思春期の高校生が泣く⁉ 反抗期でも心を開いた “ママのたった一言”

 

思春期の高校生が泣いた理由とは?反抗期でイライラが続く息子に、ママの一言が心に刺さり、気持ちが大きく変化。学校・部活・減量のストレスを抱える子への効果的な声かけを解説します。
 
 

【目次】

1.なぜ高校生の息子はイライラしているの?
2.不安で限界だった高校生の心を溶かした“ママの一言”とは?
3.癇癪ばかりだった幼少期と、私が変われた理由
4.思春期の反抗期に効く“ママの声かけ”3つのポイント

 
 

1.なぜ高校生の息子はイライラしているの?

 
 
高校生になった息子は、ここ最近ずっとイライラが続いていました。もともと癇癪が多く、小さい頃は怒鳴ったり叩いたりして感情コントロールが苦手でした。
 
 
高校生なってから1学期は元気よく生活していましたが、2学期になり、暴言が増え、イライラしていることが増えていきました。
 
 
高校生の息子がイライラしていたのは、「減量・勉強・試合プレッシャー」が同時に重なっていたから。
 
 
疲労と空腹で余裕がなくなり、イライラが爆発しやすい状態!一見ただの反抗期に見えて、実は“身体と心が限界”だったんです。
 
 
きっかけは、大好きで始めたキックボクシングの試合に向けた減量。
 
 
太りたくないという焦りから、食事制限を強くしすぎ、チートデイには我慢していた反動でドカ食いしては胃痛で動けなくなり、練習も思うようにできなくなるという悪循環
 
 
高校生活では学年上位以内をキープしようと必死に頑張り、テスト勉強も手を抜かない。
 
 
心も体ももう限界だったんだと思います。
 
 
ある日ついに
 
 
「今日学校行きたくない」
 
「キックもやめたい」
 
そんな言葉がポロッとこぼれました。
 
 
かつて癇癪ばかりだった息子の姿が重なり、“息子はまだ助けを求める方法が分からないだけだ”そう感じました。
 
 
 
 
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2.不安で限界だった高校生の心を溶かした“ママの一言”とは?

 
 
思春期男子は、「どうせ分かってもらえない」「弱さは見せたくない」「本当は褒めてほしい」そんな葛藤を抱えています。
 
 
だから、“存在と努力を真正面から認める一言” が刺さるのです。
 
 
「学校へいきたくない」と息子が言った朝、私は息子にこう声をかけました。
 
 
「もし、しんどかったら学校は休んでもいいよ。 エネルギーをためるのも“前に進むための一歩”だよ。」
 
 
すると息子は
 
 
「でも休んだら負けた気がする…」
 
 
と小さくつぶやきました。
 
 
その言葉に胸がきゅっとなりました。
 
 
ああ、この子は誰より自分に厳しいんだ。 負けず嫌いで、頑張りすぎて、自分を追い込んでる。
 
 
だから私はこう返しました。
 
 
「負けてないよ。しんどくても前に進もうとしているじゃん。今日は休むか学校へいくなら車で送っていくよ。どっちか自分で選んで。
 
 
息子は学校へ行くことを選択しました。学校から帰ると急ぎ足でキックボクシングのジムへ。しかし、ジムから帰ってきた息子には笑顔はなく、落ち込んだ様子でした。
 
 
「ガッツあるね!」
 
 
とだけ息子の背中をみながら、声をかけると、そのまま息子はお風呂へ直行し、なかなか出てきませんでした。
 
 
そのまま私は就寝し、翌朝息子に声をかけると、「昨日のママの言葉がやばかった。マジで、号泣しちゃってなかなかお風呂から出れなかった。ストレスが溜まっていたんだな。」とポツリ。
 
 
その言葉を聞いた瞬間、“この子はやっと安心して弱さを見せられたんだ”と胸が熱くなりました。
 
 
こんなたった一言でも思春期の高校生が号泣するなんて、言葉の力ってすごいと思いませんか?
 
 
なぜ、私がこんな言葉をかけられたのか⁉は次でお話しますね。
 
 
 
 
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3.癇癪ばかりだった幼少期と、私が変われた理由

 
 
昔の私は、息子の癇癪に振り回されてばかりで、どう接すればいいのか分からず、責められたこともありました。
 
 
しかし、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を学んでから私は気づいたんです。
 
 
暴言やイライラは、問題じゃなく“サイン”。本当は困っていることを伝えるためのメッセージなんです。
 
 
「何で怒るの?」ではなく「その裏でどんな気持ちが渦巻いているの?」を見るようになった。
 
 
だから今回も、
 
●勉強もキックも頑張ってるのに結果がついてこない焦り
●自分に負けたくない気持ち
●頑張っているのに認めてもらえてない苦しさ
 
そこに気づけたんです。
 
 
そして、困っている彼の心に寄り添って、「できていることに光を当てる声かけ」ができました。
 
 
その積み重ねがあったからこそ、息子は安心して号泣したことを話してくれたんだと思います。
 
 
 
 

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4.思春期の反抗期に効く“ママの声かけ”3つのポイント

 
 
① できていない部分より、「できている1つ」に光を当てる
 
「しんどいのに学校選んだんだね」
「頑張ってるね、継続してるね」
 
1つの成功に注目すると、子どもは再び立ち上がれます。
 
 
② “負けてないよ”と伝えて、自己否定をそっと解除する
思春期男子は“弱さ”を見せることが苦手です。負けず嫌いだからこそ、言葉で安心を届けるのが効果的です。
 
 
③ 子どものストレスの背景を“行動の裏側”から読み取る
暴言=敵意 ではなく、暴言=SOS の場合がほとんどなんです。しんどさ・不安・焦りを探す視点が大切ですね。
 
 
あの日、息子が「ガッツあるね」の一言で号泣したのは、その言葉が“努力をやっと認めてもらえた”と感じたからだと思います。
 
 
息子が涙を流したのは弱いからじゃなく、ずっと張りつめていた緊張が、やっと解けたから。
 
 
思春期の男子は、強く見せたいだけで、本当は不器用なほど繊細。
 
 
だからこそ、お母さんの一言が武器にも、盾にも、支えにもなる。
 
 
 
 
たった一言でも、ママの言葉が心の支えになることは、きっとこれからの育児でも何度だってあります。ママの言葉の引き出しを増やしていきませんか?
 
 
きっと子育てが何倍にも楽しくなりますよ。
 
 

思春期・反抗期の高校生の親の対応でよくある質問(FAQ)

 
 

Q1: 反抗期の高校生に声かけは本当に効果があるの?

 
A: 効果があります。思春期男子は自分の気持ちや努力を認められる経験が少ないので、「頑張っているね」「ガッツあるね」のような肯定の一言が心に響きます。反発よりも安心感を生み、行動や自己肯定感に変化が出ます。
 

Q2: 思春期の高校生が号泣する理由は?

 
A: 高校生が号泣するのは、心の中に溜まった不安や緊張が一気にほぐれるからです。部活や勉強、減量などで張りつめていた心が、親や信頼できる人の一言で「受け入れられた」と感じると、涙として感情が出ます。思春期男子でも、安心できる環境で弱い自分を出せると自然な心の解放になります。
 

Q3: 反抗期の高校生にどう声をかければいい?

 
A: ポイントは以下の5つです。
・行動や努力を認める
・できなかったことではなく、できたことにフォーカス
・休むことや失敗を悪としない
・「どうしたい?」と選択肢を渡す
・比べず決めつけず、感情を受け止める
 
こうした声かけで、反抗期でも心を開きやすくなり、自己肯定感や前向きな行動につながります。
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 

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