HSPの子と家族旅行!人混みが苦手でも楽しめる事前の計画とは?

 

人混みが苦手なHSPの子どもと旅行は難しいと思っていませんか?HSPの子と旅行を楽しく過ごすためには、事前にしっかり計画することが大事です。この記事では、HSPタイプの我が子と旅行を楽しめた秘訣をお伝えします。
 

【目次】

1.子どもの特性を知ることが大事
2.HSPの子どもはなぜ人混みが苦手なのか
3.人混みが苦手なHSPの子どもと家族旅行を楽しむ秘訣
①人混みのピークを避ける
②行きたい場所と休憩場所を事前に調べておく
③事前にタイムスケジュールを伝える
④ミッションを与える

 
 

1.子どもの特性を知ることが大事

 
 
冬休みは家族旅行に行きますか?
 
 
人混みが苦手な人一倍敏感な人:Highly Sensitive Person(HSP)の子どもがいるご家庭は人出の多い場所はちょっと…とネガティブに感じているママもいるかもしれませんね。
 
 
子どもの特性を知ることが大事なのは、対応策がわかり本人へのストレスを減らすことができるからです。
 
 
HSPの子どもと安心して楽しい家族旅行をするためには、事前計画をしっかり立てることです。
 
 
HSPとは、一般の人よりも感受性が高く、外部からの刺激に敏感な人を指します。
 
 
HSPは病気ではなく「気質」です。生まれ育った環境やその人の性格によるものではないことが分かっています。
 
 
また、HSPの気質を持つ子どものことをHSC(Highly Sensitive Child:人一倍敏感な子)と呼びます。
 
 
 
 
我が家には、HSCで人混みが苦手な中学1年生の娘がいます。
 
 
娘の特性は、
 
・人混みが苦手
・大きな音や光が苦手
・見通しがつかないことに不安感が強い
・他人の感情に影響されることが多い繊細な子
 
 
今でこそ、娘のHSCの特性を理解した対応に気を付けることができますが、認識する前は、なぜこうなるんだろう?と、育てにくさを感じることがありました。
 
 
例えば、娘が幼児のころ、初めて行ったテーマパークで入場して間もなく人混みの中「帰りたい」「帰る」と過剰に泣いてしまったという経験があります。
 
 
その頃の私は、なぜ娘が急にそんなことを言ったのか理由が分からず、ただただ機嫌を取ることに一生懸命でした。
 
 
娘がHSCだと認識したのは、小学6年生の時の登校しぶりがきっかけです。
 
 
今までは、育てにくさを感じながらも個性だと思っていた私は、発達科学コミュニケーションに出会って初めてHSCの特性を知りました。
 
 
知ることで、今までの育てにくさに納得できました。
 
 
そして、知ることで対応策がわかり本人へのストレスを減らすことができ、楽しい家族旅行ができました。
 
 
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2.HSPの子どもはなぜ人混みが苦手なのか

 
 
HSPの子どもが人混みが苦手なのは、感受性が強くストレスを感じやすいからです。
 
 
特性を理解して対応すればHSPの子どもと旅行を楽むことができます。
 
 
 
 
まず、HSPについてご説明しますね。
 
 
HSPの人にはいくつかの特徴があります。
 
・環境の変化に影響されやすい
・刺激に強く反応し疲れる
・深く考える傾向がある
・他人の感情に敏感である
 
 
慣れた場所ならいいけれど、初めての場所や人混みは楽しむ前にストレスや不安を感じやすい。
 
 
HSPの子どもでも楽しめる方法は、特性を理解して準備をすることです。
 
 
次章では、人混みが苦手で繊細な娘が家族旅行を楽しめた時のことをお話します。 
 
 
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3.人混みが苦手なHSPの子どもと家族旅行を楽しむ秘訣

 
 
人混みが苦手なHSPの子どもと家族旅行を楽しむためには、見通しが立つように事前にしっかり計画を立てておくことが大切です。
 
 
我が家の娘と家族で大宰府天満宮にお参りに行きました。
 
 
娘は繊細で、人混みに対して特に敏感になることがあります。
 
 
とにかくその場から立ち去りたいとソワソワするのです。
 
 
そんな娘が楽しく過ごせる旅行にしようと、4つのことに気を付けて計画を進めました。
 
 
 
 

◆①人混みのピークを避ける

 
 
なるべく、混雑する時期や時間帯を避けました。
 
 
それでも、観光客で予想外に混んでいる時のことを考えて事前に
 
「観光客が多いかもねー」
「多かったら早めに出て休憩しようね」
 
と伝えておきました。
 
 

◆②行きたい場所と休憩場所を事前に調べておく

 
 
名所や本人が行きたい場所はホームページで一緒に調べて予習しておくと安心できます。
 
 
また、歩き疲れる頃に休憩場所を設定しておきます。
 
 
例えば、有名な梅の木を見るー梅が枝餅と抹茶を頂く店へ行くーそこでお土産用も買うなど、目的を決めて事前にインターネットで調べてイメージしておくといいです。
 
 

◆③事前にタイムスケジュールを伝える

 
旅のスケジュールを伝えておいて、その都度、「次は○○だよ」と伝えました。
 
 
見通しをもたせ、安心させるためです。
 
 

◆④ミッションを与える

 
子どもにも可能なミッションを与えてあげるといいです。
 
 
この度は、おばあちゃんも一緒だったので、娘におばあちゃんのサポート役を任せました。
 
 
サポートというのは話し相手のことです。娘にぴったりの役でした。
 
 
なぜなら、幼児のころから、おばあちゃんには強気で先生役になっていたからです。
 
 
調べたことをアウトプットできる機会として最適でした。
 
 
 
 
このように、事前に準備をすることで、本人のストレスを減らすことができたと思います。
 
 
人混みが苦手な娘と、今では安心して楽しい家族旅行ができるようになりました。
 
 
いかがでしたか。
 
 
人混みが苦手なHSPの子どもと家族旅行を楽しむためには、見通しがたつように事前にしっかり計画をたてること。
 
 
計画は、楽しみをイメージしながら一緒に作っていくことがポイントです。
 
 
その子にあった方法を見つけて、快適に旅ができたらいいですね。 
 
 
 
 
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執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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