小学生の友達関係を自己肯定感を高める子育てで解決する方法

 

小学生の友達関係に困りごとや心配があるなら、まずは子どもの自己肯定感を高めることがスタートになります。自己肯定感が高まる子育てでコミュニケーションが楽しい!と思えるようになる日記術を取り入れ、友達関係が良好になるワケをお伝えします。
 

【目次】

1.子どもは友達のコミュニケーションをどう受け取っている?
2.小学生の友達関係と子どもの自己肯定感との関係
3.子どもの自己肯定感を高める子育て方法
①自己肯定感が育つヒーローズダイアリー
②書き出すことのメリット
③ヒーローズダイアリーで取り上げたい肯定・褒めポイント

 
 

1.子どもは友達のコミュニケーションをどう受け取っている?

 
 
自分の子どもは友達と上手くコミュニケーションが取れているのかな、と気になることありませんか?
 
 
まだまだ未熟な小学生同士で話していると、言いすぎたり、言えなかったり、理解の行き違いがあるのは当然です。
 
 
色々な場面を経験することで子どもは成長していきますが、それでもうちの子ちょっと自分を出し過ぎているな、逆に友達の輪に入れないな、と心配されている親御さんも多いと思います。
 
 
小学生の友達関係の中で、コミュニケーションが上手く取れないことで起こる小さなトラブルは沢山あります。
 
 
例えば、小学校の休み時間にドッジボールをしていて、ボールが当たったか当たっていなかったかで喧嘩になるのはよくある話しですよね。
 
 
そこで、冷静に「そういう時はじゃんけんで決めよう」と言うとか、周りの人に判断を仰ぐとかで解決に向かうのが納得しやすいと思うのですが、簡単には収まらないのが実際のところ。
 
 
主張が強い子だと、解決策を提案されても自分は間違っていない!と主張し続けて怒ってしまう。
 
 
消極的な子だと、拗ねて嫌になってしまって「もうやめる」と言ったり、強く主張されたことに傷ついて落ち込んでしまったり。
 
 
最終的に喧嘩に発展・友達の輪から外れるなどで、「今日は全然楽しくなった~」となってしまう。
 
 
 
 
遊びの場面に限らず、友達とのやり取りの些細な場面でもこのようなことが起きてきます。
 
 
・話しかけたのに返事がなかった
・相手の態度や表情がちょっと悪いと感じた
・なんと言っていいのかわからなかった
 
 
相手は全く気にしていないことなのに、受け取る側がネガティブに捉えてしまうことで友達関係が上手くいかないことがあります。
 
 
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2.小学生の友達関係と子どもの自己肯定感との関係

 
 
友達とのやり取りが楽しくないというネガティブ感情、自分には友達がいないなどというマイナス思考は、子どものコミュニケーション力に大きく影響を及ぼします。
 
 
なぜなら感情がネガティブに反応してしまうと、脳では防衛本能が発動されるため、自分を守るために攻撃的になったり、殻に閉じこもったりという行動となって現れてしまうからです。
 
 
そうなると、どうしても良いコミュニケーションとは程遠いものになってしまいますよね。
 
 
ネガティブな感情と思考が原因でコミュニケーションの失敗体験が積み重なり、コミュニケーションを楽しむこととは逆の方向へと脳が発達してしまうのです。
 
 
小学生の友達関係を良好なものにするためにはコミュニケーションは楽しいものという感情、思考にシフトする必要があるのです。
 
 
ここでポイントになるのが自己肯定感なのです。
 
 
子どもの自己肯定感が安定しているかどうかで、コミュニケーションの行く末が変わってきます。
 
 
感情や思考の状態を安定させるコミュニケーションを親と子が取っていくのです。
 
 
感情や思考の状態が安定しているということは、自己肯定感が安定していることを意味します。
 
 
自己肯定感が安定していたら、友達関係の些細なことをポジティブに捉えられるようになります。
 
 
・話しかけたのに返事がなかった 
→ 聞こえていなかったかも
 
・相手の態度や表情がちょっと悪いと感じた 
→ 機嫌が悪かっただけかな
 
・なんと言っていいのかわからなかった 
→次はこうやって言おう
 
 
このように、ネガティブな感情や思考がポジティブな感情や思考にスライドすることで、コミュニケーションがぐっとスムーズになるのです。
 
 
 
