子連れ帰省のストレスを解消する!自分の実家の親との関係を変えられた3つの方法

 

子連れで帰省をするたびに、ストレスを感じていませんか?しかしそれは、親の性格のせいでも、ママ自身の心が狭いせいでもありません。その原因は「脳の癖」と「育児スタイル」の違いにあります。自分の実家との関係をラクに変える3つの方法を紹介します。
 

【目次】

1.子連れでの帰省がストレスに…自分の実家なのに心が休まらなかった過去
2.実家へのストレスは「親のせい」じゃなかった
◆ 親との関わりがストレスだったのは「脳の違い」があったから
◆ 実家の子育てスタイルと、今の育児はまったく違う
3.ストレスが減った!実家との関係を変えた3つの方法

 
 

1.子連れでの帰省がストレスに…自分の実家なのに心が休まらなかった過去

 
 
子連れで自分の実家に帰省するとき、「楽しみなはずなのに、なぜかストレスを感じる…」そんな経験はありませんか?
 
 
自分の親だからこそ、わかり合いたい。しかし、子育てのスタイルや、子どもへの接し方の違いに、モヤモヤしてしまうこともありますよね。
 
 
そんなときは、親世代と私たちとでは「脳の癖」や「育ってきた時代背景」が違うことを知ることで、実家との関係や、帰省のストレスは変えていけます。
 
 
以前の私は、子どもを連れて自分の実家に帰るたびに、強いストレスを感じていました。
 
 
娘は繊細な気質があり、偏食や人見知りが強いタイプ。娘の特性をなかなか理解してもらえませんでした
 
 
私の父はとても厳しく、過干渉気味な性格。
 
 
だけどもその反面、とてもエネルギッシュで、家族を大事にしてくれる人です。
 
 
その「よかれと思ってくれる言葉」「期待」が、当時の私には重たく感じてしまっていました。
 
 
例えば、「フルーツを食べない」と話すと「かわいそうに、お前が悪い」と私が責められる。
 
 
人見知りで祖父母に懐かない娘に対しても、「ちゃんとしつけてるのか」「もっと懐いてくれるといいのに」と言われる。
 
 
何度説明しても受け入れてもらえないし、理解してもらえる兆しすらない。そんな父の言葉に、私は母親として否定されたような気持ちになってしまっていたんです。
 
 
 
 
本当は、心配してくれていることも、愛情があることもわかっていました。
 
 
しかし当時は、うまく受け取れず、父の言葉の一つひとつに必要以上に反応してしまう自分がいました。
 
 
「また怒られるかも」「次は何を言われるんだろう」と、帰省が近づくたびに気が重くなる
 
 
私にとっての帰省は、親に会える楽しみと同時に、緊張感や不安が混ざるものになっていたんです。
 
 
 
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2.実家へのストレスは「親のせい」じゃなかった

 
 
実家への帰省に気が重くなるのは、親のせいなのでしょうか?実はそのストレスの正体は、「親にも脳の癖がある」こと、そして「育ってきた時代背景の違い」にありました。
 
 
以前の私は、「なんでうちの親はこうなんだろう」「どうして分かってくれないの?」と、実家にストレスを感じるたびに、親のせいにしていたのです。
 
 

◆①親の関わりがストレスだったのは「脳の違い」があったから

 
 
脳科学を学ぶ中で、人にはそれぞれ『脳の癖』があると知りました。
 
 
脳には良くも悪くも、繰り返された思考や行動パターンが、脳の中に定着していく仕組みがあるのです。
 
 
たとえば子どもの 「イライラしたら癇癪を起こす」 「思い通りにならないと泣き喚く」 こういった反応も、繰り返すことで脳の回路に定着していきます。
 
 
そして、「考え方」や「感じ方」「ものの見方・捉え方」だって人それぞれ違うもの。
 
 
だから性格というより、「脳の使い方の違い」なんだと知りました。
 
 
その話を聞いたとき、ふと父のことが思い浮かびました。
 
 
父は昔からハキハキしていて、自信にあふれ、周りを引っ張るのが得意な人。
 
 
一方で、考えがぶれず真っすぐな分、違う考えを受け入れづらいところもある。
 
 
「こうするのが正しい」と思ったら、それを大事にし続けるタイプでした。
 
 
その父の姿が、「ああ、これも『脳の癖』なんだ」と思えたとき、私の心がふっと軽くなったのを覚えています。
 
 
 
 

◆② 実家の子育てスタイルと、今の育児はまったく違う

 
 
