グレーゾーンの子育ては、相談しても悩みが理解されにくく、解決策が見つかりにくいもの。YouTube依存で子どもが入院宣告を受けた私が、入院を断り見つけた最も大事なこととは?グレーゾーンの子育てで大切なことを見つけるポイントをお伝えします。
【目次】
1.相談先はいっぱいあるのに解決しないグレーゾーンの子育て
2.YouTube依存で子どもが親元を離れる入院宣告
3.入院を断って選んだグレーゾーンのための子育て
4.私が見つけたグレーゾーンの子育てを支える学び
◆仲間と学べること
◆自分のペースで学べること
◆学び続けられること
1.相談先はいっぱいあるのに解決しないグレーゾーンの子育て
発達障害・グレーゾーンの子育ては、相談先・支援先は周りにあるのに、納得のいく回答や支援が受けられないのが現状です。
毎日一緒に過ごし、子どものことを一番理解しているママが学ぶことで、専門機関を頼らなくても自分で解決できるようになります。
悩みが多岐にわり理解されにくく、解決が難しいグレーゾーンの子育てだからこそ一人で悩まずに自分にあった信頼できる相談先と悩みを共有できる仲間の存在は必須です。

子育ての相談先をいくつ持っていますか?相談先で納得のいく回答や支援が受けられていますか?
あれ?おかしいな…。うちの子、周りの子とちょっと違うかも。
グレーゾーンの子育ては、こんなママのちょっとした違和感が大きくなっていくことから相談が始まります。
幼稚園の先生、市の子育て相談、かかりつけの小児科、身近にある相談先に相談をしても、
・この程度なら問題ないですよ
・様子をみましょう
・お母さん、頑張っていますね
似たような回答ばかり、子育ての専門家に相談してもそうなんだからとその時は納得しても、子育ての問題は大きくなるばかり。
相談しても悩みを理解してもらえないことから、発達障害・グレーゾーンの子育てはママが辛さ抱え込み孤立するケースが多く見られます。

今回は、息子がYouTube依存で入院宣告をされた私が、入院を断って選んだグレーゾーンの子育てで最も大切なことと、そのポイントをお伝えしていきます。
2.YouTube依存で子どもが親元を離れる入院宣告
私は、現在小学2年生の不登校の子どもを育てるママです。
小さな頃から寝るのが苦手な息子は、入園当初から激しい登園渋りがあり困っていました。
園ではニコニコ楽しそうに過ごし、外出先でもお行儀よく待てる外では良い子。けれども好きなことに没頭し、融通が利かず、なかなか寝ない、家に帰ると私を困らせる子でした。
激しい登園渋りに偏食、夜眠らないなどに困って、幼稚園の先生や市の子育て相談、小児科の先生に相談しても、私が話す家での様子は想像できない、様子を見ましょう、と言われるだけ。
日々の困りごとを何とかやり過ごしてきましたが、園や家での対応のストレスからか動画視聴が止まらず昼夜逆転気味になり、登園できなくなってしまいました。
叱ったり、制限したり、取り上げたり、こちらが対応すればするほど、動画への執着が酷くなるばかりで対応する私も自分が制御できなくなっていきました。
年長で動画依存、昼夜逆転なんて!

かかりつけの小児科の先生にまず相談をし、病院をつないでもらって先生も施設も最高の環境にたどり着きましたが、息子は受診を拒否したんです。
初めに紹介してもらったのは近所で評判の小児精神科。そこでの問診の結果、「発達の問題はない、本人の問題」と言われました。
動画依存、睡眠の問題は入院が手っ取り早い、未就学児を受け入れる病院はない、就学したら院内学級のある病院を紹介するから入院するようにと言われました。
で?就学までの半年間、家で何をしたらいいの?
病院の受診でさえ嫌がる息子をどうやって入院させるの?

