ADHDで食事が遅い!食事時間を大幅に短縮できる対処法

 

子どもの食事が遅いと予定通りに事が進まずイライラしますよね。朝は脳が低覚醒な状態だったり、ADHDの場合は不注意で集中できない、時間感覚がないことが原因です。食べるのが遅い4歳~小学生の食事時間を大幅に短縮できる対処法をお伝えします!
 

【目次】

1.ADHDの小学生が食事が遅いことにイライラ!
2.ADHDの子どもが食事に時間がかかる原因は?
◆朝は脳が低覚醒な状態
◆食事に集中できない
◆時間感覚が身についていない
3.食べるのが遅い子の食事時間を大幅に短縮できる対処法
◆できていることに気付かせる
◆早く食べる目的や意識を脳に与える

 
 

1.ADHDの小学生が食事が遅いことにイライラ!

 
 
注意欠如多動性障害(ADHD)の小学生の食事が遅い!時間がかかり過ぎ!と困っていませんか?
 
 
食べるのが遅い子には、できていることに気付かせて行動を促し、子ども自身が早く食べたいと思うような声かけをすると、大幅に食事時間を短縮することができるのです! 
 
 
ADHDの子どもが食事が遅いときにしている行動といえば…
 
 
・ダラダラとテレビを見ながら食べる
 
・何度注意しても立ち歩いて進まない
 
・一方的に会話ばかりして食べない
 
 
そんなこんなで、食事に1時間近くかかっているなんてことも。
 
 
特に朝は、パパッと食べてほしいのに…
 
 
これは、ADHD小学生あるあるなんです。
 
 
 
 
 
我が子も朝は苦手で、「ご飯だよ」「着替えるよ」と言っても、「待って!」と言って、切り替えができず、ダラダラとご飯を食べていました。
 
 
ADHDの小学生って、だらだら行動して遅くて、何回声をかけても取り組まない
 
 
毎朝、切り替え力も足りないと感じませんか?
 
 
こちらがイライラして「ほら!早く!さっきから言ってるよ!」と声をかければ、「わかってる(怒)」と、子どもまで不機嫌になる。
 
 
これは、定番のやり取りなんです。
 
 
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2.ADHDの子どもが食事に時間がかかる原因は?

 
 
ADHDの子どもが食べるのが遅いのは、脳の特性に原因があります!
 
 
食事に時間がかかる原因を3つご説明します。 
 
 

◆朝は脳が低覚醒な状態

 
 
実は、ADHDの子どもは、脳が低覚醒なことが多く、行動するまでに時間がかかります。
 
 
つまり脳は起きていない、意識がはっきりしていないのです。
 
 
低覚醒状態が長い子だと、給食後からシャッキリしてくるので、給食前の記憶がない…
 
 
体は起きて行動していても、脳は半分起きていない状態です。
 
 
そのため、ボーっとして、見落としが多く、何かを始めるのにも時間がかかります。
 
 
もともと食べるのが遅い子どもは、朝に低覚醒なことで、さらに食事に時間がかかるんです。
 
 
 
 

◆食事に集中できない

 
 
ADHDの特性として、衝動性・多動性・不注意があることで、集中力が持続しにくく、食事に集中できない場合があります。
 
 
食事中に気が散ったり、他のことに興味を持ったりすることで、結果として時間がかかるのです。
 
 
食事中なのにテレビの前に行ってしまう、おもちゃで遊び始めてしまうなんてことはありませんか?
 
 
それらも集中力が続かないことから起きている困りごとなのです。
 
 

◆時間感覚が身についていない

 
 
子どもに時間感覚が身についていないと、時間を意識して食べ終わることはできません。
 
 
ADHDの子どもは時間への注意力が弱いので、過集中になったり、どうしてもボーっとしてしまうんです。
 
 
私たち大人も、自分の興味のない話を聞くときには長いなーと感じたり、朝はやることに追われて「え?もうこんな時間!?」なんてことはありませんか?
 
 
時間感覚も注意の仕方次第なので、ADHDの子どもにとって、時間に注意を向けて、早く食事を終わらせるというのはとても難しいことなんです。
 
 
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3.食べるのが遅い子の食事時間を大幅に短縮できる対処法

 
 
ADHD小学生が食べるのが遅いときには、できていることに気付かせて行動を促し、子ども自身が早く食べたいと思うようなママの対応が必要なんです! 
 
 
ADHDで食事が遅い!食事に時間がかかる子どもにおすすめの対応をご紹介しますね。 
 
 

◆できていることに気付かせる

 
 
まず、自分のできていることに気づかせていくことで脳の覚醒度が上がってきます!
 
 
たとえば、「もう2口食べたの?」と声をかけていくことで、自分から食べ出したり、食べるスピードが早くなったりします。
 
 
また、立ち歩いた時に「座ってたべて!」と注意するのはお子さんの好ましくない行動に注目していることになり、ご褒美にもなりかねません。
 
 
そんなときには…
 
 
・ママは座って待つ
 
座ったときに褒める
 
・食べ始めたら「食べてるね」と声をかける
 
 
このように、好ましい行動をした時に肯定の声かけをして、その行動を定着させていきましょう。
 
 
 
 

◆早く食べる目的や意識を脳に与える

 
 
子ども自身が早く食べたいと思うような目的や意識を与える声かけをしてみましょう! 
 
 
人間には、目的や意識の思考・イメージを脳に与えてあげることで、それに応じて必要なものを見つける・聞きつける・聞き入れるというシステムが脳に備わっているのです。
 
 
お引き寄せって、言葉を聞いたことがありますか?
 
 
おしゃれなカフェに行きたいな〜と考えながら見渡していると、今までは気が付かなかった良さそうなお店を見つけたりしませんか?
 
 
これは、運がいいとも言えますが、実は脳科学なんです。
 
 
どういうことかというと…
 
 
「おしゃれなカフェに行きたい」と考えている=思考
 
それが見えてくる=見える・聞こえるという知覚
 
そこに行こう!=選ぶ
 
 
このような脳の一連の流れをお引き寄せと呼んでいるんです。
 
 
これはスピリチュアルでもなんでもありません。脳の引き寄せシステムなんです。
 
 
このシステムを利用して、子どもに早く食べる目的や意識を脳に与えてみましょう。
 
 
・早く食べ終わって、Youtube見る時間が欲しい
 
・早く食べ終わって、ママと遊びたい
 
 
このように、子ども自身が早く食べ終わりたいと思える目的なら、何でもいいのです。
 
 
たとえば、「この間〇〇くん、Youtubeが見たくて、早く食べ終わったよね!」と、声をかける等…
 
 
子ども本人が「〜したい」という意識を持てるように声かけをする、その際に動画や写真などを使って視覚からも情報を入れて意識させることも効果的です。
 
 
いかがでしたか?
 
 
ADHDの小学生が食事に時間がかかる原因とおすすめの対応がおわかりいただけたでしょうか。
 
 
この対応は食事に限らず、他の行動にも応用して使えますので、ぜひ試してくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:うめちゃん先生

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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