ADHDキッズの「学校に行きたくない」はSOS!心を守るための対応方法

 

ADHDのお子さんが「学校に行きたくない」と突然言い出すことはありませんか?登校しぶりをする回数が増えてきたらSOSの可能性があります。お子さんの心を傷つけず、心を守ることを最優先にした対応をお伝えします。
 

【目次】

1.「学校に行きたくない」という日が増えてきました
2. ADHDキッズの「学校に行きたくない」はSOSです
3.「学校に行きたくない」と言われた時に実践した2つのこと
①褒めのシャワーでリフレッシュ
②学校を休ませて楽しいことをする

 

1.「学校に行きたくない」という日が増えてきました

 
 
いつも元気で友達が大好きな息子ですが、小学校に入ってから、「学校に行きたくない」という日が増えてきました。
 
 
小学校1、2年生の時は、それでも学校に行ってしまえば、楽しく過ごしていました。
 
 
私は、具合が悪くない時は学校に行くのが当たり前だと思っていたので、「小学生は学校に行かなきゃいけないんだよ」とずっと言い聞かせていました。
 
 
行きたくないとごねる日は、朝送っていったり、帰ってきたら好きなお菓子を買ってあげるからなどと言い聞かせたりしながら、学校に連れて行くようにしていました。
 
 
ところが、小学校3年生の6月ぐらいから、「学校に行きたくない」という日が増加!さらに家にいても元気がない日が増えてきました。
 
 
 
 
普段は明るく、活発だった息子が、家ではぼーっとすることが増えてきました。
 
 
それでも、学校に行くのが当たり前だと思っていた私は、無理にでも学校に連れていっていました。
 
 
その結果、学校では、怒りっぽくなり暴言を吐いたり暴れたり。授業中も立ち歩いたり、おしゃべりをして先生の話を遮ったりして授業を妨害するようになってしまったのです。
 
 
学校でのトラブルが増え、学校の先生に促されるまま発達検査を受け、注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断を受けました。
 
 
ウェクスラー式知能検査(WISC検査)では、IQが知的障害の数値ではないけれど、平均より低い境界知能であるということがわかりました。
 
 
学校の授業についていけなくなった息子は、自信をなくし、落ち着きのなさが前面に現れました
 
 
授業をきちんと受けられないことで怒られることも増え、さらに自信をなくすという学校生活で悪循環が生じていたのです。
 
 
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2.ADHDキッズの「学校に行きたくない」はSOSです

 
 
ADHDで境界知能の子は学校生活でストレスを抱えがち。「学校にいきたくない」はSOSです。
 
 
集団行動が苦手
 
板書が苦手
 
音読が苦手
 
漢字が苦手
 
話を聞くことが苦手
 
じっとしていることが苦手
 
 
など、とにかくストレスを抱えてしまう場面が多いんです。
 
 
さらに、学年が上がるにつれて学習も難しくなりますから、子ども本人も自分が周りと比べて遅れていること・できていないことを実感していきます
 
 
苦手なことを注意されたり、否定されたり、他の子と比較してできない自分に気づき、自信をなくすことで、ネガティブな記憶をためていくことになります。
 
 
普段は、明るく、お友達と遊ぶことが大好きな子でも、ネガティブな記憶がたまり抱えきれなくなるとさまざまな異変が現れます。
 
 
「学校にいきたくない」は、自信をなくし、ネガティブな記憶を溜め込んだお子さんからのSOSです。
 
 
もしも、「学校にいきたくない」と言われたら、まずは、お子さんの心を守る対応を最優先に考えてくださいね。
 
 
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3.「学校に行きたくない」と言われた時に実践した2つのこと

 
 
登校しぶりが、息子からのSOSだと知ってからは、私は、学校に行かせなければいけないという固定観念を捨て、次の2つを実践していきました。
 
 

◆①褒めのシャワーでリフレッシュ

 
 
家では、褒める肯定するを徹底しました。
 
 
学校で溜めたネガティブな記憶を払拭できるようにとことん褒めました
 
 
1日1時間は、息子と楽しく遊ぶ時間を作り、遊びの中でもできたことを褒めまくりました。
 
 
学校でストレスを抱えている分、おうちは楽しくて安心できる空間であるように褒めのシャワーでリフレッシュできるように心がけました。
 
 
褒めのシャワーを浴び、徐々に自信を取り戻した息子は、家では元の明るさを取り戻しました
 
 
 
 

◆②学校を休ませて楽しいことをする

 
 
家で肯定していても、学校でストレスは溜まっていきます
 
 
疲れていそうだなと思った時に「学校にいきたくない」と言われたら、休ませる選択をするようになりました。
 
 
以前の私は、学校に行くのが当たり前だと思っていました。
 
 
ですが、「子どもの心を壊してまでやらなければいけないことなんて何もない!」と発達科学コミュニケーションの産みの親である吉野加容子さんの言葉で私の考えは変わりました。
 
 
疲れが溜まり、学校を休んだ日は、思いっきり楽しいことをすると決めました。
 
 
前日から休むことを決め、翌日何をするか寝る前に作戦会議をします。
 
 
楽しいことに想いをはせる息子は、その時点でネガティブな記憶が薄れていきます。
 
 
そして、翌日楽しいことをするとネガティブな記憶はリセットされます。
 
 
夕方ごろには、スッキリした表情で「明日は、学校に行くからね。」と言ってきます。
 
 
登校しぶりの状況はさまざまですが、1番重要なことは、お子さんの心を守る選択ができるかです。
 
 
学校に行きたくないと言われたら、学校に行かせなければならないという固定観念を捨てて、子どもの心を守ることを軸に考えてみてくださいね。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:高井智代
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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