毎日のようにおきる4歳癇癪に「どう対応すればいいの?」と感じますよね。 4歳癇癪がひどいのは、子どもの脳がイライラを落ち着かせることが苦手だからです。子育てもう無理と感じる前にママが今すぐできる癇癪を減らすコツをお伝えします。
【目次】
1.4歳癇癪に疲れた・・・子育てもう無理と感じるママへ
2.ママのせいじゃない!4歳癇癪がひどい理由は
3.「子育てもう無理…」と感じる前に!癇癪をラクに減らす3step
①落ち着くまで待つ
②落ち着いたら共感のひと言
③癇癪が「起きる前」の対策
1.4歳癇癪に疲れた・・・子育てもう無理と感じるママへ
毎日繰り広げられる4歳の癇癪に親は「またか…」と疲れますよね。
手ごわい4歳の癇癪は、親が子どもとの関わり方を少し変えれば1〜2週間でグッと落ち着きます。
いつどんな場所で起きるかわからない癇癪。
こんな場所でうるさくするのはちょっと・・・と思う場所でもお構いなしに起きる激しい癇癪。
思わず親も「ダメって言ってるでしょ!」と叱ってしまいますよね。
どうしてうちの子だけこんなに癇癪が激しいの?
もう子育て無理かも・・・と感じていませんか?

我が家の次男が4歳の頃、いつも今は絶対騒がしくしないでというタイミングで泣き叫んだり、癇癪を起こして困り果てていました。
例えば、スーパーにお買い物に行くとお菓子が欲しいとなり、「今日はダメだよ」と伝えると床に寝転び買うまで泣き叫びます。
あまりにも酷い癇癪に疲れはて放置していると、見知らぬ人に「あなたの子どもでしょ。ちゃんと見てあげなさい」と言われたことも…
私だって頑張ってる…誰も私のことなんかわかってくれない。
私なんて本当はお母さんになるべきじゃなかったのかも知れない…
どんどん自分を責め、子どもに辛くあたる毎日を過ごしていました。
だけど大丈夫!
長い間こんな間違った子育てをしてきた私が、子どもとの関わり方を少し変えただけで、ほとんど癇癪は無くなりました。
癇癪に悩むママも私のように癇癪の原因がわかれば、自然と無理せず対応することができます。
2.ママのせいじゃない!4歳癇癪がひどい理由は
毎日のように起きる4歳癇癪に疲れた・・・と正直うんざりしますよね?
私も以前は、「なんでうちの子だけこんなに手がかかるの?」と、毎日ストレスを感じていました。
でも今なら、声を大にして言えます。
4歳の癇癪は、ママのせいじゃないんです!
癇癪がひどい理由は、大きく2つあります。
1つ目は、「気持ちをうまく言葉にできない」こと。
2つ目は、「感情をコントロールする力がまだ育っていない」こと。
4歳という年齢は、「自分でやりたい!」「思い通りにしたい!」という気持ちがどんどん強くなる時期。
だけど、言葉や体の使い方、社会のルールなどはまだまだ未熟。
だから「自分の思い通りにいかない」「わかってもらえない」ことに、イライラして爆発してしまうのです。

そしてここで知ってほしいのが、子どもの脳の発達段階についてです。
子どもの脳は、大人のように完成された状態ではありません。
感情を生み出す「扁桃体」という部分は活発ですが、それをコントロールする「前頭前野」は未発達です。
つまり、「イラッとしても落ち着こう」「気持ちを言葉にしよう」といったブレーキ機能がまだ弱いのです。
発達段階で言うと、
1〜4歳は、感情をそのまま表現する“本能の脳”が育つ時期。
5〜7歳になると、少しずつ「我慢」や「待つ」ができるようになってきます。
だから4歳は、まだ感情をストレートに出すのが当たり前なんです。
泣き叫んだり、ひっくり返ったり、叩いたり…。
それは「脳が成長している証」です。
でも、多くのママはそこに気づかず、「しつけが足りないのかな?」「私の関わり方が悪いのかも」と自分を責めてしまいます。
そして、癇癪のたびに「ダメでしょ!」「泣かないの!」と叱ってしまいがち。
けれど、叱られた子どもはますます「どうせわかってもらえない」と感じ、泣くことでしか気持ちを伝えられなくなってしまいます。
その結果、癇癪や暴力などの行動が繰り返され、負のループに入ってしまうことも少なくありません。
そんな負のループに陥らないためにも癇癪の理由を知り、対応を変えていくことが大切です。
次項では、私が実際に試して効果のあった「癇癪をラクに減らす関わり方」をご紹介しますね。
3.「子育てもう無理…」と感じる前に!癇癪をラクに減らす3step
「子育てもう無理…」と感じる前に!癇癪をラクに減らす3step
息子の癇癪に振り回され、「子育てもう無理…」と感じていた私が、子どもとの向き合い方を見直したことで、癇癪がグッと減りました。
私が見直したポイントは、次の3つです。

◆①落ち着くまで待つ
癇癪が起きると、ついママも焦ってイライラしがち。
でも、その場で無理に解決しようとせず、少し待つことが大切です。
子どもが落ち着くまで待つことで、無駄に叱らなくても癇癪はおさまります。
大事なのは、ママがどう「待つ」かです。
イライラしてため息をついたり、険しい顔になったりしてしまいますが、まずは深呼吸をして「これは脳の成長過程だ」と自分に言い聞かせてみましょう。
「今、感情をコントロールできないのは、脳が成長中だから」と思い込むと、気持ちが楽になります。
どうしても我慢できないときは、一旦その場を離れて深呼吸するだけでも、冷静さが戻ります。
◆②落ち着いたら共感のひと言
子どもが少し落ち着いてきたら、まずは「わかるよ」「イヤだったね」と感情に寄り添った言葉をかけることが大切です。
無理に理由を聞こうとせず、共感するだけで、子どもは安心し、癇癪が収まります。
例えば「お菓子が欲しかったんだね」「泣きたい気持ちもわかるよ」など、子どもの気持ちを理解してあげる言葉をかけましょう。
これを繰り返すことで、子どもは少しずつ癇癪を早く落ち着かせることができるようになります。
癇癪対策は褒めて育てるのが効果的!褒めのテクニックを知りたい方はこちら▼▼
◆③癇癪が「起きる前」の対策
毎日子どもに接しているママなら、癇癪を起こすタイミングがわかると思います。
そんなタイミングを予測して、事前に予告をしてあげることがとても効果的です。
例えば、お買い物に行く前に「今日はお菓子は買わないよ」と伝えることで、急に「ダメ!」と言われて驚かせません。
「今日はお菓子を買う日じゃないけど、次に買うのは土曜日だよ」とダメと伝えるだけでなく、次に楽しみがあることを伝えると子どもは安心します。
このように予告することで、癇癪を起こす確率が減ります。
いかがでしたか?この3つのステップを実践すれば、癇癪は楽に減らせます。
癇癪が起きる前と起きた後の対応を少しずつ変えていくことで癇癪は減り、年齢が上がるにつれて自分の気持ちを言葉で表現できるようになりますよ。
親の対応をほんの少し変えるだけで、辛い子育てが楽しい子育てに変わっていきますよ。
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執筆者:平野 可奈子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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