中学生女子の不登校の理由には、子どもから大人へと成長する子どもの姿が見られます。中学生時代はまだまだ成長の入口。じっくり向き合うことで、不登校を成長のチャンスに変え、子どもの生きる力を育む親の対応をお伝えします。
【目次】
1.中学生女子の不登校は「成長の入口」
2.中学生女子が不登校になる理由
3.親ができる対応:不登校を子どもの成長と「人生の力」に変えるサポート法
①「うちの子は不登校」という見かたをやめる
②「肯定の注目」を増やす
③お母さんとの会話を通して、自分を理解する力を育む
1.中学生女子の不登校は「成長の入口」
「娘が学校へ行けなくなってしまった…」その現実に向き合った瞬間、胸が締めつけられるような思いになります。

「どうして?」「この先どうなるの?」という強い不安で心がいっぱいになっていませんか?
もしかしたら、「不登校、人生終わった」などの否定的な言葉を耳にして、心が折れそうになっておられるかもしれません。
けれども、悲観的になる必要はありません!親の対応次第で、不登校の期間を、今後の人生にとって必要な「成長のチャンス」とすることだってできるのです。
中学生の女子は、心も身体も大きく揺れ動く時期です。
思春期ならではの繊細さに環境の変化、人間関係の複雑さなどが重なり、昨日までできていたことが、ある日突然できなくなることがあります。
そして、多くの子どもは、不登校または学校に行けない理由を聞かれてもうまく答えることができません。
実際の調査でも、最も多い不登校の理由として「無気力・不安」が挙げられています。子ども自身もうまく言葉にできない理由が重なって起きていることが多いのです。
そして、子どもは「なぜ、私は学校に行けないのだろう」と自分を責め、「自分はダメな人間なんだ」と苦しんでいます。
だからこそ、子ども支えるためには親が「不登校」をどう捉えるのか、その視点と対応がとても大切なのです。
中学生女子の不登校は、大人になるプロセスのひとつ。自分らしく生きるために必要な調整の時間と捉えることができます。
そして、視点を変えると、お母さんの気持ちもぐっと軽くなります。
私自身、不登校の子どもに対する捉え方を変えることによって、前向きに子どもと向き合うことができるようになりました。
今日から、「不登校」への見方を変え、新しい関わりを始めてみませんか?
この記事では、中学生女子が不登校になる理由を解説しながら、不登校を成長の機会にしつつ、回復へと一日一日を導く、親の対応についてお伝えします。
読んでくださっているお母さんと娘さんの心に、少しでも光が差し込む内容になればと願っています。
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2.中学生女子が不登校になる理由
中学生女子の不登校は、思春期特有の脳の発達と深く関係しています。
成人の脳になる途中の段階にある思春期の脳は、これまでにはないアンバランスを経験しています。
そのこと自体は健全で当たり前のことなのですが、その為に、自分自身について悩んだり、人間関係の悩みを抱えやすくなるのです。

・思春期の情緒不安定・ホルモンバランスの変化
小学生の不登校は、「学校での生活に疲れた」というように、外側の環境と結びついていることが多いと言われています。
一方、中学生の不登校の場合は、自分と人とを比べることや自己肯定感の低さなど、心理的な原因が深くかかわっています。
・友人関係の複雑さやトラブル
中学生と言っても、男子の場合は、まだまだ遊んだり、ゲームをしたり、一緒に何かをすることが人間関係の中心になります。
一方、中学生女子はというと、一緒に話したり、共感したり、より深いコミュニケーションを大切にする傾向があり、人間関係の空気感にとても敏感です。
クラスの雰囲気やちょっとしたLINEのやり取りや陰口など、複雑な人間関係のやりとりの中で、感情が揺れやすくなるのです。
また「仲間外れにされたくない」という思いがストレスになってしまうこともよくあります。
・勉強のつまずきや自信の低下
中学生は勉強が難しくなることで、数学や英語でつまずきやすい時期です。
「みんなできているのに私だけ…」という気持ちやコンプレックスが不登校につながることもあります。
まさに、中学生女子は子どもから大人へと「自分らしさ」や「本当の自分」をかたちづくっていく「成長の入口」にいます。
だからこそ、中学生女子の不登校には、お母さんが丁寧に向き合っていくことがとても大切ですし、向き合っていく価値が十分にあるのです。
3.親ができる対応:不登校を子どもの成長と「人生の力」に変えるサポート法
では、不登校を成長の機会とするために、一番近くにいる親は、どのような対応をすれば良いのでしょうか。
◆①「うちの子は不登校」という見かたをやめる
お子さんが不登校になると、「この子は一体大丈夫なの?」「この子の将来はこれからどうなるの?」とお母さんの心は揺れ動き、不安になるのは当然のことです。
けれども、大切なことは、一番近くにいる親が「この子はきっと大丈夫」と信じてあげることなのです。
すぐにそう思えなくても、大丈夫です。少しずつ、気持ちを整えていきましょう。

