今日は、お母さんとお子さんが楽しくおしゃべりをしながら、まわりの音を言葉で言ったり書いたりする練習プリントの説明をします。
お母さんと一緒に目を閉じて、耳をすましてみよう!~教材「どんな音がするかな?」の使い方~
[vimeo 376603509 w=640 h=480]
レッスンスクリプト
まず、目をつぶって、耳をすましてみてください。お母さんは、「よーく聞いてごらん。どんな音が聞こえる?」と、お子さんにやさしく、そお〜っと声をかけてあげてくださいね。
いろいろな音が聞こえます。その中から、ひとつ、お子さんの耳に聞こえた通りに書き出してみてください。できるだけ「カサカサ」とか「パリバリ」など、同じ音を二回重ねる言葉で書いてみてください。これを、「オノマトペ」といいます。
お子さんがどういう言葉を使っていいかわからな〜いとなってしまったときも、このオノマトペを使うと、とても楽しく上手に書くことができるのです。
たとえば、「雨がザァサァ降っている音がする」と「雨の音がポッッポツッと聞こえた」では、雨の振り方がちがうということまで伝わってきますね。
次に、その音の正体を見つけます。お母さんは、とても楽しそうに「よーく見てごらん。何が見える?あの音の正体は何だった?」と、お子さんに声をかけてください。
お子さんが見つけた正体を書き出してみましょう。これを毎日繰り返すと、聴覚と視覚を使った注意力のトレーニングになります。それから、作文や日記を書くときも、表現がとても豊かになります。
また、これを山や海、公園、庭などでやってみると、いろんな鳥の声や風の音が聞こえて、いつもはちょっと忘れていた自然を感じることができて、お母さんもお子さんもとてもやさしい気持ちになれますよ。
慣れてきたら、プリントがなくても大丈夫。いつでもどこでも楽しく練習できます。
このプリントは、下のリンクからダウンロードできます。何回もコピーして挑戦してみてください。
また、iPadを使うと、プリントアウトをしなくても、iBooksというアプリを使えば簡単にできます。
そして、プリントは、ファイルに綴じてください。そうすると、作文や日記を書くときにとってもありがたいオリジナルのお助けノートになるのです。
そればかりか、ずっと大切にとっておくと、アルバムのようにお母さんとお子さんの思い出がぎっしりつまった素敵な宝物になりますよ。ぜひ、やってみてください。
教材のダウンロードはこちらから!
講師:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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