兄弟喧嘩ばかりでノイローゼ!ママのイライラと喧嘩激減の秘訣

 

兄弟喧嘩ばかりで疲れたノイローゼ寸前のママ、3つのコツを掴めば、ママのイライラも兄弟喧嘩も激減しますよ!怒鳴らなくても仲直り!喧嘩が少ない仲良し家族になりましょう!
 

【目次】

1.兄弟喧嘩ばかりで疲れた!ノイローゼになりそう…
2.兄弟喧嘩にママのイライラが止まらないワケ
3.簡単!ママのイライラと喧嘩を減らすコツ
①喧嘩をしていない時に褒める
②笑顔になれる「マイルーティン」を決める
③子どもにSOSを出す

 
 

1.兄弟喧嘩ばかりで疲れた!ノイローゼになりそう…

 
 
毎日兄弟喧嘩ばかりで、もううんざり!ノイローゼになりそう…と悩まれてはいませんか?
 
 
どうでもいいようなことで喧嘩をしては、大きな声で怒ったり泣き喚いたり… とにかくうるさい兄弟喧嘩には、本当に疲れますよね。
 
 
私には3人の子どもがいます。10歳自閉症スペクトラム(ASD)の女の子、7歳注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの男の子、4歳繊細な女の子です。
 
 
こだわりが強い、癇癪がある、些細で泣き虫などの特性を持つ子ども達です。
 
 
仲良く遊んでいるかと思えば、いつの間にか喧嘩になって、奇声をあげます。
 
 
3人が同時に「ママー!きてー!」と怒りながら叫んできます。
 
 
・仲裁しない!
 
・ジャッジしない!
 
・止めずに見守る!
 
 
などと聞きますが、 超絶うるさい喚き声に、私のイライラは止まりません。
 
 
とにかく早く終わらせたい一心で、「いい加減にして!うるさい!」と仲裁するどころか、子どもより大きな声で怒鳴っていました。
 
 
・今日こそは怒らないでいよう!
 
・笑顔いっぱいのママでいよう!
 
 
と宣言しますが喧嘩が始まるとまたかと思い、ついイライラしてしまうのです。
 
 
こんな毎日が繰り返され、疲れ果てていました。
 
 
 
 
しかし、私は発達科学コミュニケーーションを学び、イライラに巻き込まれる原因と対処法を知ることで、激しかった兄弟喧嘩をあっという間に落ち着かせることができました。
 
 
そこで今回は、イライラが止まらない!ノイローゼになりそうと悩むママのイライラを解決し、兄弟喧嘩を減らし、笑顔で子育てができるようになる秘訣をお伝えしますね。
 
 
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2.兄弟喧嘩にママのイライラが止まらないワケ

 
 
ところで、なぜ兄弟喧嘩にママはこんなにイライラしてしまうのでしょうか?
 
 
なぜイライラし始めると止まらないのでしょうか?
 
 
それは実は、感情が伝染するからなんです。
 
 
イライラしている人の横にいると「こっちまでイライラする!」ということはありませんか?
 
 
逆に、笑顔の人の横にいると自然と笑顔がこぼれるなんてことはありませんか?
 
 
実はこのように、人の感情は伝染するのです。
 
 
もうお気づきですね! 兄弟喧嘩で子どもが怒ると、その怒りの感情はママに伝染するということです。
 
 
逆にママが怒ると、その怒りの感情は子どもにも伝染するということです。
 
 
つまり、 子どもが怒る→きょうだいが怒る→ママが怒る→子ども達がさらに怒る→さらにママも怒る!このような悪循環になるのです。
 
 
兄弟喧嘩でママのイライラが止まらない、子どものイライラも止まらない!というのはある意味仕方がないことなのかもしれませんね。
 
 
 
 
しかしこの悪循環を早く断ち切ってあげないと、兄弟喧嘩はどんどんエスカレートしてしまいますよね。
 
 
それではいったいどうやってこの悪循環を断ち切ればよいのでしょうか?
 
 
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3.簡単!ママのイライラと喧嘩を減らすコツ

 
 

◆①喧嘩をしていない時に褒める!

 
 
兄弟喧嘩の対応に疲れた…ノイローゼになりそうと思うママは、頑張り屋さんのママが多いですよね。
 
 
喧嘩をしていない間は必死に家事をこなし、兄弟喧嘩が始まると必死に解決しようと頑張っていませんか?
 
 
・悪いことは悪いと教えてあげなければ!
 
・子どもの話をしっかりと聞いてあげなければ!
 
・仲直りの方法を教えてあげなければ!
 