まずはお子さんを「不登校の子」として見ることをやめてみませんか?
お子さんは、今学校に通えていないかもしれません。けれども、それはお子さんの一面でしかありません。お子さんは自分なりに、日々を歩み、成長しているのです。
また、「不登校」は子育ての失敗などでは決してありません。お母さんは自分自身を責める思いから自由になることもとても大切です。
周りに引け目を感じる必要もないので、どうか堂々と毎日を過ごしていただきたいです。
実は、そのような空気感こそがとても大切で、子どもは「私はきっと、大丈夫」というメッセージを受け取ることができます。
そして、自分自身の中にエネルギーが貯まっていくと、やがて動き出すようになるのです。
「あなたは大丈夫」とどこまでも信じてもらえたこと、親との心の絆と信頼関係は、子どもの人生を支え、ゆるがない土台となっていくでしょう。
◆②「肯定の注目」を増やす
中学生女子のお子さんは、心が不安定になりやすく、まして学校に行けていないことで、自信を失っています。お母さんはお子さんの「できていること」にしっかりと目を向けてあげましょう。
不登校になっていることで、お子さんの出来ていないことに目が行きがちになるかもしれませんが、当たり前と思われることで良いのです。
「自分で起きてきたんだね」「ご飯しっかり食べてるね」と言葉にしてあげることで、お子さんは「自分にもできていることがある」と小さな自信を積み重ねていくことができます。
また、私は以前「学校を休んで、のんきに過ごしている場合じゃないでしょ!」という焦りから、子どもに勉強をさせようとしたりしていました。
けれども、肯定的な関わりが大切と学んでからは、子どもが、「やりたい」「やってみたい」ということは何でもさせてあげるように対応を変えました。
たとえゲームであったとしても、子どもがやりたいことを認めることは、子どもを認めることにつながります。
子どもにとって、「人生のどん底」にいるような自分の姿、ありのままの自分を受け入れてもらう経験は、これからの人生を歩む上でかけがえのない力になっていきます。
◆③会話を通して、自分を理解する力を育む
特に繊細なお子さんの場合、人間関係の些細な出来事に傷ついたり、相手に合わせすぎて疲れてしまったりということがあります。
「不登校」という心の充電期間を通し、自分を理解することは、今後の人生を歩む上で大きな力になります。
ただ、自分一人で自分自身を理解することはとても難しいことです。
それに繊細な中学生女子のお子さんの場合、周りを気にし過ぎて、自分の気持ちを置きざりにしてしまっていることがよくあります。
お母さんとの会話を通し、自分の気持ちに心を向けることができるよう助けてあげましょう。
「〇〇ちゃんはその時、どんな気持ちだったのかな?」
「〇〇ちゃんは、どんなことをしんどく感じたのかな?」
「〇〇ちゃんは、優しい心をもっているんだね。だから、みんなのことを心配して疲れてしまうことがあるかもしれないね。」
このように、繊細さをマイナスとして捉えるのではなく、「自分の良い面でもある」という気づきに会話を通して導いてあげると良いですね。
3つの対応のポイント、どのように感じられたでしょうか。子どもを信じ、受け入れ、認める親の対応には何にも代えがたい力があります。
「学校にまた通うこと」だけを目標に毎日を過ごすことは辛いことです。
けれども、もっと大きな視点でお子さんの人生を見つめながら、お子さんに日々対応することで、「不登校」の日々もきっと有意義な時間に変わります。
今日から、子どもが自分らしく豊かに生きる未来のために、お子さんと関わっていきましょう!
不登校の子どもを伸ばす親の関わり方を学べます!
執筆者:春風なおみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)




