おやつタイムがトレーニングに!?遊びながら発達障害の子どもの注意力を伸ばす方法を紹介します!

 

探し物が苦手、テストでは解答欄を間違えるなど普段から不注意な行動が目立つ発達障害の子どもたち。今回は日常生活の中で子どもの注意力を伸ばすトレーニングを公開しちゃいます。子どもにとっては「遊び」なので取り組みやすいですよ!
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもの不注意な行動に困っていませんか?

 
 
普段から不注意な行動が目立つ発達障害の子どもたち。
 
 
・探し物をなかなか見つけられない
・テストのときに解答欄を間違えるなどケアレスミスが多い
 
 
こんな子どもの様子に悩んでいませんか?実はこれらの困った行動には全て「大事な情報を素早く見つける能力」がきちんと発達していないことが関係しています。
 
 
「大事な情報を素早く見つける能力」というのは簡単にいうと「見て選ぶ力」のことです。
 
 
 
 
子どもの「見て選ぶ力」を伸ばす方法についてはこちらで紹介しています。
 
 
 
 
 
「見て選ぶ力」というのは生活の様々な場面で必要とされる力であり、不注意な発達障害の子どもにきちんと身につけてあげたい力です。
 
 
上にあげた記事では様々なトレーニング法を紹介していますが、実は「見て選ぶ力」というのは遊びながら伸ばすこともできるんです!
 
 
ここでは日常の〇〇タイムをトレーニングに変えてしまう、とっておきの方法を紹介します。
 
 
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2.遊びの中にトレーニングを取り入れるメリットとは?

 
 
では、どうして遊びの中にトレーニングを取り入れることが効果的なのでしょうか?ここでは主な理由を2つお話しします。
 
 

◆①子どもが取り組みやすい

 
 
発達障害の子どもは脳の発達が未熟なために、苦手なことに取り組むときに大人の何倍ものエネルギーを必要とします。そのため「トレーニング」と聞いただけでプレッシャーがかかり、なかなか取り組めない場合もあります。
 
 
しかし、遊びの中に取り入れてあげると子どもは「トレーニング」という意識を持たないので、ぐっと取り組みやすくなるんです。
 
 
脳が発達するのは、子どもが「楽しい」と感じているときです。ですから「今日はトレーニングをやるのは嫌そうだな…」という日は無理強いせずに、今回紹介する遊びに取り組むだけでも十分なんですよ。
 
 
 
 

◆②しっかり目を使うことができる

 
 
注意力を伸ばすためのトレーニングというとプリントを使ったものが主流です。不注意を改善するのにとても効果的な方法ですが、視界がプリントの範囲に限られてしまうという点もあります。
 
 
しかし、日常生活の中で「必要な情報を素早く探す」トレーニングを取り入れてあげると、視界がぐんと広がるのでしっかり目を使うことができるんです。
 
 
また、身の回りにある物は平面ではなく3Dなので、観察することで得られる情報量も多いんです。
 
 
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3.日常生活の中で子どもの注意力を伸ばす方法

 
 
では実際に、どのような場面で「必要な情報を素早く探す」トレーニングを取り入れると効果的なのでしょうか?ここでは発達障害の子どもにオススメの3つの場面を紹介します。
 
 

◆①おやつタイム

 
 
1つ目はおやつの時間です。ここでは様々な色や形の種類があるお菓子を用意して、子どもと探しながら食べてください。
 
 
まず、見つけやすいように大きめのお皿にお菓子を出します。
 
 
「ピンクのチョコレートから食べよう!」
「うさぎの絵がついているクッキー、何枚見つかるかな?」
 
 
などと声かけをして、楽しみながら食べましょう。
 
 
見る機能というのは色→形→奥行きの順番で難易度が上がります。そのためマーブルチョコレートなどが色だけが違うものは難易度が低く、「たべっ子動物」などイラストを認識する必要があるものは難易度が高くなります。
 
 

◆②お風呂タイム

 
 
2つ目はお風呂の時間です。ここではスーパーボールを用意してお風呂の中に投入してください。
 
 
「青のボールをいくつ見つけられるかな?お母さんと競争しよう!」
 
 
なんて声かけをすると子どもは張り切りますよ。お湯に浮いている状態だとゆらゆら動いて見つけにくくなるので、結構いいトレーニングになります。
 
 

◆③お出かけタイム

 
 
3つ目はお出かけの時間です。オススメなのは公園で石や葉っぱ、どんぐり拾いをすることです。と言ってもただ集めるだけではありません。
 
 
まず最初は「葉っぱを5枚集めてね」枚数を指定するところから始めます。そして次に「今度は虫に食われていない葉っぱを5枚集めてきてね」指定を細かくします。
 
 
発達障害の子どもはパッと見ることはできても、じっくり観察することができない傾向があります。
 
 
「虫に食われていない葉っぱ」というのはよく見ないと判断ができないため、子どもの観察する力を養うことができるんですよ。
 
 
この他にも、夜だったら星座探しもオススメです。空を使って壮大なトレーニングができちゃいます。
 
 
 
 
いかがでしたか?こんな風に「必要な情報を素早く探す」トレーニングは日常生活の様々な場面で取り入れることができるんです。
 
 
楽しく遊びながら、発達障害の子どもの注意力をぐんぐん伸ばしてあげてくださいね!
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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