① ルーティンの設定
② 短い休憩をはさむ
③ 環境の整備
④ ポジティブなフィードバック
しかし、このままではなんだか上滑りして聞こえます。一般論、最大公約数だからですね。
我が家の息子の例を挙げながら記述していきますから、お子さんだったらどうかな?と具体的にあてはめながら読み進めてみてください。お子さんのことを誰よりも一番よく知っているのは、お母さんです。
一番取り掛かりやすい、④「ポジティブなフィードバック」から設定することをお勧めします。(あなたの脳の負荷を減らしてください!)
お子さんが一番喜ぶご褒美はなんですか?
息子の場合、あんこのおやつをちらつかせて宿題をさせようとしても、効果はありません。彼にとってのご褒美は、「お母さんと一緒にマリオカートを楽しむ」。これでした。
「宿題終わったらさ、〇時までマリオカートしようよ!2レースしたいから、たくさん時間を残してほしい!」こうして誘うと、重い腰が上がります。
次に、②「短い休憩をはさむ」。
これは、身体的な疲れを取るだけではありません。やる気スイッチを兼ねています。
「インスタグラムを5分見る」これが息子にとっての「休憩兼スイッチ」でした。もふもふのカワイイ小動物の動画を見ると、溶けながら元気が出るそうです。
「やる気スイッチの、5分タイマー入りまーす!」と、携帯を渡す前にタイマーをかけます。一緒に見ながら溶けてあげれば、スイッチはより確実に入ります。
③「環境の整備」。
お母さんと一緒がいいんだから、宿題も横について励ましてあげます。集中力が途切れそうになったら、母は松岡修造になって、アツいエールを送ります。割り算も3ケタになってくると、母もあやういので、一緒にひっ算します。
お部屋の模様替えだけが環境ではありません。環境=お母さんです。もちろん、そっと見守ってほしいお子さんもいると思います。
いかがでしょう。この3つだけでも、ずいぶん血が通ってきませんか?
残る難題、①「ルーティンの設定」ですが、前述のとおり、何かを始めるときに最も負荷がかかるわけですから、スタートのハードルを極力下げてあげることが重要です。
定着するまでは、お母さんが、ランドセルをお部屋まで運んであげる、宿題のページを開いて机に並べてあげる、削った鉛筆と消しゴムも並べてあげる。あとは座って鉛筆を握るだけのところまでお膳立てしてあげてください。
大丈夫、ずっとではありません。息子の場合、およそ1か月で、自分でできるようになりました。
ほぼ習慣化できた今では、スイッチやご褒美がなくても、サッと終わらせることができています。
思い出してください。脳はいつもと同じがラクちんなんです。
あれほど嫌だった宿題も、ルーティンにまで昇華させてしまえば、脳に過剰な負荷をかけることがなくなります。
ここまで来れば、お母さんの負担はもうほとんどありません。
たとえるなら、ロケットの発射台のようなイメージでしょうか。
最初は大きなエネルギーで支えてあげないと、スタートすら切れないのです。
とはいえ、お母さんのエネルギーも有限ですから、いつもいつも、子どもの生活のすべてを爆発的なエネルギーで支えていたら倒れます。
成長の旬を見極めて、今でしょ!というところで、期間限定のスペシャルサポートを開始してください。
そして、ご自身にもしっかり、ご褒美を用意してあげてくださいね!
お子さんにぴったりの宿題サポート、必ず見つかります!
執筆者:高田 礼
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)