グレーゾーン 年末年始 自閉症スペクトラム

苦痛だった年末年始の帰省が楽しみに!お母さんのチカラで極度の人見知りも緩和できる2つの対応策とは?

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発達障害・グレーゾーンの不安が強いASD傾向を持つ幼児の中には極度の人見知りを発動してしまい、いつまでもコミュニケーションが取れない子がいます。今回は、年末年始の帰省にむけて不安があるお子さんへの対応策をお伝えします。
 

【目次】

 

1.帰省が苦痛!身内の祖父母にも極度の人見知りを発動させる我が家の娘

 
 
今年ももうすぐ終わりますね。お子さんが人見知りで、年末年始の帰省が憂鬱なお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
私の娘も、身内の祖父母にでさえ人見知りが激しくて年末年始が近づくと、気持ちが重くなっていました。
 
 
娘は不安の強い自閉症スペクトラム(ASD)の幼稚園の年中さんです。はっきり言ってコミュニケーションは大の苦手。
 
 
身内の祖父母にも極度の人見知りを発動させます。本当なら、子どもにとって祖父母は優しくてなんでも許してくれるミカタのような存在であることも多いですよね。
 
 
しかし、娘はそんな祖父母と会話することはもちろん、ひどいときには祖父母の家の中にすら入れない、顔も見られないという状態でした。
 
 
 
 
私自身も祖父母に申し訳なく、そして自分の娘にはどうしたらいいのかわからなく、帰省すること自体がとても苦痛でした。
 
 
特に年末年始ともなると普段会わない親戚とも顔を合わせる機会もあり、娘の不安を増殖させるためだけに行っているような気持ちになっていました。
 
 
ずっと会わずにいられるわけではない相手だけに、焦りからイライラしてしまったり、無理強いをして慣らせようと必死でした。
 
 
結果は当たり前ですが、慣れるどころかもっと強く人見知りを発動するようになってしまったのです。
 
 
これからの時期は、年末年始で帰省するという方もいらっしゃると思います。
 
 
もし、私のように帰省が苦痛だとお困りでしたら、ぜひ親戚や祖父母と関わる機会が増えるのを前に少しでも子どもの不安と人見知りを緩和させておきませんか?
 
 
今回は、極度の人見知りを身内の祖父母に発動させていた、我が家の娘の不安を緩和した対策をご紹介します。
 
 
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2.なぜ、極度の人見知をするの?

 
 
知らない人や慣れていない人に会うと、恥ずかしがって顔を見せることも話すこともできず、怖くなって泣いてしまうような子どもを良く見かけますよね。これがいわゆる「人見知り」です。
 
 
本来、人見知りをすることは悪いことではなく、子どもの成長の過程では必要なものと言われていて、防衛反応や警戒心が育ってきた成長の証です。
 
 
しかし、発達障害・グレーゾーンの幼児の中には、自閉症スペクトラム(ASD)の特性の1つ、不安の強さから極度の人見知りをする子がいます。
 
 
 
 
不安の強い幼児には、なかなか人見知りが無くならず、本来、適切に発動されるはずの防衛反応や警戒心が、特性の不安から、強く働いてしまうことがあるのです。
 
 
人見知りが続いてしまうと、周りの人たちとのコミュニケーションにも影響してしまうのでお母さんとしては、とても心配になりますよね。
 
 

3.やってはいけないお母さんのNG行動

 
 
子どもが極度の人見知りを発動させたとなると、なんとかその人見知りを治してあげたいと思うのが親心ってもんですよね。
 
 
大抵の場合は、慣れれば大丈夫!場数を踏ませよう!と考えるのではないでしょうか?
 
 
しかし、不安の強い発達障害・グレーゾーンの幼児には、一般的に言われているような人見知り対策では解決しないことが多いんです。
 
 
無理強いをすることで、もともと高く発動している防衛反応や警戒心をさらに強めてしまうことにもなりかねません。
 
 
 
 
さらに幼児期の経験がトラウマとなり、よく知らない人への恐怖心を解消できないまま、大人になっても初めて会う人に対して恐怖心を持つことがずっと続いてしまうこともあります。
 
 
ですから、まずはお子さんの気持ちに寄り添うことが大切なのではないでしょうか?
 
 
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3.我が家が実践した、極度の人見知りも緩和できる2つの対応策

 
 
ここで我が家が行った、娘の極度とも言える人見知りへの緩和策を2つご紹介します。
 
 

◆①祖父母の良い情報を入れる

 
 
まず1つ目は、祖父母の良い情報を入れることです。
 
 
植木が得意な祖父の例
 
「みかんがいっぱいなっていた木はじいじが育てたんだよ!すごいねぇ!」
 
 
料理が得意な祖母の例
 
「このおはぎ、バアバが作ったんだって!〇〇に食べて欲しいから美味しく作ってくれたんだよ!」
 
 
などと、自分にとってはミカタなんだという、心を開きやすくするような話を会話の中に織り交ぜました。
 
 

◆②祖父母の写真を家の中に飾る

 
 
2つ目は、娘と祖父母が一緒に写っている写真や、祖父母だけの写真、祖父母の家などの写真を部屋の中に飾ることです。
 
 
写真を飾ることで祖父母の顔や雰囲気を常に認識することができます。
 
 
聴覚と視覚の両方から情報を入れてあげることで極度の人見知りの緩和を促しました。
 
 
どちらも普段のコミュニケーションの中で自然と取り組むことができると思います。
 
 
実際に、これをしばらく続けた結果、顔も見れない、祖父母の家には入れなかった娘が、祖父と会話をしてコミュニケーションを取ったり、手を繋いで歩いたりするようになりました。
 
 
 
 
元々の気質や性格もあるので、完全に人見知りをなくすことは難しいかもしれませんが、明らかに受け入れるスピードが早くなり、自分からコミュニケーションを取ろうとする気持ちを持つようになりました。
 
 
大人の事情でつい焦りがちになってしまう気持ちは一度封印して、子どもの状態に合わせたスモールステップが一番効果がありました。
 
 
ASDの特性である不安の強さからくる極度の人見知りにお悩みのお母さんは、ぜひこの方法を取り入れてみてください。
 
 
次回の帰省は、お子さんもお母さんも楽しく過ごせるよう応援しています。ヒントになれば幸いです。
 
 
こちらの記事では、不安が強いお子さんの困りごとを解決するヒントが得られます。ぜひ、併せてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
 
 
 お子さんの強い不安を緩和できる方法を多数ご紹介しています。
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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