 
小学生の友達関係で悩んでいるから友達とのやり取りを教えなきゃ!とスキル的なことを教えても子どもの自己肯定感が低ければ、結局上辺だけのやり取りになってしまいます。
 
 
いつまで経ってもコミュニケーションって楽しい!とは思えるようにはなりません。
 
 
人との関わりが楽しいと感じる脳に育てていくためには、子どもの自己肯定感を高める子育てをしていきましょう。
 
 
では具体的にどのように行動したらいいか次に述べますね。
 
 
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3.子どもの自己肯定感を高める子育て方法

 
 

◆①自己肯定感が育つヒーローズダイアリー

 
 
子どもの自己肯定感を高める子育ての基本は、まずは親子のコミュニケーションをスムーズに、子どもとお母さんの感情や思考をポイジティブにしていくことがスタートです。
 
 
それを叶えるのが、書くだけで自己肯定感が育つヒーローズダイアリーです。
 
 
ヒーローズダイアリーとは1回3行で続けていける脳科学に基づいた親子で作る日記術です。
 
 
3行とは3つの要素を書き留めることになります。
 
 
1つ目:いいことがあった!という事実をしっかり書く
2つ目:その理由や背景を書く
3つ目:お母さんの感情や感想を書く
 
 
というやり方が基本の書き方になっています。
 
 
こちらの記事でヒーローズダイアリーについて詳しく解説していますので、ぜひお読みくださいね。
 
 
 
 
このヒーローズダイアリーを行い、日々の様々な行動とそれに伴う感情を肯定することが自己肯定感の育ちに繋がるのです。
 
 

◆②書き出すことのメリット

 
 
いざ子どものいいところ、肯定できるところを書こうと思ってもなかなかうまくいかない、と思われるお母さんが沢山いらっしゃいます。
 
 
それはなぜかと言うと、できていないところ、よくない行動にすぐに目がいってしまうというのがママあるあるだからです。
 
 
1日1回でも書く、という作業をやろうとすると、少しでも俯瞰して子どものことを見ようと落ち着いて観察するようになっていきます。
 
 
まずは大人が冷静になって、お子さんを観察する。そしてどんなところを肯定しようか?と考える。
 
 
そうすると、子どものいいところを探そうとする脳の働きが活発になり、その働きを繰り返すことで強化され、やればやるほどいいところが見つけやすくなっていきます。
 
 
書き出すことで、結果的に肯定的なコミュニケーションの量や質を高めていきやすくなるのです。
 
 
 
 

◆➂ヒーローズダイアリーで取り上げたい肯定・褒めポイント

 
 
褒めようとすると最初は学校に行けた、ゲームをやめられた、などお母さんが嬉しいポイントになりやすいです。
 
 
これには注意が必要で、子どもからすると評価のように感じてしまうこともあります。
 
 
もちろん、そのことに対して本人が自信を感じていたり喜んでいたりするならOKです。
 
 
しかし、調子が悪く学校に遅刻したとか、イライラしていてゲームをやめられなかったとか、上手くいかないことが起きた時にプレッシャーを感じてしまう子もいます。
 
 
ヒーローズダイアリーに取り上げる褒め・肯定ポイントは子どもの心がポジティブに動いていることに注目してみてください。
 
 
・〇〇を見て笑ってたね!
・〇〇を美味しそうに食べてたね!
・新しい傘、嬉しかったね!
・帰り道に、カマキリ見つけたね!
・ゲームでアイテムゲットできたね!
・着替えが5分でできたね!
 
 
こんな些細なことでも子どもからするとびきりの肯定・褒めになりますよ!
 
 
ヒーローズダイアリーダイアリーで楽しくて嬉しいトピックを集めて、自己肯定感の高まる子育てを実現していきましょう!
 
 
 
 
▼コミュニケーション力の育て方を詳しく解説しています!ぜひお読みください▼

 
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執筆者:はら しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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