不登校のきっかけは発達グレーゾーンの困りごと?!今すぐすべきサポート2つ

 

子どもが不登校や登校しぶり、学校イヤ発言。「うちの子がなぜ?」と悩んでいませんか。子どもに聞いてもきっかけや理由はよく分からない…。実は、発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることも!状況が悪化する前に今すぐすべき効果的サポートがあります。
 

【目次】

1.子どもが不登校や登校しぶりに!きっかけは何?
2.不登校や登校しぶり、実は発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることも!
3.経験したからこそ分かる、悪化する前に今すぐすべき効果的サポート2つ
①まず、家を子どもの安全基地にする
②子どものつまづき・困りごとを見つけて、知識を身につけて対応する
4.不登校の隠れたきっかけがわからなかった後悔

 

1.子どもが不登校や登校しぶりに!きっかけは何?

 
 
子どもが不登校や登校しぶりで、悩んでいませんか。
 
 
実は、不登校や登校しぶりには、発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることも!
 
 
経験からわかった、状況を悪化させないために今すぐ家ですべき効果的なサポートがあります!
 
 

 
 
お子さんのこんな様子で悩んでいませんか?
 
 
「学校つまんない」「学校イヤ!」発言。
 
「お腹痛い」と泣いたり、「行きたくない」と怒ったりして、登校しぶり。
 
「もう無理」「行かない!」まさかの不登校。
 
 
こんなことがあると、「うちの子がなぜ?」「どうしたらいいの?」と悩んでしまいますね。
 
 
子どもに聞いても、きっかけや理由はよく分からないことが多いですよね。
 
 
実は、本人もよくわからない、発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることがあります!
 
 
きっかけや理由は何であれ、もっと辛いSOSを出す前に、目の前の子どもが元気になることが一番です。
 
 
今すぐすべき効果的なサポートを実体験からお伝えします。
 
 
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2. 不登校や登校しぶり、実は発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることも!

 
 
実は、学校生活や日常の何気ない場面に、発達グレーゾーンの困りごとが隠れていることもあるんです!
 
 
お子さんにこんな様子はありませんか。実は、こんな様子の後、登校しぶりや不登校になった我が家の子どもの当時の様子です。
 
 
・人見知りで緊張しやすいが、友達はたくさんいるし、発表もなんとかこなす
 
・夏休み明けに登校しぶりしたが、生活面、学習面ともに問題ないと担任からは言われる
 
・友達同士でケンカしている、友達が先生に怒られている、などクラスの心配事を話す
 
・放課後や週末に家ですごくイライラする、騒ぐ
 
 
 
 
学校生活や日常の何気ない場面の裏を返すと…
 
 
・実は、コミュニケーションや話すことが苦手だけど、ものすごく頑張っている!
 
・実は、生活面、学習面でみんなと同じことをするのに何倍も努力しないとついていけない!
 
・実は、周りをよく感じ取っているから、ものすごく不安になってしまう!
 
・実は、限界まで頑張っているから、ストレスが満杯、疲れ切っている!
 
 
発達グレーゾーンだと、みんなと同じように学校で過ごすことに何倍ものエネルギーを使っています。
 
 
もしかして、と思ったら、「うちの子、発達グレーゾーンなの??」と悩むよりも、「発達検査を受けないと!」と焦るよりも、状況が悪化する前に今すぐしてほしい効果のあるサポートがあります。
 
 
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3. 経験したからこそ分かる、悪化する前に今すぐすべき効果的なサポート2つ

 
 
もしかして、と思うと、「うちの子、発達グレーゾーンなの?」と悩んだり、「発達検査を受けないと!」と焦ったりしてしまうかもしれません。
 
 
悩んで立ち止まったり、発達検査を数ヶ月も待ったり、なんとかだましだまし無理に登校させようとしている間に、どんどん子どもの状態は悪化してしまいます。
 
 
専門家に診てもらうのを数ヶ月も待つより、今すぐしてほしい、お母さんお父さんにしかできない効果的な2つのサポートがあります!
 
