帰省ストレスで自分の実家がつらい、育児まで否定される…そんなママへ。ママだけが我慢したり、実家と疎遠にしなくても、自分の親とも子どもとも笑顔で過ごせる帰省はつくれます。私自身が変化した理由や関わり方と、その先に起きた家族の変化をお話しします。
【目次】
1.帰省ストレスで自分の実家がつらかった私の体験
2.多くのママが感じている『実家帰省のストレス』の正体とは?
3.なぜ実家との関係はこんなに苦しくなるの?
4.実家との関係を笑顔に変えていった3つの関わり方
1.帰省ストレスで自分の実家がつらかった私の体験
子連れで自分の実家に帰省するとき、「楽しみなはずなのに、なぜかストレスを感じる…」そんな経験はありませんか?
自分の親だからこそ、わかり合いたい。けれど、子育てのスタイルや、子どもへの接し方の違いに、モヤモヤしてしまうこともありますよね。
そんなときは、親世代と私たちとでは「脳の癖」や「育ってきた時代背景」が違うことを知ることで、実家との関係や、帰省のストレスは変えていけます。
以前の私は、子どもを連れて自分の実家に帰るたびに、強いストレスを感じていました。
娘は繊細な気質があり、偏食や人見知りが強いタイプ。
一方で、私の父は厳しくて、過干渉気味な性格です。
とてもエネルギッシュで、家族を大事にしてくれる人でもありましたが、娘の特性をなかなか理解してもらえませんでした。
そんな父のよかれと思っての「言葉」や「期待」を、当時の私は重たく感じていたのです。
例えば、「フルーツを食べない」と話すと「かわいそうに、お前が悪い」と私が責められる。
人見知りで祖父母に懐かない娘に対しても、「ちゃんとしつけてるのか」「もっと懐いてくれるといいのに」と言われる。
何度説明しても受け入れてもらえず、私は母親として否定されたような気持ちになっていました。

「こんなに色々言われて辛くなるなら、疎遠にした方が楽なのかもしれない。」
そう思ったこともありました。
だけど心の底では、本当は親孝行したい、親と良い関係でいたいと願っている自分もいました。
そんな私が今は、自分の親とも子どもとも、笑顔で過ごせる帰省をつくれています。
では、なぜ実家への帰省はこんなにも苦しくなるのでしょうか。
次の章では、多くのママが同じように感じている「実家帰省のストレスの正体」を整理していきます。
2.多くのママが感じている『実家帰省のストレス』の正体とは?
結論から言うと、自分の実家への帰省がつらくなるのは、ママが弱いからでも、親不孝だからでもありません。
帰省ストレスにははっきりした理由があるのです。
♦︎①普段の自分とのギャップ
実家に帰ると、急に子ども扱いされる感覚に苦しくなる方は多いです。
普段は親として、社会人として自立しているのに、実家では否定されたり、指示されたりする。このギャップが大きなストレスになります。
♦︎②「親孝行しなければ」という無言のプレッシャー
帰省は、「親を喜ばせなければ」「ちゃんと帰らなければ」というプレッシャーがかかりやすい場面です。
特にママは、家事・育児・移動・気配りを一手に引き受けがちで、心身ともに疲れやすくなります。
♦︎③子育てへの口出しが、自己否定につながる
子どもの食事、しつけ、人見知りへの反応。
祖父母の何気ない一言が、一生懸命育児をしているママの心を強く揺らしてしまうことも少なくありません。
♦︎④実家は「安心」と同時に「過去の自分」に戻る場所
実家は安心できる場所である一方、幼少期の親子関係や、言われ続けてきた言葉を思い出させる場所でもあります。
そのため、無意識に緊張や不安が引き起こされやすいのです。

では、なぜこんなにも、自分の親と分かり合えなくなってしまうのでしょうか。
次では、親世代と私たち世代の違いを「脳の癖」と「時代背景」から整理していきます。
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3.なぜ実家との関係はこんなに苦しくなるの?
実家への帰省がつらくなる理由は、「親にも脳の癖があること」と「育ってきた時代背景の違い」にあります。
◆①誰にでも『脳の癖』がある
脳には良くも悪くも、繰り返された思考や行動パターンが、脳の中に定着していく仕組みがあります。
たとえば子どもの 「イライラしたら癇癪を起こす」 「思い通りにならないと泣き喚く」 こういった反応も、繰り返すことで脳の回路に定着していきます。
考え方や感じ方、ものの見方や捉え方は人それぞれ異なり、性格というより脳の使い方の違いと言えます。
自分の中で「これが正しい」と思った考えを大切にし続ける人ほど、別の価値観を受け入れるのが難しくなることもあります。
◆②昔と今の育児はまったく違う
もうひとつの理由は、『親が育ってきた時代背景』です。
昭和の高度経済成長期には、「個性より協調性」「子どもは親の言うことを聞くもの」といった価値観が当たり前でした。
その環境で育った親にとって、今の子育てや価値観は理解しづらいものです。
親の言葉は、悪意ではなく、自分の経験をもとにした「良かれと思って」の言葉である場合も少なくありません。

