学校に行かないとどうなるの?不登校の将来が不安でいっぱいのママも心配無用!暴言暴力が酷く不登校になった息子が大きな夢を叶えることができた子育ての秘訣をお伝えしますね。
【目次】
1.暴言暴力で不登校になった息子の将来が不安でした
2.学校に行かないと将来どうなるの?
3.不登校でも子どもが夢を叶えられる!子育ての秘訣
①好きなことだけをさせてあげる!
②ママが夢をもつ
1.暴言暴力で不登校になった息子の将来が不安でした
学校に行きたくなければ行かなくてもいいよ!というのはよく聞きますよね。
しかし学校に行きたくないからといって休ませても、
・暴言暴力!
・ゲームばかりで勉強しない!
・ダラダラ生活で昼夜逆転!
このような姿に 、
・不登校でこのまま学校に行かないと将来どうなるの?
・本当にこのまま学校に行かなくても大丈夫なの?
と子どもの将来に、不安は募るばかりですよね。
実は私の息子は、小6の頃から行き渋りが始まり、
・思い通りにならないと暴言を吐く
・些細なことでキレる
・叩く、蹴るなどの暴力
などのひどい二次障害があり、中学生になるころには不登校になりました。
「死にたい」「学校のない国の子に生まれたかった」と言うこともあり、一時は入院を視野に入れるほどの状態でした。
どうしたらいいのか分からず、家族は疲弊しきっていました。
そんな中、出会ったのが発達科学コミュニケーションです。
私が当たり前だと思っていた子育ての常識をガラっと変えたことで、暴言暴力は落ち着き、元気を取り戻た息子は、夢を叶えるほどまでに成長したのです。
そこで今回、暴言暴力・不登校の息子がどうやって大きな夢を叶えるまでに成長できたのか、子育ての秘訣をお伝えしますね。
2.学校へ行かないと将来どうなるの?
文部科学省のデータでは30万人弱の子どもが不登校。
登校しぶりや別室登校なども含めると、学校に行きたくない子は100万人近くいるのではないかと思います。
学校に行きたくない! 学校に行かない!
と言い出すと、このまま不登校になってしまうかもしれない… 不登校になると将来どうなるの? と学校に行かないことに対して不安を抱えるママは多いと思います。
結論からいうと、学校に行かなくても夢を叶えられるし、立派な大人にもなれるということです。
もちろん、不登校からニートや引きこもりになってしまう方もいますが、進学し、就職、結婚をされている方も多いです。
しかしここでママがお子さんへの対応を間違ってしまうと、二次障害や反抗挑戦性障害などに発展してしまうことがあるので要注意です。
例えば、学校に行かない子どもにママが不安になってしまい、無理やり学校に行かせようとしたり、厳しくしつけてしまうなどです。
子どもが反抗的になったり、無気力やうつになるなど心を壊してしまいます。そして一度心を壊してしまうと回復に時間がかかってしまいます。
特に日本人はみんなと同じであることに安心感を覚える国民性があります。
みんなと同じようにさせようとしたり、苦手を克服させようとしたり、過干渉で親の価値観を押し付けようとしてしまうと、子どもの心は簡単に壊れてしまいます。
もし今、子どもに怒ってばかりで厳しくしつけていると心当たりがあるのであれば、今すぐに対応を見直して頂きたいです。
ママが対応を変えれば、不登校でも子どもが夢を叶えられるようになりますよ!
次に、暴言暴力不登校があっても、夢を叶えられるようになった子育ての秘訣をお伝えしますね。
3.不登校でも子どもが夢を叶えられる!子育ての秘訣
◆①好きなことだけをさせてあげる!
学校を休み、不登校になった子どもと家でどう過ごしたらいいのか悩みますよね。
ゲームやYouTubeばかしている子どもをみると、少しくらい勉強して欲しいとつい小言も言いたくなりますよね。
・早く学校復帰できるように、何かしなければ!
・勉強させないと!
・生活リズムを整えないと!