 
 
 

◆①まず、家を安全基地にする

 
 
まず、家が子どもにとって安心して休める場所にしてあげます。
 
 
家が心地よいと、学校にますます行かなくなるのでは、と心配されるかもしれません。
 
 
登校しぶりの時点で子どもの限界が来ています。
 
 
不登校になった頃にはもう完全に電池切れです。
 
 
学校で力を使い果たしてしまい、家でもエネルギーチャージができない状態では、どこで回復ができるでしょうか。
 
 
スマホも充電が切れてしまっては電源すら入りません。
 
 
どれくらいの充電が必要かは子どもや状況によって異なりますが、家が子どもにとって安心して休める安全基地であることは、これ以上の状態悪化、精神不安定、暴言・暴力、引きこもりなど二次障害も防ぐ第一歩になります。
 
 

◆②子どものつまづき・困りごとを見つけて、知識を身につけて対応する

 
 
残念ながら専門家は365日子どものことを見られるわけではありません。
 
 
ずっと見守ってきたお母さんお父さんしか知らない子どもの行動が、実は発達グレーゾーンのつまづき、困りごとだと気付けるのは、やはりお母さんお父さんです。
 
 
子どもの学校生活や日常の何気ない場面で、どこが問題なのか?
 
 
・教室に入れないのは、騒がしさを何倍も感じてしまう聴覚過敏だからかもしれない
 
・学校に行けないのは、次に何をするのか先を見通せないことに不安を感じているからかもしれない
 
・かんしゃくを起こすのは、自分の気持ちを伝える力がまだ育っていないからかもしれない
 
 
そして、お母さんお父さんが知識を身につけて、自分を理解して味方になってくれることは、子どもにとって前に進む大きな力になります。
 
 
大人も「なんでうちの子だけ?」「ちょっとおかしいな…」と思うことも、知識があれば子どもがすることも理解できて、イライラせずにサポートしやすくなります。
 
 

4.不登校の隠れたきっかけがわからなかった後悔

 
 
我が家の子どもが小学校1年生のとき、クラスの不安を訴えたり、家でイライラしたりしているのは、小学校に慣れるまでの一時的なものだと思っていました。
 
 
ところが、2年生になって登校拒否。不登校中もどんどん不安やイライラが強くなり、ついには、泣き叫んで怒ったり、「消えろ」と何かに取り憑かれたような顔で唸ったり、窓から身を乗り出したり、ひどく精神不安定になってしまいました。
 
 
ようやく困りごとが隠れていたことに気付きましたが、間違えた対応をたくさんしてしまいました。悩んで調べ続けたり、専門家に相談するのを数ヶ月待ったり、時間がかかってしまい遠回りをしてしまいました。
 
 
子どもも家族も、その大きな傷からの回復にはたくさんの時間・エネルギーが必要になってしまいました。
 
 
 もっと早く困りごとに気付いてあげられたらよかった。
 
 
自分に知識がなかったことで大きな傷を負わせてしまったことに後悔しています。
 
 
 
 
今、成長して思春期の子どもは、家で荒れることもなく家族と穏やかに会話したり、一緒に映画を見たり、旅行したりもできています。
 
 
友達と楽しく過ごし、子どもの元気な笑顔、新しいことにどんどんチャレンジする姿を見ることもできています。
 
 
「子どもの心を壊してまでやらせなきゃいけないことなんてこの世にひとつもない」
 
 
発達科学コミュニケーションでそう学んで、知識を身につけてサポートしてきたからです。
 
 
今すぐに気付いて正しい楽しいサポートができれば、子どもは驚くほどの回復力を発揮してくれます。
 
 
もっともっと辛いSOSを出す前に、目の前の子どもが元気になることが一番です。
 
 
もしかしたら、子どもの学校生活や日常の何気ない場面に、発達グレーゾーンの困りごとが隠れているかもしれない。
 
 
子どもが限界になって辛いSOSを出す前に、心が壊れてしまう前に、ぜひ知識と理解、対応策を身につけて、笑顔を取り戻せる親子が増えてほしいと心から願います。
 
 
 
 
 
 
発達グレーゾーンの知識と理解、対応策がたくさんあります!

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執筆者:中村友香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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