具合が悪いとよりイヤイヤを言い出すのでしょうか?
 
 
もちろん、様々な理由が潜んでいますが、主に2つの理由があります。
 
 
1つ目は自分の気持ちや言いたいことを思うように伝えられないから
 
 
そのため主張したいことがある。しかし言葉として、相手に内容や自分の気持ちを伝えられないんです。
 
 
そうなると、子ども自身も気持ちをうまく表すことができずに、イヤイヤと主張する場合があるのです。
 
 
2つ目は感情コントロールがまだ未熟だから。
 
 
感情をコントロールする部分や考えたりする思考の部分の脳のエリアも、発達途中です。
 
 
そのため、自分が考えていたのと違う結果になったり、自分の思い通りにならない状況の場合、まだ気持ちの処理がうまくいきません。
 
 
 その結果、我慢できない結果として、イヤイヤと言い出すことがあります。
 
 
感情や思考を司る脳のエリア自体がまだ未熟ですから、本人もコントロールができず困っているのです。
 
 
感情をコントロールしたり、自分の気持ちを話せるようになるのって、大人でも難しい時があります。
 
 
具合が悪いとなおさらコントロールが難しいのです。
 
 
だからこそ、ママが具合の悪い子どもと向き合う際のコミュニケーションの対応を知っていると、ママも必要以上にイライラせずに子どもを落ち着かせることができます!
 
 
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3.看病に疲れたママでもできる対応とは?

 
 
子どものイヤイヤという言葉に付き合うのは、ママもしんどい!
 
 
しんどいときでも、ママが今日から行動にうつすことのできる2つの対応をご紹介します。
 

◆①子どもの言葉に共感(肯定)する

 
 
1つ目は子どもの言葉に共感(肯定)することです。
 
 
子どもが何か訴えてきたとき、大人は正論を言って、子どもを説き伏せてしまうときがあります。
 
 
しかし、そこは正論を言う前に、まず子どもの言葉に共感しましょう。
 
 
「パンがいい!」と大声で泣きながら訴える、床に寝転がりながらぐずるなど子どもの主張に、親としては勘弁してよ…と思うことも多くあります。
 
 
しかし、そこはグッとこらえて、まずはじめに共感の言葉をかけましょう。
 
 
「雑炊じゃなかったのね」「パンが良かったんだね」などと、ママは感情的にはならずに、穏やかな表情と声で伝えます。
 
 
 
 
共感は子どもの要求や気持ちを受け入れることではありません。甘やかすことでもありません。
 
 
あくまでも子どもの言葉、気持ちを肯定(認めたり、共感)しただけです。
 
 
そして、「気持ちを話してくれてありがとう」と子どもに伝えてあげてください。ママに肯定された子どもは、自分のネガティブな気持ちを言ってもいいんだと、心が安定します。
 
 
元気な時よりも子どもの言動に注目して、ママが肯定の接し方をとってあげてください。
 
 
次第に子どもの言動も無理難題なわがままな言動ではなく、落ち着いてくることが増えてきます。
 
 

◆②ジェスチャーを活用する

 
 
2つ目は「ジャスチャー」を活用してみる事です。
 
 
ママが疲れている時、余裕がない時、子どもの発言に肯定の声がけをすること自体がしんどいですよね。
 
 
そんなときは、子どもに対して、ジェスチャーを使ってみましょう!
 
 
なぜなら、ママの声を発することなく、子どもとコミュニケーションが取れるからです。
 
 
ママが疲れている時や内心イライラしているときなど
 
 
・OK
・グッジョブ
 
 
などのサインをだすだけで、大丈夫!
 
 
声は出さないので、子どもには、ママが疲れていることやイライラしていることが分かりにくいです。
 
 
ジャスチャーを実際活用してみると、とても便利です!
 
 
子どもがパッと見ただけで視覚にダイレクトに伝わります。
 
 
言葉を使わないので、疲れてても余裕がないときでも、ジャスチャーするだけでOK。
 
 
子どもの看病疲れでいるときでも子どもとラクにコミュニケーションを取れる方法を知っているだけで、いざというとき、ママの気持ちがラクになります。
 
 
最初のうちは、ママも慣れない対応で、思うようにうまくいかないときもあるかもしれません。
 
 
そんなときは「やっぱり私には無理だ」と思わなくて大丈夫!
 
 
なぜなら、何回か繰り返すうちに、私たち大人の脳も学習し、徐々に対応が上手くなっていくからです。
 
 
子育てに仕事にと一生懸命な頑張り屋さんのママこそ、疲れが溜まってきます。
 
 
今回ご紹介した2つの方法を試してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:戸ノ上なみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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