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「冬季うつ病」に注意!発達障害・アスペルガータイプのお母さんへの処方せん

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冬の季節になると「気分が落ち込む」「疲れやすい」「やる気が起きない」といった症状が現れる。実はこれ「冬季うつ」の可能性があります。特に発達障害・アスペルガータイプの人は、なりやすいです。日常生活に支障をきたす前にぜひ予防しましょう!
 

【目次】

 

1.人付き合いが苦手なお母さんに気をつけてほしい「冬季うつ病」とは?

 
 
秋も深まり、肌寒い季節になってまいりました。
 
 
「あ〜、今年もゆううつな季節になってきたなぁ」
「なんかやる気でないなぁ」
「休みをとっても疲れが取れないなぁ」
 
 
と、お悩みの方はいらっしゃいませんか?
 
 
実は私も悩んでいます。寒い時期になると「睡眠時間が十分でも疲れが取れない」「気分がウツウツして外に出られない」といった症状が強くなるのです。
 
 
冬の間だけ「気分が落ち込む」「疲れやすい」「やる気が起きない」などの症状が現れるのは、“冬季うつ病”の可能性があります。
 
 
冬季うつ病は、季節性情動障害(SAD)または季節性感情障害とよばれています。10~12月に症状が出始め、翌年の3月ごろになると自然に症状が快復するというサイクルを毎年繰り返します。成人前後から徐々に発症し、男性よりも女性に多くみられます。
 
 
主な症状は
 
・睡眠時間が長くなり、日中でも眠気がある(過眠)
・食欲が旺盛で、とくに甘いものや炭水化物が欲しくなる(過食)
・気分が落ち込み、無気力となる
・常にだるくて疲れが取れない
・人付き合いがおっくうになり、ひきこもりがちになる
 
といったものです。
 
 
「冬季うつ病」の症状は、うつ病の症状とほぼ同じです。しかし、うつ病でよくみられる不眠食欲低下による体重減少とは逆に、過眠過食による体重増加という冬季うつ病特有の特徴がみられます。
 
 
また、病気自体あまり知られていないことや、春になると治ってしまうことなどから、病気と気づかず、我慢したり放置している人が多いのです。 
 
 
人付き合いが苦手なお母さん、もし「冬は人付き合いが更におっくうになる」ということはありませんか?
 
 
次の項目で、冬季うつになりやすいタイプの人や、冬季うつのメカニズムについてお話しします。
 
 
 
 

2.発達障害・アスペルガータイプのお母さんは要注意!「冬季うつ」のメカニズム

 
 
毎年冬になると、このような症状が出るのはつらいですよね。
 
 
子どもと遊んであげたいけど動けない…。なのに、子どもから「お母さん、遊ぼー!」攻撃がふりかかる。なんで自分の体は、こんなにもズッシリ重いのか…?
 
 
子どもとコミュニケーションを取るにも、気分が上がらない、だるいなどの症状があると、親子関係だけでなく、日常生活にも支障をきたします。
 
 
「冬季うつ病」になる主な原因が日照不足です。日照不足で光に当たる時間が短くなると、脳内でセロトニンの分泌が減ります。そのため、脳の活動が低下して体内時計が乱れ、冬季うつ病になりやすくなると考えられています。
 
 
日照時間が短い地域に住んでいる人は、冬季うつ病になりやすいというデータもあります。日照時間が長くても、日当たりの悪い部屋で過ごす時間が多いと、冬季うつ病になりやすいのです。
 
 
さらに、発達障害・アスペルガータイプの人は、普段からセロトニンの分泌が不足しやすいです。つまり「冬季うつ」になる可能性が高いということです。
 
 
 
 
これから更に日照時間が短くなりますが、今からでも十分に間に合います!日常生活に支障をきたす前に予防しましょう!
 
 

3.今からでも間に合う!「冬季うつ病」の予防法はコレ!

 
 
冬季うつを防ぐには、体内時計が規則正しく作用するような生活習慣を送ることが基本です。
 
 
◆規則正しい生活をし、朝の光を浴びる
 
毎日できるだけ同じ時間に起き朝の光を浴びましょう。光を浴びることでセロトニンの分泌が活発になり、体内時計を整えられます。
 
外に出られない時は、窓ぎわなど日に当たりやすい場所で光を取り入れましょう。
 
 
◆散歩などの運動を続ける
 
運動は、脳から抗うつ作用のあるホルモンが分泌されたり、神経の成長を促すことが明らかにされています。ハードなスポーツでなくても、日常生活のなかで適度に体を動かしましょう。
 
 
◆バランスの取れた食事をする
 
食事内容はいかがですか?セロトニンのもととなる栄養素は、普段の食事内容で不足する心配はありませんが、甘いものやパンやご飯を食べすぎてるな…という方は、バランスの良い食事を心がけましょう。
 
 
◆ストレスをためない
 
自分なりのリラックス法を見つけたり、趣味をもつなど、通常のうつ病対策と同様です。家族にも「冬季うつ病」について説明して、理解と協力を得られると安心ですね。
 
 
日照時間が短い時期は、太陽の光を浴びるだけではセロトニンの分泌が足りない場合があります。予防法を実践しても、症状が続いていたり長引いている場合は、精神科などの医療機関に相談してくださいね。
 
 
 
 
執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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