入院を薦められた院内学級のある病院は県内でも有名な医療療育機関でネット依存専門の小児精神科の先生もいらっしゃる病院でした。
自宅からは高速を使って車で1時間ほどの場所になりますが、お世話になる条件としてはとても整った環境です。
入院するかどうかは病院の様子を確認してからでも良いとのことで、見学ということにしてまずは受診をしてみることにしました。
けれども、私達のただならぬ雰囲気を感じ取った息子は受診を断固拒否!
予約の変更を繰り返しても子どもを連れて行けることができず、受診も入院も断ることにしました。
3.入院を断って選んだグレーゾーンのための子育て
入院を断ったのには、子どもが受診拒否をしたほかに、私が子育てを学びたいと思うようになったことが影響しています。
相談しても解決しないのならばママが学べばいいんです!
ママが我が子の専門家になれば毎日自宅で子どもを発達させることができるようになります。

約3カ月の間、予約の変更を繰り返しながら、私は毎日、一人では抱えきれない不安に押しつぶされそうになりながら答えのない質問を繰り返していました。
・入院するには申し分ない環境。だけど、ほんとに入院させて良いの?
・拒否する息子を無理矢理入院させて親子関係はどうなるの?
・入院して元の生活に戻れたとしても、私が変わっていなければ同じことの繰り返しにならない?
・良くなった過程を知らなくて、病院と同じ生活を今の私が続けさせられるの?

私と一緒に暮らしていた環境で起きたこの状況、一人で抱え込むことはないけど私が見ていない状況で誰かに治してもらっても意味がないと思いました。
私と一緒に暮らす環境で、親子で解決していかないと同じことの繰り返しになる、環境を変えるためには私が変わらなければ。
私が変わるために、子育てを学ぼう!という考えにたどり着きました。
4.私が見つけたグレーゾーンの子育てを支える学び
幼い子を抱えての学びへの挑戦!迷わず自宅で学べるオンライン講座を選びました。
オンラインで学べる子育て講座は教育機関や発達支援団体が運営するものから個人起業家さんが行っている物まで規模や種類、スタイルはさまざまで、数も膨大です。
たくさんの情報の中から安心して学べる環境を選ぶために押さえておきたいポイントあります。
私が発達科学コミュニケーションに出会って信頼して相談、安心して子育てができるようになった経験から、グレーゾーンの子育て講座を選ぶときのチェックポイントをご紹介します。

◆仲間と学べること
孤立しやすいグレーゾーンの子育ては仲間と一緒に学べることが最大のポイントです。
グループディスカッション形式で学べるものがお勧めです。
同じ子育ての悩みを抱えている人と悩みを共有し、お互いにアイデアを出し合って解決をしていくことができます。
ひとりで解決できないことは、ひとりで抱え込まず、仲間と励まし合いながら解決できるのが理想的です。
◆自分のペースで学べること
お仕事に家事に忙しいママは、自分のペースで好きな時間で学べることが学びを継続するためには重要です。
そのために、動画教材の有無は大事なポイントになります。
特にお仕事をしながら学ぶ場合は、ライフスタイルに合わせて時間が空いた時や好きな時に自分のペースで学べます。
また、何度も見返して学べるのも魅力です。
突然の予定で受講のキャンセルをしなくてはならない場合も動画の見返しができる仕組みがあれば無理なく続けられます。
◆学び続けられること
講座が終わった後に、学び続けられる、何度でも学び直しができる環境があれば安心です。
子育ては一生続きます。今の問題が解決したら終わりではありません。
イヤイヤ期、1年生プロブレム、9歳の壁、思春期、反抗期、のように成長の過程でやってくる乗り越えなければならない場面があります。
そのたびに新しい環境を探したり、新しいことを学ぶのではなくいつでも戻れる場所があると心強いですよね。

グレーゾーンの子育ては、相談しても分かって貰えない、幼い子を置いて外に出られないなど、孤立しやすい条件が揃っています。
自分の今の生活圏内に見つからない相談先や学ぶ環境は、インターネットの普及でスマホやパソコンがあれば自宅から世界中と繋がって見つけることができます。
だから、絶対に諦めないで!ひとりで抱え込んで悩まないで欲しいんです。
悩む時間を自分に合った環境を探す時間、学ぶ時間に使って欲しいです。
自分の悩みを共有し一緒に解決する仲間を見つけて、次はその時間を自分の時間として自分らしく過ごす時間に変えていって欲しいと思います。
発達科学コミュニケーションでは仲間と子育てを学び続けられる環境が揃っています
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)