不登校の子どもを持つママはぐるぐる思考が止まらない!つらい心のリセット法

 

不登校の子どもを育て毎日つらくなっているママは、気づかないうちにぐるぐる思考が止まらなくなっているかもしれません。ストレスを抱えた脳を手放して、ママが元気を取り戻す「脳ケア」をはじめてみませんか。
 

【目次】

1.子どもが不登校になりぐるぐる思考が止まらずつらかった過去
2.理想の子育て像につらくなりストレスが高まる理由
3.ぐるぐる思考は変換させるとうまくいく!

 
 

1.子どもが不登校になりぐるぐる思考が止まらずつらかった過去

 
 
子どもが不登校になると、お母さんは自分のことを責めてしまいますね。
 
 
私の育てかたが悪かったんだ… 、あのとき、あんな対応したからいけなかったのかも… 、私がお母さんじゃなければよかったのかもしれない。
 
 
不登校のままだったらどうしようという将来への不安、学校には行くべき!という考え方、普通から外れてしまうことへの恐怖感。
 
 
今までの子育てへの後悔とともに、いろいろな感情が押し寄せますよね。
 
 
 
 
 
私の場合、長女の不登校を経験した時に、まるでこの世の終わりかのように絶望して、クローゼットで声を殺して泣いていた過去があります。
 
 
どうして学校に行かないの?と、どうしても子どものことを理解できませんでした。
 
 
当時は「学校には行かせなければいけない」という考え方で、それが当たり前のこと、正しいことだと思っていました。
 
 
理想では、楽しく学校に通っているはずだった長女が、現実には不登校。そんなギャップをなかなか受け入れることができませんでした。
 
 
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2.理想の子育て像につらくなりストレスが高まる理由

 
 
お勉強は大変かもしれないけれど、辛いこともあるかもしれないけど、学校生活を楽しんで、たくさんの経験をしてほしい。
 
 
そんな理想はありませんか? 今までは考えたことがなかったかもしれません。
 
 
子どもが不登校になってはじめて「学校には行くべき!」という強い気持ちが自分の中にあることを自覚する方も多いのではないでしょうか。
 
 
そんな理想を当たり前に持っていると、それに相反する不登校は、受け入れがたいものです。
 
 
ママの迷いや不安は、とても強くなるし、子どもの辛そうな様子や癇癪に巻き込まれて、気分も落ち込んでいきますよね。
 
 
 
 
 
もちろん、子育ての理想は大切です。子どもにこうなってほしい、こんなママになりたい「こうありたい」という理想は誰しもありますよね。
 
 
けれど、その理想こそが、自分を苦しめてしまうこともあるのです。
 
 
なぜなら、不登校のようなストレスや不安が高まりやすい悩みでは、思考が否定的になりやすいから。
 
 
元々は「こうありたい」だった考えも「こうあるべき」「こうあらねば」という方向に傾きがちです。
 
 
そして、それができていない自分や子どもを責めてしまうのです。
 
 
良くないことが続いたりストレスや不安が強ければ強いほどぐるぐると頭の中でループして止まらなくなります。
 
 
そして、だから自分はだめなんだ…という気持ちが強くなっていきます。
 
 
ネガティブな考えが頭をめぐり、悩みから抜け出せずにつらくなっていくことを「ぐるぐる思考」と呼びます。
 
 
結論や解決策も思いつかないのでとてもつらい心理状態になります。
 
 
不安やストレスが増して、良くない考えが浮かび思考がどんどんネガティブに傾いていると感じるかたは、今すぐにこれからお伝えする脳ケアを始めてくださいね。
 
 
止まらないぐるぐる思考を手放していきましょう。
 
 
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3.ぐるぐる思考は変換させるとうまくいく!

 
 
よくない考えが頭の中をぐるぐる回っているときは、つらいので、考えないようにしよう、考えないようにしよう、と思う方が多いと思います。
 
 
だけど、考えないようにと思っても考えてしまいませんか?
 
 
脳は常に働いているので、思考そのものを止めることは、なかなか自分ではコントロールできないのです。
 
 
そこで、思考を止めようとするのではなく、ポジティブな見方・捉え方に変えることで、止まらないネガティブなぐるぐる思考を手放していく方法をお伝えしますね。
 
 
 
 
 
具体的なやり方としては、良いところを3つほど、声に出して発表する!これだけなんです。
 
 
私はこの方法を「脳ケア」と呼んでいます。
 
 
寝る前にお子さんと一緒にやってみてくださいね。
 
 
ママが自分のいいところを言っても良いですし、ママがお子さんのいいところを言っても、その日過ごした時間や使った道具に対してでも、ポジティブなことならどんなことでも良いのです。
 
 
目的は、よからぬぐるぐる思考から楽しいこと、嬉しいことに脳の思考を転換させること。
 
 
「今日もあなたがかわいい」 「〇〇ちゃんと一緒に眠れて嬉しいな」 「夜ごはんの〇〇がおいしかったね」 そんな身近なことを声に出してみてくださいね。
 
 
声に出して発表することで、お子さんや家族が同意してくれたり褒めてくれたりしますから、さらにうまく思考の転換を進めることができます。
 
 
こうしてママ自身が脳ケアをマスターすれば、ストレスに強くて回復が早い脳を手に入れることができます
 
 
私は、3つの良いところを毎日探すだけで、子どもの不登校に悩んでいるときのネガティブなぐるぐる思考がいつのまにか止まっていました
 
 
不登校についてポジティブに考えようとしたわけではありません。
 
 
普段の生活で見つけた本当にささいなポジティブなことを声に出すだけで、ネガティブなぐるぐる思考を手放すことができたのです。
 
 
脳ケアを続けると、日々に感謝して楽しいことを見つけられる脳に変化していきます。
 
 
辛い気持ちでいる方は、ぜひ、習慣化するまで続けてみてくださいね。
 
 
 
 
 
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執筆者:蒔田よう
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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