そしてもうひとつ、大きかったのは「父が育ってきた時代背景」を知ったことです。
 
 
父が子どもだった頃の昭和時代、特に高度経済成長期には、「個性より協調性」が重んじられ、「子どもは親の手伝いをするのが当たり前」「親に口答えしてはいけない」という価値観が強くありました。
 
 
私たちの親世代は、そんな環境で育ってきたんだと思うと、父の言動も「悪気があるわけじゃない」「自分の経験をもとに『良かれと思って』言ってくれていることなんだ」と思えるようになってきました。
 
 
親のせいでも、自分のせいでもない
 
 
実は、「脳の違い」と「育ってきた時代の違い」があるだけ。 それに気づいたことで、少しずつ親との距離感や、心のあり方が変わっていったのです。
 
 
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3.ストレスが減った!実家との関係を変えた3つの方法

 
 
実家への帰省をストレスに感じてしまうのは、「親のせい」ではなく、「脳の癖」や「育った環境の違い」にあるのかもしれません。
 
 
私自身、そう気づけたことで、ストレスの正体が見えてきました。
 
 
そこから少しでもラクになるように工夫してきた中で、特に効果があった3つの方法をご紹介します。
 
 

◆①距離のとり方を見直した

 
 
まず意識したのが、発達科学コミュニケーションで学んだ「ディスタンシング(距離感をとる)」という考え方です。
 
 
帰省中に父から何か言われたとき、以前は心の中で「また始まった」「もう無理」と反応していました。
 
 
だけど今は、言い返さなくていい。否定しなくてもいい。
 
 
「お父さんはそう思ってるんだね」と、受け止めつつ、受け流すというスタンスが取れるようになりました。
 
 
その『ちょうどよい距離感』を見つけられたことで、ぐっと気持ちが楽になったのです。
 
 

◆② 親の「良いところ探し」をはじめた

 
 
あるときふと、「父は誰かに褒められた経験があったんだろうか?」と思いました。
 
 
昔の子育てでは、「怒られて育つ」ことが当たり前で、「存在を認められる」経験はあまり多くなかったかもしれない。
 
 
だから私は、父を肯定することに決めました。
 
 
例えば、
 
・地域の掃除やゴミ拾い、自宅や親族の家の草抜きをしていること
 
・健康のために毎日たくさん歩いていること
 
そうした行動や姿勢の中にある『父の良いところ』を、意識して見つけて言葉にして伝えるようにしました。
 
 
他にも、父の話を楽しそうに聞くこと、父の趣味に興味を示すようにもしました。
 
 
ある日、父が「またあの人に頼まれた」と文句を言っていたときには、「そうなんだ。でもそれは、お父さんがしっかりしてるから頼られるんだよね」と肯定して伝えてみました。
 
 
そうしていくうちに、父の反応も少しずつ変わってきて、どこか嬉しそうにしている様子も見られるようになったんです。
 
 
 
 

◆③「子育ての軸」を持つことで、自分の中にブレがなくなった

 
 
そして一番の変化は、「子育ての軸」を自分の中に持てたこと
 
 
脳科学を学んで、娘のことを『理解できる自分』になれたことで、祖父母から何を言われても「私はこう育てたい」と思えるようになりました。
 
 
たとえ理解されなくても、説明しても伝わらなくても、焦らなくていい。
 
 
私は私の子育ての軸で、娘に合った関わりをしていけばいい
 
 
そう思えるようになったのです。
 
 
実際に発達科学コミュニケーションを実践していく中で、娘にも変化がありました。
 
 
偏食は和らぎ、人見知りも落ち着いてきて、祖父母とも自然に会話ができるようになったのです。
 
 
今では、帰省が楽しみになりました。
 
 
祖父母と娘が楽しい思い出をつくれるように、「できるだけ孫の顔を見せに帰ってあげたい」と思えるようになったのです。
 
 
親は変わらないかもしれない。
 
 
だけど、自分の行動や見方が変わると、実家での時間は確実にラクになります。
 
 
親との関係は、これからも一生続いていくもの
 
 
だからこそ、「わかってもらえない」「ストレスだ」と感じるだけで終わらせず、 自分から行動を変えていくことで、少しずつ関係を変えていける── そんな希望を持てるようになりました。
 
 
もしあなたも、実家へのモヤモヤを感じているなら、 まずは「自分の軸を持つこと」から始めてみませんか?
 
 
ほんの少し見方が変わるだけで、帰省のストレスがぐっと軽くなるかもしれません。 
 
 
 
 
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執筆者:藤井ハナ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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