帰省のストレスは、親のせいでも、ママのせいでもなく、脳の癖と、育ってきた時代の違いがあるだけなのです。
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4.実家との関係が笑顔に変わった3つの関わり方
こうした前提に気づいたことで、私自身、実家との関係をラクにする関わり方が見えてきました。
ここでは、私が実際に取り入れて効果を感じた3つの方法をお伝えします。
◆①距離のとり方を見直した
まず意識したのが、発達科学コミュニケーションで学んだ「ディスタンシング(距離感をとる)」という考え方です。
帰省中に父から何か言われたとき、以前は心の中で「また始まった」「もう無理」と反応していました。
だけど今は、言い返さなくていい。否定しなくてもいい。
「お父さんはそう思ってるんだね」と、受け止めつつ、受け流すスタンスが取れるようになりました。
この『ちょうどよい距離感』を取れるようになったことで、気持ちがぐっと楽になりました。
◆② 親の「良いところ探し」をはじめた
あるとき、「父は子どもの頃、周りの大人に褒められた経験があったんだろうか?」と考えるようになりました。
昔の子育てでは、「怒られて育つ」ことが当たり前で、「存在そのものを肯定される経験」はあまり多くなかったかもしれない。
そこで私は、父を肯定することに決めました。
例えば、
・地域の掃除やゴミ拾い、自宅や親族の家の草抜きをしていること
・健康のために毎日たくさん歩いていること
そうした行動や姿勢の中にある『父の良いところ』を見つけ、言葉にして伝えるようにしました。
また、父の話を楽しそうに聞いたり、趣味に興味を示したりすることも意識しました。
ある日、父が「またあの人に頼まれた」と文句を言っていたときには、「それだけお父さんが頼られてるってことだよね」と伝えてみました。
そうして父の良いところを伝えていくうちに、父の反応も少しずつ変わってきて、どこか嬉しそうにしている様子まで見られるようになったのです。

◆③「子育ての軸」を持つことで、自分の中にブレがなくなった
そして一番の変化は、「子育ての軸」を自分の中に持てたこと。
脳科学を学び、娘のことを理解できるようになったことで、たとえ周りに理解されなくてもいい。
説明して伝わらなくても、焦らず私は私の子育ての軸で、娘に合った関わりをしていけばいい。
そう思えるようになりました。
実際に発達科学コミュニケーションを実践していく中で、娘にも変化がありました。
偏食は和らぎ、人見知りも落ち着いてきて、祖父母とも自然に会話ができるようになったのです。
今では、帰省が楽しみになりました。
自分の親と娘が楽しい思い出をつくれるように、「できるだけ孫の顔を見せに帰ってあげたい」と思えるようになりました。
親との関係は、これからも一生続いていくもの。
だからこそ、「わかってもらえない」「ストレスだ」で終わらせず、 自分から捉え方や行動を変えていくことで、少しずつ関係を良くしていることを感じています。
あなたの帰省ストレスが、少しずつ軽くなっていきますように。
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実家帰省のストレスについてのよくある質問(FAQ)
Q1:実家への帰省で毎回ストレスになる場合、まず何から変えればいいですか?
A1:帰省中に頑張る前に、「帰る前の準備」を変えてみてください。
実家でのストレスは、祖父母が子どもの特性を知らないまま関わることで起きやすくなります。帰省前に、「家ではうまくいっている関わり方」や「今は注意しなくていいこと・助けてほしいこと」を伝えておくと、衝突はぐっと減ります。
Q2:祖父母に子どもの特性をどう伝えればいいかわかりません。
A2:難しい説明はせず、「こうしてもらえると助かる」を伝えてください。
診断名や特性を詳しく話す必要はありません。「食事の声かけは私がするね」「困ったらそっと見守ってほしいな」など、してほしい関わり方・しなくていいことを具体的に伝えるのがポイントです。
Q3:どうしてもつらい場合、帰省しない選択をしてもいいのでしょうか?
A3:はい。子どもの状態によっては、無理をしない判断も大切です。 刺激が多い時期や疲れが強い時に帰省すると、かえって不安が強くなることがあります。 滞在時間を短くする、時期をずらす、今回は見送るなど、子どもの脳を守るための帰省の調整は、間違いではありません。
繊細で不安が強い子の育て方に悩むママを応援する「脳科学の子育て情報」をお届けしています!
執筆者:藤井ハナ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)




