不登校で心療内科を受診する前に知っておきたい親ができる対応

 

不登校で心療内科や児童精神科を受診しても子どもが動き出せるようになるとは限りません。無気力な状態を変えるには家庭での関わりが重要です。本記事では、親ができる3つの対応と心療内科の限界について詳しく解説します。
 

【目次】

1. 心療内科の「見守る」って助言は信じて良いの?
2.心療内科を受診しても物足りないと感じる理由
3.順番が大事!不登校児が動き出すコツ

 
 

1. 心療内科の「見守る」って助言は信じて良いの?

 
 
不登校の無気力な子どもの状態を心配して、心療内科や児童精神科の受診を検討される親御さんは多いと思います。
 
 
そこで「見守りましょう」と助言されることがあるのですが、ただ見守るだけでは不登校の問題解決は厳しいのが現状です。
 
 
不登校のサポートに必要なのは、無気力な状態から動き出せる状態になるサポートです。
 
 
ただ見守るだけでは、子ども自身が動き出すきっかけを見つけられないまま時間だけが過ぎていきます。
 
 
 
 
私もかつては、息子のためにと半年待ちで心療内科を予約し、評判のいいお医者さんを聞いては病院をはしごしていました。
 
 
しかし、お医者さんから言われることは
 
 
「できるだけ外に出るようにしてくださいね」
「部屋にこもらないで外の空気を吸わせてくださいね」
 
 
といった表面上のアドバイス止まりで、結局何をすればいいのかわからな
 
 
それができないから困っているのに!と受診するたびにモヤモヤしていました。
 
 
けれども、私が自宅で子どもの自信を育てる取り組みをしたことで、外出ができるようになり、勉強にも自ら取り組むようになりました。
 
 
この記事では、不登校で心療内科や児童精神科を受診する前に知っておきたい、親の対応について解説していきます。
 
 
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2.心療内科を受診しても物足りないと感じる理由

 
 
普段は病気や怪我を治療するために病院に行くのですが、では不登校の治療って何を目的としているのでしょうか?
 
 
不登校のゴールは学校に戻れることではなく、無気力になった子どもが自分で動き出せるようになる事です。
 
 
 
 
心療内科や児童精神科の先生は、「心の専門家」です。
 
 
子どもの気持ちに寄り添い、不登校になるまでの辛い気持ちや傷ついた心を癒すプロです。
 
 
ですが、心が癒えた後、自分で動き出すことを目指すとなると、心の専門家だけの知識では補えない部分が出てきます。
 
 
ですから、心療内科や児童精神科では無気力な子どもが動き出すための具体的な対応を教えて貰えず、物足りなさを感じます。
 
 
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3.順番が大事!不登校児が動き出すコツ

 
 
そもそも、無気力すぎて病院に連れていけないのが不登校の子どもです。
 
 
お家でのママの対応を変えるだけで、動けるようになると良いと思いませんか?
 
 
そのためには、これからご紹介する3つの対応を順番どおりに行っていくのがポイントです。
 
 
 
 

◆親子の良好な関係を築く

 
 
まず第一ステップは、親子関係を良好にしてお家を安心安全の場所にしてあげること。
 
 
不登校が始まった時は、子どもも荒れやすく親子関係が悪化します。
 
 
あれしろこれしろと指示をすると不安やネガティブが先行してしまい荒れた状態がつづきます。
 
 
特に「学校」や「勉強」の話は封印です。
 
 

◆好きなことで行動量をアップ

 
 
次に子どもの楽しいことで行動力をガツンと上げていきます。
 
 
子どもの脳にエンジンがかかりやすいこと・時間を発見してそこから、活動的な時間を増やしましょう。
 
 
ママがやって欲しいと思うことばかりやらせようとするのは御法度です。
 
 
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◆好きから行動範囲を広げる

 
 
行動力があがったら、新しいことにチャレンジできるようにしていきます。
 
 
いきなり挑戦できないので、子どものが好きなこと、楽しんでできることと関連付けて苦手なことにチャレンジするのがポイントです。
 
 
脳は行動するから発達します。
 
 
好きなことを利用して行動すれば、脳が発達して新しいことにもチャレンジしていけるようになっていきます。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
不登校は病気ではないため、心療内科や児童精神科では補えない部分があります。
 
 
無気力な不登校の子どもが自分から動き出すには、家での対応が鍵を握っています。
 
 
良好な親子関係ができていないと、親子関係がさらに悪化したり、無気力な状態を長引かせてしまうので順番を守って対応してくださいね。
 
 
 
 
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