 
しかしママが早急に手を打とうと頑張れば頑張るほど、喧嘩は酷くなってしまいがちなんですよ。
 
 
実は、喧嘩を減らすコツは喧嘩をしていない時に褒める事です。
 
 
一緒におやつを食べているとしたら、「仲良く食べているね!ママも嬉しいな!」
 
 
子ども達が別々の場所で遊んでるなら、子ども達それぞれを褒めます。
 
 
「○○で遊んでいるんだね!楽しそうね!」何気ない一瞬に笑顔で褒めてあげることが効果的です。
 
 
感情は伝染するとお伝えしたように、いつもママが笑顔でご機嫌だとしたら、子どもも笑顔になり普段からご機嫌で過ごすことが増えます。
 
 
ママが笑顔でいることで、子どもは自分は愛されていると感じ、自己肯定感が育ちます。
 
 
こうして自己肯定感が上がり、子どもの心が満たされていると、兄弟への嫉妬心が減り、些細なことで喧嘩をしなくなります。
 
 
自分の心に余裕があると相手を許してあげられるようになるからです。
 
 
喧嘩をしていない時こそ、ママが笑顔で子ども達をたっぷりと褒めてあげてくださいね。
 
 

◆②笑顔になれる「マイルーティン」を決める

 
 
そうは言っても、喧嘩が始まると、ママもイライラが伝染してきますよね。
 
 
少しでもイライラしたと感じたら、早目にまず自分の機嫌を取るようにしましょう!
 
 
そうすることで、子どもの感情に巻き込まれにくくなりますよ。
 
 
ママのイライラが大きくなり過ぎるとママの思考力は低下してしまいます。
 
 
いつも怒鳴って喧嘩をおさめているママは、怒鳴って解決する以外の方法を思いつかなくなってしまいます。
 
 
そうならない為にも、予め自分の機嫌をとるための「マイルーティン」を決めておくことがオススメです。
 
 
兄弟喧嘩でママがイライラし始めたら、自分をご機嫌にするために「これをする!」という「マイルーティン」を決めておくのです。
 
 
私の場合は、「いないいないばあ」をしながら、「スーパーにっこりー!」と唱える事です。
 
 
「スーパー」という間は両手でお顔をおおいます。そして「にっこりー!」の時に手を広げてにっこり笑顔を作ります。
 
 
口角を上げることの効果も合わさり、イライラがおさまり、ニッコリ笑顔になれます。
 
 
そのニッコリ笑顔を見た子ども達も、にっこりの感情が伝染して、笑顔になります。
 
 
もちろん、自分の機嫌がよくなるものなら何でも大丈夫です!
 
 
イライラした気持ちを紙に書く!紙をグシャグシャにする!トイレに行く!お風呂を磨く!チョコを食べる!好きな曲を聞く!などです。
 
 
ポイントは、より具体的に何をするのかを決めておくことです。
 
 
こうして自分の機嫌は自分で取るようにすると、兄弟喧嘩のイライラに巻き込まれなくなりますよ。
 
 
ママが兄弟喧嘩を怒鳴らず見守ってあげることができるようになれば、怒っていた子ども達が急に仲直りして笑い始めたり、どちらかが謝り始めたりしますよ。
 
 
子ども達は色々な形で仲直りをします。自分たちで仲直りする様子を見れるようになると、とても嬉しいですよね。
 
 

◆③子どもにSOSを出す

 
 
しかしママも寝不足だったり疲れていると、ちょっとした喧嘩を見るだけで一気にイライラが止まらなくなることがありますよね。
 
 
そんな時は、ママからSOSを出すことも有効です。
 
 
「ごめんね、ママ今日はしんどくなっちゃった。○○を手伝ってくれない?」
 
「今日はママ疲れちゃったの。○○が怒っているみたいだけど、どうしたのか聞いてみてくれる?」
 
 
優しく子どもにSOSを出すと、ママが大好きな子どもたちはママの為なら自分がやるぞ!と張り切って動き始めます。
 
 
こうして子ども達に上手にSOSを出すことで、子ども達の活躍の機会を作る事ができます。
 
 
その結果、子どもを褒める機会が増え、自己肯定感も上がり心も安定します。
 
 
そして何よりママも楽になります。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか? 我が家では、格段に喧嘩が減りました。
 
 
もちろんなくなることはありません。
 
 
雨が続いて家に居ることが増えたり、学校の疲れが出てきた時には、子ども達もストレスから、怒りっぽくなったり八つ当たりをしてしまうことがあります。
 
 
しかしもうママである私自身が自分の機嫌を自分で取れるようになったので、一緒になってイライラとしてしまうことはほとんどなくなりました。
 
 
しんどいときは、子ども達にSOSを出すと、「ママ、休んでていいよ!スーパーにっこり!」と笑顔を見せて元気をくれるようになりました。
 
 
少し対応を変えるだけで、喧嘩は激減します。
 
 
兄弟喧嘩に疲れてノイローゼになりそうなママが笑顔で子育てできますように。
 
 
少しでもお役に立てることを願っています。
 
 
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執筆者:優木はるこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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