3歳の子の思い通りにならないと癇癪を解決!怒らない脳を育てるアンガーマネジメント

3歳の子が思い通りにならないと癇癪を起こしてママは疲弊していませんか?この頃の子がすぐに怒るのには脳の仕組みに理由があります。この記事では怒らない脳を育てて子育てをラクにする幼児期からのアンガーマネジメントをお伝えします。
 

1.大人でも難しい「怒り」のコントロール
2.3歳の子が思い通りにならないと癇癪を起こす理由と脳の仕組み
◆自己主張が強くなるのに、言葉が追いつかない
◆脳の前頭前野がまだ未発達
3.幼児期から脳を育てるメリットとは?
4.3歳の今からできる!怒らない脳を育てるアンガーマネジメント
①わが子を観察
②子どもの「できた探し」

 
 

1.大人でも難しい「怒り」のコントロール

 
 
「うちの子、なんでこんなに怒りっぽいんだろう?」
「お隣の子はあんなに穏やかなのに…」
 
 
そんなふうに比べてしまって、落ち込むことはありませんか?
 
 
実は「怒り」という感情は、大人にとっても扱いが難しいものです。
 
 
よく聞く、心理的アンガーマネジメントは「5歳からできる」と言われています。
 
 
ですが、実際には大人でさえ、ちゃんと自分自身の怒りと向き合えずに、感情に振り回されてしまう…ということがあります。
 
 
 
 
「頭ではわかっているのに、子ども相手に声を荒げてしまった」
「冷静に話したいのに、感情が爆発してしまう」
 
 
こうした経験は、私たち多くの大人が持っているのではないでしょうか。
 
 
怒りの感情をコントロールするのは、大人でも難しいこと。
 
 
まだ脳の発達が途中の3歳の子どもが、思い通りにならないと癇癪を起こしてしまうのは、ある意味で自然なことなんです。
 
 
ではどうするか?
 
 
脳科学の視点を取り入れると、もっと早い段階から「怒らない脳」を育てることができるんです!
 
 
 
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2.3歳の子が思い通りにならないと癇癪を起こす理由と脳の仕組み

 
 
なぜ3歳の子どもは思い通りにならないと癇癪を起こすのでしょうか?
 
 
大きな理由は2つあります。
 
 

◆自己主張が強くなるのに、言葉が追いつかない

 
 
3歳ごろは「やりたい気持ち」が一気に強くなります。
 
 
でもその思いをうまく言葉にできないため、「できない!」「イヤ!」という行動や、大泣きで表現してしまうのです。
 
 

◆脳の前頭前野がまだ未発達

 
 
感情をコントロールする脳の部分(前頭前野)は、まだまだ発達途上。
 
 
「我慢しよう」「気持ちを切り替えよう」という力は育っていないため、「思い通りにならない=すぐ怒る」となりやすいのです。
 
 
 
 
ここで大切なのは、「怒りそのものが悪いのではない」ということです。
 
 
怒りを感じるのは、人にとって自然なことです。
 
 
問題なのは、「怒ったときにどんな行動をとるか」です。
 
 
その行動の積み重ねが「脳のルート」をつくり、子どもの成長に大きな影響を与えていきます。
 
 

3.幼児期から脳を育てるメリットとは?

 
 
大人でも難しい「怒り」のコントロール。
 
 
癇癪から卒業するのは、成長を待つしかないのでしょうか?
 
 
3歳であっても「怒りにどう向き合うか」が脳を育てる重要なカギになります。
 
 
3歳の今から「怒らない脳」を育てていくと、驚くほど子育てがラクになります。
 
 
早いうちに「怒らない脳」を育てることができれば、小学校や中学校でのトラブルを未然に防ぐことができるんです。
 
 
「友達とすぐケンカになる」
「先生に注意されると感情的に反発する」
 
 
こうした困りごとも、土台となる脳の力を育てることで和らげることができます!
 
 
 
 
「怒らない脳」が育つと感情に振り回されなくなるだけでなく、その先にある「理解力」「思考力」「判断力」など、子どもの伸ばしたい力がぐんぐん育っていきます。
 
 
逆に、怒りに任せて行動することが定着し、習慣になってしまうと、怒り任せの行動ばかりになってしまい、落ち着いて考える力が育ちにくくなってしまいます。
 
 
よくないルートが脳のルートとして定着してしまう前に!幼児期から「怒らない脳」を育てることには大きな意味があるんです。
 
 
 

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4.3歳の今からできる!怒らない脳を育てるアンガーマネジメント

 
 
ママはどんな関わりをすればいいのでしょうか?今日からできるポイントをご紹介します。
 
 

◆①わが子を観察

 
 
「怒らない脳」を育てることの第一歩は、子どもを理解すること。
 
 
普段からお子さんの「観察」をしておくことがとても重要です。
 
 
「観察」というと難しそうに聞こえますが、やることはシンプル。毎日の生活の中で、お子さんをよーく見ることなんです。
 
 
「今日はちょっと声が強いな」
「なんだか落ち着かないな」
「眉間にシワが寄ってきているな…」
 
 
そんな気づきを積み重ねていくと、だんだんとパターンが見えてきます。
 
 
ママがわが子の変化に敏感になれれば、癇癪が起きる前に、一歩先の対応ができるようになります。
 
 
ママが「わが子の専門家」になり、一番の理解者になれると、子どもも安心して過ごせるようになりますし、ママ自身の負担もぐっと軽くなります。
 
 
 
 

◆②子どもの「できた探し」

 
 
もう一つ大事なことが「小さなできた探し」です。
 
 
わが家の末っ子も、数か月前までは「行かない!」と癇癪を起こして玄関で動かなかったり、駐車場から逃走したり…。
 
 
登園までの道のりが本当に長く、雨の日にずぶ濡れで追いかけたこともありました。
 
 
ですが、観察を続けることにより、
 
 
「あれ?今日は泣かなかったな」
「自分から靴を履いたな」
「自分で荷物持てた!」
 
 
と気づけるようになっていきます。
 
 
この「小さなできた」にママが気づくことができるようになること、そしてお子さんへ成功体験として伝えること。
 
 
これこそが「怒らない脳」を育てることの一歩なんです。
 
 
子どもの成長は、大きなジャンプではなく、「昨日できなかったことが、今日は少しできるようになる」という積み重ねです。
 
 
ママがその変化を見つけて言葉にして伝えてあげると、子どもは「見てくれている」「これでいいんだ」と感じて、自信を育んでいきます。
 
 
この2つを意識するだけで、お子さんの脳は確実に変わっていきます。
 
 
小さな一歩で、子どもの未来をぐんと育てていきましょう!
 
 
 
 
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執筆者:山田こはる
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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