受験生なのに息抜きばかり!?グレーゾーン中学受験に欠かせないメンタル調整法

 

中学受験生の子どもが息抜きばかりで心配になっているママはいませんか?グレーゾーンの子どもはストレスに弱い子どもが多く、受験間近で不安が強くなるこの時期は特に注意が必要です。この記事では受験生に欠かせないメンタル調整法をご紹介しています。
 

【目次】

1.グレーゾーンの中学受験生が息抜きばかりでイライラ
2.中学受験生に4つの幸せホルモンが及ぼす影響
3.息抜きの効果を上げるママのサポートとは

 
 

1.グレーゾーンの中学受験生が息抜きばかりでイライラ

 
 
中学受験生にとって12月は残り少ない最後の追い込みをかける時期です。
 
 
こんな時期にグレーゾーンの中学受験生が、息抜きばかりしている姿を見るとママは大丈夫かなと心配になったりイライラしたりしますよね。
 
 
実は、受験生にとって息抜きの時間は本人なりのストレス解消法で心を落ち着かせるのに効果があるのです。
 
 
我が家の自閉症スペクトラム(ASD)傾向の娘が、中学受験生の時、受験間近なのにイラストを描くのに夢中でした。YouTubeを見ながら描き方を学んでいるのです。
 
 
受験生の親としては、「そんなの受験が終わってからすればいいのでは?」とか「もっとやることあるでしょ」など勉強しないことにイライラして不満の心が沸いていました。
 
 
そんな時の私は、言葉に発していなくても、勉強するべきオーラが出ていたに違いありません。
 
 
 
 
しかし、すぐに改めることができたのは、私がすでに発達科学コミュニケーション(発コミュ)で、ASD傾向で不安の強い娘への対応方法を学んでいたからです。
 
 
だから、見守る姿勢と必要な声かけ、好きなことに集中するなど息抜きの効果を理解することができました。
 
 
余計な一言でお互い嫌な思いをせずにやり過ごすことができました。
 
 
今回は、私がグレーゾーン中学受験生の娘に行って効果のあった対応をご紹介しますね。 
 
 
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2.中学受験生に4つの幸せホルモンが及ぼす影響

 
 
グレーゾーンの中学受験生にとって勉強と試験のプレッシャーは大きなストレスになります。
 
 
ゲーム、YouTube、絵を描くといった息抜きは、適度に行うことで「幸せホルモン」を分泌させ、ストレス解消したり集中力を回復させたりする助けになります。
 
 
 
 
 
「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミン・セロトニン・オキシトシン・エンドルフィンの4種類のホルモンは受験生にとってよい効果があります。
 
 
ドーパミン:やる気や報酬に関連するホルモンで、目標達成時や達成感を感じると分泌されます。
 
効果:モチベーションや自己肯定感が高まります。
 
 
セロトニン:安定感のホルモンともいわれ、心を落ち着けリラックスさせてくれます。
 
効果:ストレス軽減や気分を安定させ集中力を保ちやすくします。
 
 
オキシトシン:愛情や信頼、絆を深めるホルモンです。声かけや握手、ハグ、一緒にテレビを見るなどすると分泌されます。
 
効果:ストレス軽減、安心感、社会的サポートの強化、集中力の向上、感情の安定など。
 
 
エンドルフィン:「幸せホルモン」として知られ、痛みを軽減したり、快感をもたらしたりする働きがあります。散歩や軽い運動で分泌されます。
 
効果:ストレスを軽減し、心地よい幸福感をもたらします。
 
 
ゲームやYouTube、絵を描くなどの中学受験生にとっての息抜きの時間は、長時間の勉強からくるストレスから解放されて心がリラックスし、その後の勉強に対する集中力や効率を高めることにもつながります。
 
 
また、勉強では主に左脳を使うことが多いので、娘のように絵を描くと右脳を刺激し、勉強の合間のリフレッシュを助けてくれていたのです。
 
 
脳は「楽しい」経験をすると、ずっと行動し続ける特徴があります。
 
 
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3.息抜きの効果を上げるママのサポートとは

 
 
前述したように「楽しい」を感じた脳は行動し続けます。
 
 
中学受験生の勉強の効率を上げるための一般的な「楽しい」ストレス解消法はママのかかわり方が重要になるのでいくつかご紹介します。
 
 

◆時間の管理

 
 
目安として、50分〜1時間勉強したら10〜15分の休憩のバランスが効果的です。
 
 
娘には勉強時間や息抜きの時間はタイマーで時間管理しました。
 
 
時間の見通しをつけることは本人にとっても安心できたようです。
 
 
 
 
 

◆子どもがやっていることに興味を持つ

 
子どもが休憩時間に趣味に集中しているときは様子をみて肩をさわったり「なに描いてるの?」とか「上手に描けてるね」など興味や関心を持って子どもに声をかけるようにしました。
 
 
娘は嬉しそうにイラストの色の配分や影の付け方を説明してくれました。
 
 
ちょっとしたコミュニケーションが幸せホルモンの分泌を高めます。
 
 

◆美味しいおやつでリフレッシュ

 
 
娘の好きなおやつを用意して一緒に過ごす時間を大切にしました。
 
 
塾や学校の話をポツリポツリと話してくれることもありコミュニケーションのチャンスでもあります。
 
 
一緒におやつを食べるだけでも幸せホルモンで安心感が得られますよ。
 
 
 
 
いかがでしたか?グレーゾーンの中学受験生が息抜きばかりしていることにイライラするのは逆効果です。
 
 
ストレスを解消させ効果を上げていくためにもママのサポートが必要不可欠です。
 
 
リラックスできたら、またやる気スイッチが入って勉強モードに切り替わってくれますよ。
 
 
息抜きの時間が少し長くなっても、ストレス解消に必要な時間だと思うと温かく見守れるのではないでしょうか。
 
 
ぜひ試してみてくださいね。
 
 
この記事が中学受験生を見守るママのお役に立てれば幸いです。
 
 
 
 
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執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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