しかし、大丈夫です。そんな思いは一旦横に置き、まずは好きなことだけをさせてあげて欲しいと思います。
脳は好きなことをしている時に発達します。苦手なことは一切スルーをし、好きなことだけさせるさせてあげてくださいね。
本当に好きなことだけしていて大丈夫なの?どんどんわがままになるだけじゃないの?と思うかもしれません。
しかし、何度も言いますが脳は好きなことをしている時に発達するので大丈夫です。なぜなら好きなことを突き詰めていくうちに必ず苦手にぶつかる時がきます。
そんなとき、好きなことなら挑戦し頑張り乗り越えることができるからです。
そもそも子どもの好きなことが何か分からない!と思うママは、まず今子どもがしている行動を「いいね!」と笑顔で認めてあげることから始めてくださいね.
子どもがしていることを信じて温かく見守ってあげて欲しいのです。
お子さんの今している行動がたとえゲームであったとしても否定せずに、子どもを迷いなく受け止めてあげてくださいね。
ゲームをする子どもに、全力で味方になってあげてくださいね。
必ず突破口が見つかり、奇跡が起こるはずです。好きなことだけして過ごすということが、どれだけ最高に脳を育てる環境なのか分かると思います。
どの子にも好きや得意があり、それを磨くのがママの役目だと思います。
私は今も徹底して好きなことに没頭させてあげるという子育てを貫いています。
◆②ママが夢をもつ
ところで、ママの夢はなんですか? 夢はありますか?
今の苦しい子育てから抜け出したいのなら… 将来、子どもに夢を持たせたいのであれば… お母さんが夢を持つことを強くお勧めします。
どんな人になりたいのか…どんな人になりたくないのか…
もちろん子どもにこんなふうになってほしい、あんなふうになって欲しいと願うのは自由です。
しかし子どもはママが言ったことを、思い通りにはしてくれません。ただ、大人がしている行動をみて学んでいます。
だからこそ、ママが先に夢を持ち、ママが先に楽しそうに暮らします。
するとママ楽しそう!人生って楽しいんだ!早く大人になりたいな!などと心が踊り動き始めます。
以前の私は、他人軸で生きてきました。しかし学びを通して自分軸で生きたいと思うようになりました。
そして誰かの役に立ちたい、自分と同じ悩みで苦しんでいる親子を救いたいという大きな夢ができ、我が子の発達も、自分の夢も諦めないと決め、発達の専門家になりました。
息子が唯一楽しんでしているカードゲームで、息子を伸すと決めて、学校に行くことでもなく勉強することでもなく、カードゲームに没頭させてあげる環境を作りました。
非常識かもしれませんね。
しかし、脳の仕組みを学び根拠があったので迷うことはありませんでした。
そしてその結果、息子はカードゲームに本気で取り組むようになり、行動力が格段にUPしました。
二次障害で引きこもりになりかけてた息子が、学校へ行ってみたり、カードゲームの大会に行ったり、片道15キロほどある場所に自分で自転車ででかけたり。
昼夜逆転の生活なのに、カードゲーム大会になると自分で目覚ましをセットし計画通りに出かけるのです。
毎日忙しそうに、目をキラキラさせながら行動し始めたのです。
そしてちょうど1年前、カードゲームの全国大会に出たい!と言い始め、大きな夢を毎日のように語るようになったのです。
たくさんの努力を繰り返し、15歳になった息子はついに今年、全国大会に出場!大人も参加する中、見事優勝を勝ち取ったのです。
結果も素晴らしいけれど、ここに来るまでの努力の過程をずっと見てきた私は、息子の成功体験に心が震えるほど感動をしました。
子どもの未来を信じるママなら、二次障害で不登校でも反抗がひどくても、親子で夢を叶えることができます。
学校に行けなくても、心さえ壊さなければ大人になれます。好きなことだけをして心が回復したら動きだし、夢だって叶えられるのですから。
不登校の将来が不安なママのお役に立てることを願います。
非常識な子育ての秘密が分かります!
執筆者:宮田かなこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)