集団行動が苦手な小学生のお子さんに悩んでいるママへ、集団生活が上手くいくように、毎日お子さんに注意・指示をしていませんか?この記事では、集団生活が苦手な小学生が急成長する『親友大作戦』をお伝えします!
【目次】
1.集団行動が苦手な小学生にルールを教え込んでいませんか?
2.集団から浮いてしまう娘をなんとか型にはめようとした過去
3.集団行動が苦手な子に最初にやって欲しい親友大作戦!
1.集団行動が苦手な小学生にルールを教え込んでいませんか?
集団行動が苦手な小学生を見ていると、親としてはハラハラした気持ちになりますよね。
ついつい、集団で上手くやっていけるように、ママがルールを教え込んだり、注意したりしていませんか?
実は、残念ながらそのやり方では、注意されたその場では上手くいくことはあっても、集団行動の悩みの根本的な部分は解消されていかないんです。
ですから、また同じような悩みを繰り返すことになります。
そもそも、なぜ集団行動が苦手になってしまうんでしょうか?
『集団行動が苦手』と一口に言っても、いろいろなタイプのお子さんが当てはまります。
・先生の話を聞いていなくて、いつもみんなの動きからワンテンポ遅れている…
・自己主張が激しく、友達と上手く関わることができない…
・集団の中に入りたいのに、自分から声をかけることが苦手で、集団に入れない…
・マイペースすぎて、そもそもあまり集団に興味がない…
タイプ別の姿から、予想される根本的な原因を探っていきましょう!
・先生の話を聞いていなくて、いつもみんなの動きからワンテンポ遅れている…
これは、子ども本人のやる気の本題ではなく『注意力』が弱いために起きていることも多いです。
・自己主張が激しく、友達と上手く関わることができない…
これは、まだ『感情をコントロールする力』や『周りの状況を理解する力』が未熟なために起きていることも多いです。
・集団の中に入りたいのに、自分から声をかけることが苦手で、集団に入れない…
これは、まだ『自分の気持ちを感じとる力』や『自分の気持ちを言語化する力』が未熟なために起きていることも多いです。
・マイペースすぎて、そもそもあまり集団に興味がない…
これは、まだ人と関わりたい!という気持ちが未熟なために起きていることも多いです。

こうやって、表面的に見えている困りごとの背景にある原因を探っていくと、その場の困りごとだけどうにかしよう!としても、上手くいかないということが分かりますよね。
2.集団から浮いてしまう娘を、なんとか型にはめようとした過去
私も過去に、集団から浮いてしまう娘にルールを教えたり注意したりして、なんとか集団の中で過ごせるようにとしていたことがあります。
私は娘が小学2先生の頃、お友達との関わりが上手くいかないことに悩んでいました。
娘が集団の中でやっていけるようにと、正しい関わり方や注意をしていましたが、困りごとは解消することはありませんでした。
娘の場合は、自分の主張が通らないと、周りの子と揉めてしまったり、遊びのルールに疑問を感じた時はハッキリ主張するので、空気が読めないと思われてしまう様子でした。
学校の先生との面談では、
「お友達との関わりで揉めることがありますね…」
「自分の主張が通らないと揉めていますね…」
「お友達とは一緒に遊びたいけれど、上手く関われないと、1人で本を読んでいることも多いです…」
こんなふうに言われてしまい、当時の私はすごくショックを受けてしまいました。
家に帰ってから娘に、
「ワガママばっかり言っていたら、友達いなくなるよ!」
「友達の話もちゃんと聞かないと、嫌われるよ!」
こんなふうに、娘を責めてしまうこともありました。
だけど、本当は娘を傷つけたかったわけじゃない。
私だって、本当は怒りたくない、本当は娘が集団の中で楽しく過ごせるようになって欲しい!そんなふうに、思っていたんです。
今年、娘は中学1年生になります。
あの当時、悩んでいた悩みは、もうありません。

なぜなら、娘が小学2年生になった秋に、私が娘への関わりを変えたからです。
あの頃の自分に言ってあげたいことは、
『集団行動のルールを1つ1つ教え込まなくても、場面場面で注意し続けなくても、集団行動で上手くやっていけるようになる方法があるよ』
ということです。
今日は、この記事を読んでくれている方にも、その方法をお伝えしますね。
3.集団行動が苦手な子に最初にやって欲しい親友大作戦!
集団行動が苦手な小学生…心配になりますよね。だけど、大丈夫!
ママがまず最初にしてあげることは『ママがお子さんの1番の味方になること』=親友大作戦です!
もう少し詳しく解説していきますね。
『集団行動が苦手』といっても、様々なタイプがあるというお話しをしましたが、それら全てのタイプに共通して、まず最初にやることは同じです!
なぜなら、信頼できるママとの1対1の関係が上手くいくと、集団行動に必要なすべてのチカラを伸ばすことができるからです。
例えば、
・先生の話をしっかり聞いて、集団から出遅れないようにする『注意力』
・自分の意見を伝えつつも、相手の意見も尊重できる『感情をコントロールする力』や『周りの状況を理解する力』
・自分からお友達に声をかけることができる『自分の気持ちを感じとる力』や『自分の気持ちを言語化する力』
・集団の活動に興味をもって、自分もやってみようと思える『人と関わりたい!という気持ち』
これら全ての土台に必要なのは『信頼できるママとの1対1の関係』です。
お家でママとの関係が良くなると、学校などの集団の中でも、先生や友達と上手く関われるようになっていきます。
では、具体的にどんな関わりをしてあげると良いのか?
それは、お子さんへの注意や指示だしを減らす代わりに、お子さんの好きなことに興味をもって質問する、お子さんの行動を肯定する・感謝するなどです。
具体的な声かけとしては、
「面白そうだね!何を作ってるの?」
「このゲーム難しそうだね!上手くできるコツはある?」
「このYouTuberさん、初めて見た!名前はなんて言うの?」
「おはよう!昨日遅かったけど、自分で起きてきたね^^」
「え!お皿運んでくれたの⁉︎助かるわ〜ありがとう^^」

こんな関わりを続けていくと、お子さんはママの話を素直に聞けるようになって、親子関係が良くなります。
親子関係が良くなれば、集団生活に必要なすべてのチカラは、ママの声かけで伸ばすことが可能ですよ!
まずは『ママがお子さんの1番の味方になること』=親友大作戦!
ここから、すべてが始まります!
今日から、注意・指示よりも、親子が笑顔でいられる時間を増やしていってくださいね^^
集団行動が苦手でも焦らなくて大丈夫!お子さんの自信が上がり、困りごとがなくなる魔法の声かけ教えます↓
▼ご登録はこちらから
▼無料小冊子プレゼント▼
♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
癇癪・暴力がスッとおさまる!
指示出しゼロの対応法
↓↓↓
執筆者:渋沢明希子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)