小学1年生で友達関係に悩んだら?嫌と言えない繊細な子の心の育て方

 

小学1年生になると子どもの友達関係はグンと広がります。嫌なことがあれば子どもが自分で行動しなければいけません。実は繊細な子は友達に嫌と言えないことで悩んでいることがあります。繊細な子が自分軸で友達関係を築ける心の育て方をお伝えします。
 

【目次】

1.学校へ行くのが不安な小学1年生。理由は友達に嫌と言えないから
2.嫌なことを嫌と言えない繊細な子の特徴
3.気をつけたい親のNG対応
4.繊細な小学生が自分軸で友達関係を築く心の育て方

 
 

1.学校へ行くのが不安な小学1年生。理由は友達に嫌と言えないから

 
 
自分の気持ちが言えない繊細な子にとって、友達のささいな言動に心臓がギュッとなるほど辛くなることがあります。
 
 
嫌なことを嫌と言えない小学生が友達関係で悩まないためには、友達に振り回されない自分軸を持つことが大切です。
 
 
とは言え、繊細であれこれ考えてしまう子にはとってもハードルの高いこと。
 
 
それができれば苦労はしませんよね。
 
 
小1の私の娘は敏感で繊細な気質があり、自分の気持ちより周りの人がどう思うのか?と考えるクセがあります。
 
 
・休み時間に友達に遊ぼうと誘われて、自分の好きなことを我慢する
 
・友達に「ランドセル持って」と言われて断れない
 
・下校時に別々の子から帰ろうと言われてどうしていいかわからない
 
 
など、小さなストレスが重なっていきました。
 
 
私は「みんなで一緒に帰ったら?ランドセルは嫌だって断ればいいよ」
 
 
「言えないならお母さんが言おうか?」と伝えていました。
 
 
ところがこれも娘を追いつめていたのです。
 
 
 
 
そしてついに「今日も別々のお友達に帰ろうって言われたらどうしよう…学校まで迎えに来て」と泣き出すようになりました。
 
 
どうしてそこまで?と思うかもしれませんが、それは繊細な子特有の考え方に原因があります。
 
 
この記事では、自己主張が苦手で繊細な小学生が、自分の心を守りながら友達関係を築くための親の寄り添い方をお伝えします。
 
 
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2.嫌なことを嫌と言えない繊細な子の特徴

 
 
繊細な子が嫌と言えず、周りの意見に振り回されるのはなぜでしょう。
 
 
その理由は、自信のなさや敏感さ、繊細な子特有の受け取り方にあります。
 
 

自分の本当の気持ちがわからない

 
 
繊細な子は周りの不機嫌な様子を敏感に感じ取り、自分の気持ちより相手を怒らせないこと、傷つけないことに意識が向きます。
 
 
相手に我慢をさせて、自分の気持ちを主張するのはわがままなことだと感じてしまいます。
 
 
 
 

◆自分の気持ちを主張するのに慣れていない

 
 
小さい頃から自分がどう感じるか、どうしたいかを考えてこないと、自分の気持ちに気づかないことがあります。
 
 
たとえ自分が嫌だと感じても、その意見を伝える経験が少ないと、主張するより相手に合わせるほうが楽に感じます。
 
 

◆自分に自信がない

 
 
自分の考えが友達と違うと、自信が持てず自分がへんなのでは、間違っているのではと感じてしまいます。
 
 
自信がないと、指摘されただけで「怒られた」と感じ、自分から考えて行動できなくなります。
 
 
このように、繊細な子は周りの状況を敏感に察知する特徴から、いまいち自分に自信を持てず遠慮してしまうことが多いのです。
 
 

3.気をつけたい親のNG対応

 
 
子どもが困っているとつい「嫌なら嫌って言えばいいよ」なんて言ってしまいますよね。
 
 
ですが、繊細な子は友達の気持ちと親のアドバイスの間にはさまれて、ますます苦しんでしまうことがあります。
 
 
「明日は嫌だって断ってきたらいいよ」という親の言葉に、
 
 
「言えなかったらどうしよう。」
 
「そんなこと言って友達を怒らせたらどうしよう」
 
 
と不安を先取りして、ますます学校へ行くのが憂うつになってしまうことがあります。
 
 
 
 
子どものために言ったことが、子どもを追い詰める言葉になっては元も子もありません。
 
 
次項では、繊細な子が自分の気持ちを伝え、安心して友達関係を築いていく方法をお伝えしますね。
 
 
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4.繊細な小学生が自分軸で友達関係を築く心の育て方

 
 
繊細な子が小学校で友達関係に悩みすぎず、生き生きと学校生活を送るためには、自分の気持ちに気づき、周りの人に伝えられることがポイントになります。
 
 
これは特別な訓練ではなく、日々のママとのコミュニケーションで育てることができます。
 
 

◆子どもに選択させる

 
 
「今日のおやつはこっちのグミにする?それともドーナツ?」など些細なことでも選んでもらうよう意識します。
 
 
「宿題はおやつの前にする?あとにする?」「あとね、OK!」
 
 
「ご飯とお風呂、どっちが先?」「ご飯、OK!準備するね!」
 
 
どちらを選んでもママが「いいね!」と言える選択肢にするのがコツです。
 
 

◆選んだことを肯定する

 
 
選んだらしっかりと肯定をします。
 
 
笑顔やグッジョブサインなど、目から入る情報も子どもはよく見ているのでお忘れなく。
 
 
「おやつの前に宿題やっちゃったほうがラクじゃない?」と思っても、口にも顔にも態度にも出さないのが最大のポイントです。
 
 
なぜなら繊細な子は、大人のちょっとした表情を敏感に感じ取ってしまうからです。
 
 
子どもが「自分で選んだことは間違いじゃないんだ」と思えるようにしてあげます。
 
 

◆子どもが決めたことを尊重して応援する

 
 
選ぶことに慣れてきたら、次はどうするか自分で考える声かけに変えていきます。
 
 
「今日のお風呂はいつ入る予定?」など、できるようになってきたことから考えてもらいます。
 
 
ママの希望と違っても、子どもの決めたことを尊重して自分の考えを否定されない経験をたくさん積んであげてくださいね。
 
 
自信が育つと、友達の評価を気にしすぎて不安になることが減っていきます。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
繊細な小学生が自分軸で友達関係を築くためには、自分の気持ちに気づき友達に伝えたり、大人に助けを求める力が必要です。
 
 
相手の気持ちと同じくらい自分の気持ちを尊重できることは、大人になるまでに育てておきたい力です。
 
 
わが家の繊細な娘は、「誘われる前に、自分からみんなで帰ろうって誘えばいいんだ!」と自分なりの解決法を見つけ、帰りの時間が怖いと言わなくなりました。
 
 
自信が育つと、自分から行動する力もついてきます。
 
 
子どもの育つ力を信じて一歩ずつ進んでいきましょうね!
 
 
 
 
 
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執筆者:本田ひかり
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