できるのにやらない!繊細で敏感な子どもを育てる「1%褒め」の秘密

 

できるのにやらない、HSCタイプの繊細な子に困っていませんか?そのお悩み、心のブレーキとアクセルのバランスを整える褒め方で解決できますよ。繊細で敏感な子が行動・挑戦できる子に育つ、具体的な対応法と成功事例をご紹介します。
 
 

【目次】

1.できるのにやらない!HSCタイプの繊細な子どもにモヤモヤしませんか?
2.敏感で繊細な子が「できるのにやらない」のはなぜ?
3.繊細っ子の心のブレーキを外す「1%褒め」
4.母娘に起きたその後の変化

 

1.できるのにやらない!HSCタイプの繊細な子どもにモヤモヤしませんか?

 
 
繊細で敏感な(HSCHighly Sensitive Child)タイプのお子さんを持つママからよくご相談されるのが、「やればできるのにやらない」というお悩みです。
 
 
✓家ではできるのに人前ではできない

家庭で練習してきたことが、学校や公の場ではできなくなる。

 
 
✓発表会や授業参観を嫌がる

他人の前でのパフォーマンスが苦手で、見られること自体に強い不安を感じる。

 
 
✓頑張りすぎて家で疲れ果ててしまう

学校や他の活動でエネルギーを使い果たし、家庭では疲れ切って何もできない。

 
 
✓新しいことに挑戦するのを恐れる

失敗を恐れるあまり、新しいことに挑戦する意欲がわかない。

 
 
✓社交の場ではママに頼りきり
自分で何かをするのが怖くて、何でもママに頼ってしまう。
 
 
 
 
HSCタイプの繊細な娘さんを育てるママ、Tさんもそんな悩みを抱える一人でした。
 
 
Tさんの娘さんは、家ではできることが人前ではできません。
 
 
家で弾けるピアノが他の生徒さんの前では弾けず、先生の後ろに隠れてしまいます。
 
 
「間違えてもいいからやってみよう!」と声をかけても弾けず、「家では弾けるのに…」と挑戦できない娘さんにモヤモヤしていました。
 
 
また、学校で頑張りすぎて家では疲れてしまうことが多く、宿題を泣きながら2時間かけてやるなど、日常生活でさまざまな困りごとを抱えていました。
 
 
お出かけしてもたった1つの想定外の出来事で嫌だった思い出に変わってしまう娘さんに、寄り添っていたママも疲れ切っていました。
 
 
ですが、Tさんが3ヶ月間発達科学コミュニケーションを学び、娘さんに合った対応をすることで、なんと大勢の前でピアノを弾けるまでに急成長したのです!
 
 
その対応のコツをお伝えしますね。
 
 
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2.敏感で繊細な子が「できるのにやらない」のはなぜ?

 
 
HSCタイプの繊細な子は、どうして家でできることが外でできないのでしょう?
 
 
それには、「心のブレーキ」と「アクセル」という2つの働きが関係しています。
 
 
心のアクセルとは、子どもが「やってみよう!」と思う気持ちです。
 
 
これは、好奇心や挑戦したいという意欲から生まれます。
 
 
一方、心のブレーキとは、「失敗したらどうしよう」「うまくいかないかもしれない」といった不安や恐れです。
 
 
心のブレーキがかかると、子どもは行動をためらい、自分の力を発揮できなくなります。
 
 
 
 
Tさんの娘さんも、最初は「やってみたい」という心のアクセルが効いていても、心のブレーキがうまくコントロールできず、家ではできることが人前ではできませんでした。
 
 
心のブレーキがかかっていると子どもたちは「できないかも」「大丈夫じゃないかも」と感じ、行動をためらってしまいます。
 
 
これは、子どもの自信や成長を妨げる大きな要因となります。
 
 
心のブレーキを外すことで、子どもたちは不安やストレスを軽減し、挑戦する意欲を持つことができるようになります。
 
 
子どもの行動力を高め、成長を促すために心のブレーキを外すことが重要になります。
 
 
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3.繊細っ子の心のブレーキを外す「1%褒め」

 
 
Tさんの娘さんが、不安でも怖くても「やってみよう」と一歩一歩踏み出せるようになった関わり方のポイントは、たった1つ!
 
 
「1%」で褒めること、です!
 
 
それまでは100%できたときに「すごい!」「えらい!」とたくさん褒めてきましたが、私に出会って繊細っ子に合った肯定を知り、1%でもできていることに注目して肯定するようにしました。
 
 
ピアノの椅子に座ったら「お!座ったね!座っただけでハナマルだよ」と小さなハナマルをたくさんあげました。
 
 
すると娘さんは「私できるもん!」と言い出し、他の生徒さんの前でも弾けるようになりました。
 
 
4週間後にはホールのステージで演奏し、ご主人や先生にも驚きの姿を見せてくれました。
 
 
さらに3月の修了式では、全校生を代表して3学期に頑張ったことをステージの上で堂々と発表し、感動のパフォーマンスを披露してくれたのです。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
繊細っ子は、一つのことが100%できるまで褒めるのを待たなくていいんです。
 
 
1%できた時に褒めることを100回繰り返せば、100%になります。
 
 
子どもは自分の行動を褒められることで「これでいいんだ!」と自信がつきます。
 
 
自信がつくと、「次もやってみようかな」、と新たな挑戦と行動につながります。
 
 
1%の小さな成功体験の積み重ねが自信を育み、やがて大きなチャレンジにつながるのです。
 
 

4.母娘に起きたその後の変化

 
 
私は、300人以上の繊細っ子たちのココロと脳のタイプ分析をして、わが子の心のコンディションと脳の育て方がわかるココロファインダーを開発しました。
 
 
その心ファインダーを使ってTさんの娘さんの心の状態を分析して数値化したところ、当初は心のブレーキの値が低かったのですが、か月でブレーキのコントロール力が2.5倍に伸びていました。
 
 
同時に、ココロのアクセルの値もアップして、さらに行動が加速していることが分かりました。
 
 
ママとの安心と信頼の繋がりが強化され、脳の中のストレスコントロールもできるようになりました。 
 
 
これまでTさんは、子育てがうまくいかずに毎晩一人反省会をしていました。
 
 
ですが、発達科学コミュニケーションを学んでそれまでの子育てを変えることで、娘さんの挑戦する姿や成長がたくさん見られるようになり、子育てが楽しいと思うようになりました。
 
 
もっと学び続けたいと思うようになったTさんは、今では上級講座生として同じように繊細っ子を育てるママのコミュニティに居場所ができ、日々学びをアップデートしています。
 
 
私が繊細っ子の子育てに向き合う中で確信しているのは、「やってみよう!」と自分の背中を押せるようになる心のチューニングをしてあげる法則があるということです。
 
 
しかしそのためには、正しい知識とやり方を知り、一緒に練習する必要があります。
 
 

これは楽器と同じです。

 
 
一人で悩むのではなく、一人で頑張るのではなく、子育てをラクに楽しくする法則をこの環境で学んでほしいと思います。
 
 
繊細な子どもへの接し方に迷われている方は、こちらの記事や小冊子も参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:むらかみりりか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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