小学校5年生が学校に行きたくない!五月雨登校の子どもに親ができること

 

「学校に行きたくない」と言い始めた小学5年生。授業についていけないわけでも、体調が悪いわけでもない。けれど、なんとなく気が重い五月雨登校の背景にある不安に、親ができた関わりをご紹介します。
 

【目次】

1.「学校に行きたくない」小学5年生の息子がつぶやいた朝
2.なぜ五月雨登校・登校しぶりとなるのか
3.五月雨登校・登校しぶりに親としてできること

 

1.「学校に行きたくない」小学5年生の息子がつぶやいた朝

 
 
新学期がはじまって2ヶ月、学校生活にも慣れてきた矢先!
 
 
子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき「どうしたの?」「ちゃんと行かなきゃ」と言いたくななりませんか?
 
 
「休んでいいよ」が力になる子と、休ませたらそのまま行けなくなってしまう子がいる。この違いに不安を感じる親御さんは多いと思います。
 
 
「休ませるのって、サボらせてるみたいで不安」怠け癖がつくのでは?と私も最初はそう思っていました。
 
 
実は、「休むこと」そのものが問題なのではなく、休むときの“親の関わり”や“子どもの性質”が大きく関わっているんです。
 
 
私には注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向、繊細な高校生の長男と小学5年生の次男がいます。
 
 
長男が中学生のころ、登校しぶりがあり、不定期に休むことがありました。次男は陰ながら長男の様子を見つつ登校していました。
 
 
普段は時間管理ができ親の話にも耳を傾けられる次男が、ある日突然「今日は学校に行きたくない」と言いました。
 
 
この一言に驚きつつも、私はこう返しました。
 
 
「そっか、行きたくないんだね。」
 
 
体調は悪くなさそう。しかし、目はうつむき、口数も少ない。たまたま仕事が休みだったこともあり、その日は学校を休ませることにしました。
 
 
もちろん私自身、子どもが学校に行きたくないと言ったときにどう対応したらいいのか、正解がわかりませんでした。
 
 
「甘えさせすぎでは?」「これで不登校になったらどうしよう」そんな不安が頭をよぎりました。
 
 
しかし、長男の発達に悩み発達科学コミュニケーションで学でいた私は、学校を休んだ日の過ごし方がいかに大切が知っていたので、うまく切り抜けることができたのです。
 
 
 
 
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2.なぜ五月雨登校・登校しぶりになるのか

 
 
五月雨登校(さみだれとうこう)とは、「休んだり行ったりを繰り返す登校スタイル」のことを指します。
 
 
完全な不登校ではなく、登校する日もあるけれど、安定して通うことができない状態です。この五月雨登校には、いくつかの原因が複雑に絡み合っていることが多くあります。
 
 
登校しぶりや五月雨登校が見られる理由は、学年によって異なります。
 
 
低学年(1~3年生)の子は、
 
・おうちの人とはなれるのがさみしい
・朝ねむくてつらい
・学校のルールや勉強がむずかしくて、行きたくなくなる
 
というように、なんとなくいやだな、こわいなという気持ちが多いです。
 
 
一方、高学年(4~6年生)になると、
 
・友だちとうまくいかない
・勉強やテストが心配
・先生やまわりの人の言い方がきつく感じる
・なんで学校に行かないといけないの?と考える
 
など、はっきりした理由や、自分なりの考えが出てくることが多くなります。
 
 
 
 
だから、小学5年生の「学校に行きたくない!」と五月雨登校や登校しぶりが続くときは、子どもがどんな気持ちがあるのか、まわりの大人と一緒にゆっくり考えることが大切です。
 
 
 
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3.五月雨登校・登校しぶりに親としてできること

 
 
ただ学校を休ませるだけでは、逆効果になることもあります。休みを“逃げ”にしてしまうと、子どもは「戻るタイミング」を失ってしまいます。
 
 
ですが、親が子どもと休む時間を一緒に過ごし、自然の中で体を動かしたり、小さな挑戦を通して「やればできた!」という感覚を思い出させること。
 
 
その関わりが、子どもの中に「また行けるかも」と思う力を育ててくれるのだと思います。
 
 
休む=終わりではなく、「回復のための時間」だと伝え、ただ放っておくのではなく、一緒に体験・気分転換をすること。
 
 
子どもが自分の気持ちを言える関係性をつくっておくことが大切です。
 
 
それらが揃っていると、休みが「自分で立て直すきっかけ」になります。
 
 
そこで、私は学校は休んだけれど体調は悪くない次男と一緒に国立海浜公園へ出かけ、アスレチックにチャレンジしました。
 
 
最初はうまくできなくて次男はイライラしながらも、何度も挑戦!そしてアスレチックをコンプリートしたときに見せた笑顔が輝いていました。
 
 
そして「学校へ行きたくなかった理由」をぽつりと話してくれたのです。
 
 
「次男は、自分なりに頑張っていたんだ」と気づかされました。
 
 
たとえ解決できなくても、気持ちを話せる関係をつくることが、親子の信頼と安心感につながったのだと思います。
 
 
 
 
私の体験が、すべての家庭にそのまま当てはまるわけではありませんが、子どもの「学校に行きたくない」に寄り添ったとき、その子なりの答えを見つけるチャンスになるかもしれません。
 
 

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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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