不登校から学校復帰するには?もう一度、笑顔で学校に行けるようになる対応とは

 

不登校から学校復帰までの親の対応によって、子どもの回復のスピードは違ってきます。親は焦らずに子どもをよく観察し、順序を誤ることなく、その時期にあった対応をすることが大切です。子どもは少しずつ再登校への挑戦ができるようになっていきますよ。
 

【目次】

1.子どもが不登校…いつ学校復帰できるの?
2.学校に行きたくない理由〜脳とストレスの関係〜
3.子どものストレスを解消するために親がする対応
◆心と脳をしっかり休ませて安心させる時期
◆小さなチャンスを手渡して学校に挑戦させる時期

 
 

1.子どもが不登校…いつ学校復帰できるの?

 
 
「このまま学校に戻れなかったらどうしよう」
 
 
「行けた日もあるけど、また休みが続いてる…」
 
 
そんなふうに悩んでいませんか?
 
 
子どもが不登校になったとしても、親が学校復帰を焦らず、その時期に合った対応をしていくことで、子どもは再登校の挑戦ができるまでに回復していきます!
 
 
実は、不登校は決して珍しいことではありません。
 
 
それでも、「うちの子はこのままで大丈夫なの?」という不安は、親にとって本当に大きな心の負担になりますよね。
 
 
 
 
 
そして、そんな心の奥底にはきっと…
 
 
「また元気に学校に行けるようになってほしい」
 
 
「笑顔で毎日を過ごしてほしい」
 
 
そんな強い愛情があるはずです。
 
 
その強い愛情があれば、子どもを上手にサポートすることができます。
 
 
子どもはもう一度、笑顔で学校へ行ける日がやってきますよ。
 
 
まず、子どもがどうして学校に行きたくないのか?その理由についてお伝えしますね。
 
 
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2.学校に行きたくない理由〜脳とストレスの関係〜

 
 
子どもが学校に行きたくない理由は、学校で処理しきれないほどのストレスを受けて、脳の働きがストップしてしまっているからです。
 
 
その状態のままで学校復帰したとしても、長く続くわけがありませんよね。
 
 
不登校から学校復帰するまでには、次の2つの時期の親の対応が重要なのです。
 
 
心と脳をしっかり休ませて安心させる時期
 
 
小さなチャンスを手渡して学校に挑戦させる時期
 
 
この順序をしっかり守って、その時期に合った子どもへの対応をしているかどうかで、学校復帰がうまくいくか、いかないかが変わってくるのです。
 
 
なぜ、この時期が重要なのか?
 
 
学校に行きたくない原因になっている「ストレス」と脳の関係から紐解いていきますね。
 
 
 
 
学校に行きたくない子どもは、前述したように大きなストレスを抱えています。
 
 
そう考えると、ストレスは悪いもののように思えますが、実は脳にとっては必要な仕組みでもあります。
 
 
適度なストレスは、脳の前頭葉を活性化させて、注意力や集中力を高めてくれるものです。
 
 
たとえば、「10分で、この足し算が何問できる?」と言われたら、その10分間は集中して足し算に取り組みますよね。
 
 
これは「良いストレス」が働いている状態です。
 
 
しかし、ストレスが多すぎると、逆に前頭葉の働きがストップしてしまいます。
 
 
そうすると、子どもは感情的になったり、逃げたくなったり…
 
 
普段、落ち着いていればできることができなくなってしまうのです。
 
 
これが子どもの「学校に行きたくない」という感情の背景にある仕組みです。
 
 
もちろん、ストレスの感じ方には個人差があります。
 
 
だからこそ、我が子に「学校に行きたくない」と思うほどのストレスがあるなら、まずは「心と脳を休ませて安心させる時期」が必要なのです。
 
 
しかし、ここで問題なのは、ただ休ませるだけでは子どものストレスがなかなか解消されていかないことです。
 
 
そこで次の章では、子どものストレスを解消する方法をお話していきます。
 
 
 
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3.子どものストレスを解消するために親がする対応

 
 
ではどうやって、子どものストレスを減らしてあげたらいいのか?
 
 
それは、子どもに「成功体験の記憶」を作ることです!
 
 

◆心と脳をしっかり休ませて安心させる時期

 
 
よく「楽しいことをする」「体を休める」といったストレス解消法がありますが、それは大人の脳にとって効果的な方法です。
 
 
脳の発達には順番があり、それは絶対に守る必要があります。
 
 
まだ歩けない赤ちゃんを無理矢理歩かせることができないのと同じで、子どもにも発達段階に合う「脳のストレス解消法」にしてあげる必要があるのです。
 
 
だからこそ、子どもには「成功体験の記憶を作ること」が重要になってきます。
 
 
「自分が何かやればうまくいく」と、自分の成功を疑わないくらいの成功体験の記憶が、子どもの心を支えてくれるのです。
 
 
成功体験の記憶を作ることは難しいと思うかもしれませんが、実は日々の小さな「できた」は、すべて子どもの成功体験になります。
 
 
「お風呂めんどくさかったけど入れた」「宿題いやだったけどやった」
 
 
そんな日常の小さな「できた」の積み重ねでいいのです。
 
 
そしてママが「できてたよ」と声をかけてあげることで「自分はできるんだ!」と、脳に記憶として刻まれていきます。
 
 
だからこそ、「褒める・認める」がとても大切なんです。
 
 
 
 

◆小さなチャンスを手渡して学校に挑戦させる時期

 
 
次に来るのが、小さなチャンスを手渡す時期です。
 
 
「それならできそう」と思える挑戦を、少しずつ手渡していきます。
 
 
ただし、まだ抵抗がある場合には焦らないことです!
 
 
成功体験を積みながら、心と脳の準備ができるのを待ちましょう。
 
 
「この授業は楽しそう」「行ってみようかな」
 
 
そんな風に前向きな発言が出るようになったら、ちょっとずつ!がポイントです。
 
 
ひとりでお買い物をしてみる、新しい遊びに挑戦してみる。
 
 
学校だけではなく、こういった「ちょっとした挑戦」も、すべて成功体験です。
 
 
周りに協力してくれる人がいれば、その挑戦を周りからも褒めてもらうと、成功体験をより強く記憶することができます。
 
 
そして、その小さな挑戦の積み重ねが、学校に挑戦する力につながっていくのです。
 
 
また、子どもの調子は季節や気分で変わるものだと理解しておきましょう。
 
 
少し前までは学校に行けたのに最近また行けない…そんなことを繰り返すこともあります。
 
 
でも、ママがやることはひとつだけです!
 
 
慌てず、焦らず、脳を育てることを意識してあげてください。
 
 
脳を伸ばせば、子どもは必ず成長します。
 
 
親である私たちの声かけが、学校復帰への第一歩になるのです。
 
 

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執筆者:はぎはらさゆり

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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