コミュニケーション 対応

子どもの試し行動で悩む大人がやるべき2つのこと

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子どもの困った行動の一つ、試し行動。何度注意しても繰り返す子どもに大人の我慢も限界に。まずは試し行動をする原因を知ることが大切です。そして解決に向けて大人がやるべき2つのことをお伝えします。
 

【目次】

 

1.大人を困らせることの多い試し行動とは?

 
 
子どもの中には、お母さんや周りの大人が対応に困る「試し行動」をする子がいます。
 
 
一般的に試し行動とは、お子さんからの愛情を確認する行動の一つといわれています。お母さんや、幼稚園の先生など、周りの大人に対し、自分への愛情の確認や自分をどこまで受け止めてくれるのかを推し量っているのです。
 
 
そして試し行動は、何度も注意されていること、子ども自身がダメなこととしっかり理解していることがほとんどです。
 
 
大人からしたら、何度も言っているのにどうしてやめてくれないの?と思いますよね。そしてその状況が長く続けば、怒りに変わっていくのも気持ちとして理解ができます。
 
 
 
 
子どもは、困った行動を起こして自分への愛情の確認をしているのですが、やめさせることができないのには必ず原因があります。
 
 
まずはやめさせることができないその原因を知ることが先決です。
 
 
今回は、お母さんや、周りの大人を困らせる試し行動を繰り返す原因を知り、解決に向けて今日からできる対応をご紹介します。
 
 
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2.誤ったコミュニケーションが原因?子どもを怒っても効果が出ない理由

 
 
何度も繰り返す試し行動に対し、お母さんは毎回怒っていることも多いのではないでしょうか。しかし、怒って効果がありましたか?その行動は終息を迎えましたか?
 
 
何度も繰り返すか、その行為自体が酷くなってはいませんか?
 
 
これにはしっかりとした原因があります。それは、子どもがお母さんとのコミュニケーションを誤って習得しているからなんです。
 
 
例えば、こんな状況を想像してください。
 
 
ベッドで飛び跳ねる。お母さんが怒れば子どもはその行為をやめるどころか、ベッドから他の場所に飛び移る。といった場合、行動が明らかにひどくなっていますよね。
 
 
怒られることもお子さんからしたらお母さんと繋がっているコミュニケーションの一つ。お母さんが私(僕)をかまってくれている!そう子どもは考えているのです。
 
 
 
 
ですから怒られたとしても、お母さんと繋がる1つの手段になってしまっているのでなかなか試し行動がやめさせることができないんですよね。
 
 
ということは、怒れば怒るほど、その試し行動はどんどん強化されていくのです。
 
 
次項では、我が家で実際にあった出来事をお伝えしますね。
 
 

3.数ヶ月にもわたり悩んだ娘の試し行動

 
 
我が家の娘は現在幼稚園の年長さんです。娘がまだ幼い頃、何ヶ月にもわたり悩まされた試し行動。
 
 
ベッドや、食卓のテーブルの上でジャンプ!
 
ウェットティッシュを口に入れて噛む!
 
ハサミで自分の指を切る真似をする!
 
 
当時を振り返っても毎日怒ってばかりで良い親子関係とは言えませんでした。
 
 
そして、決まってこれらの行為をするときには、私の様子を見ながらやっています。食事の準備や家事を行なっていて手が離せないときがほとんどです。
 
 
しかも、私の見えないところではなく、しっかりと目に映り込んでくる場所で試し行動は繰り広げられていました。見てしまったらもう怒らずにはいられませんよね。
 
 
怒れば怒るほど、自分の疲弊と、娘の試し行動は急速に増していく毎日。娘に対しどのように伝えたら良いのか途方に暮れることも多々ありました。
 
 
当時の私には、怒って行動を変えさせる!という考えしか浮かばなかったんですよね。
 
 
 
 
怒っても子どもの行動が変わる様子はなく、今後どう接していこうか?と考えていました。そこで、試し行動をやめさせることに成功した2つの関わり方が重要だと気がついたんです。
 
 
次項で説明していきますね。
 
 
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4.今日からできる2つの愛情表現

 
 
試し行動は、怒ったら逆効果なんです。怒られて愛情を感じられる子どもは少ないのではないでしょうか?
 
 
子どもが、試し行動というツールを使わないでも、お母さんや周りの大人の愛情を感じられるようにしてあげる2つの関わり方が重要なんです。
 
 

◆①肯定の目を増やす

 
 
まずは、間違えたコミュニケーションの習得を断ち切ります。試し行動をしていないときに、お子さんへ肯定の目を増やしてあげてくださいね。
 
 
例えば、声がけで肯定の目を向けてあげてもいいですね。
 
・「頑張っているね!」「上手にできたね!」
・「お皿、運んでくれるんだね。」
・「お母さん(先生)、助かるよ。ありがとう」
 
などと、普段の関わりから肯定の目を向けてあげるようにします。肯定の目を増やすことで、子どもの心はだんだんと満たされていきます。満たされてくると、わざわざ怒られることをしなくていいんだという気持ちが生まれてきます。
 
 

◆②スキンシップを増やす

 
 
もう一つは、スキンシップを増やすことです。寝かしつけのときに、スキンシップを積極的にしているお母さんも多いと思います。
 
 
そのスキンシップの回数を増やすことで、子どもの情緒が安定し、愛情が満たされてくるのです。
 
 
例えば、
・一緒にテレビを見るときに、子どもの体の一部に手を置く
・抱きしめる
・子どもの近くを通る際、頭を撫でる
 
 
子どもが、スキンシップを要求してきていないときにも行うのがポイントです。
 
 
では、試し行動が始まったらどうしたら良いの?スルーです。気がつかないフリをして!
 
 
とにかく、あなたのやっていることにお母さんは気がついていませんよ!と子どもに感じさせることが大切なのです。
 
 
困った行動にフォーカスするのではなく、それ以外のときに愛情という貯金を増やしてあげていってくださいね。
 
 
これを繰り返すことにより、試し行動は終息へ向かうと思います。
 
 
 
 
我が家も、幾度となく試し行動に悩まされ、悩んだ時期を過ごしましたが、この2つを意識して普段から接することであっという間に終息を迎えました。
 
 
肯定な目を向ける部分が娘にはない!そんなふうに思っていましたが、今では、肯定の目の方が当たり前になりました。悩んだ時期から、まもなく2年以上が経とうとしていますが、その後は娘から試し行動と思われるような行為はしていません。
 
 
試し行動でお悩みのお母さんや、先生はぜひ今日から試してみてくださいね。
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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