子どもを伸ばす近道はコレ!東京オリンピック代表のクレー射撃・中山由起枝選手に学ぶ、子育ての新常識とは?

諸外国と比べて自己肯定感が低いと言われている日本の子どもたち。実は子どもに自信をつける1番の近道は、お母さんが自信を持つことなんです!そこで今回はクレー射撃で東京オリンピック代表に内定している、中山由起枝さんを紹介します。
 

【目次】

1.子育てに必要なのは、お母さんの自己肯定感を高めること!
2.東京オリンピック代表のクレー射撃・中山由起枝さんってどんな人?
◆「自分を変えたい!」と出産後に復帰
◆娘さんとの約束
3.自信のある母親になるためにすべきこととは?
4.パステル総研にママ・アスリート、小林可奈子選手がやってきます!

 

1.子育てに必要なのは、お母さんの自己肯定感を高めること!

 
 
諸外国と比べて自己肯定感が低いと言われている日本の子どもたち。「子どもの自己肯定感を高めよう!」なんて言葉もよく耳にしますよね。
 
 
しかし!子どもに自信をつけたいなら、まずは必ずやって欲しいことがあるんです。
 
 
それはお母さん自身の自己肯定感を高めることです。
 
 
自己肯定感というのは簡単にいうと、自分に自信が持てるということです。ではなぜ、子どもに自信をつける前に、お母さんが自信を持つことが必要なのでしょうか?
 
 
例えばランチを食べに行ったとします。もしも店員さんに「今日のオススメはオムライスです!」自信たっぷりに言われたら、「じゃあそうしようかな?」と惹かれますよね
 
 
反対に「今日のオススメはオムライスです…」自信なさげに言われたら「本当にオススメなの?」と疑ってしまいませんか?
 
 
こんな風に自信がある人は人を行動させる力があります。反対に自信のない人は人の心を動かすことができません。だから子どもに自信のある人になって欲しかったら、まずはお母さんが自信のある人に変わることが必要なんです!
 
 
そこで今回はママ・アスリートとして活躍されている、東京オリンピック代表のクレー射撃・中山由起枝さんを紹介します。
 
 

 
 

2.東京オリンピック代表のクレー射撃・中山由起枝さんってどんな人?

 
 
中山由起枝さんは、クレー射撃のママ・アスリートです。昨年の11月6日のアジア選手権で決勝3位になり、東京オリンピック代表に内定しています。
 
 
シドニー、北京、ロンドン、リオと4大会五輪に出場しており、今回は5回目の五輪出場になります。現在19歳になる娘さんがいる、シングルマザーです。
 
 
そんな中山さんは、どんな想いを抱えながらママ・アスリートとして活躍されているのでしょうか?
 
 

◆「自分を変えたい!」と出産後に復帰

 
 
実は中山さんは1度目のシドニーオリンピックを経験した後、選手を引退されています。しかし娘さんを出産後、ママ・アスリートとして復帰をしました。
 
 
その理由は「自分を変えたい」という強い思いでした。出産後、過去の栄光と今いる自分のはざまで悩み、「自信のある母親に変わりたい」という思いから復帰を決意されたそうです。
 
 
しかし選手として活動するためには、母親として葛藤する機会も多くありました。
 
 
「行かないで!」と泣く娘を置いて遠征に行かなければならない、病気のときに側にいてあげられない、といった場面に遭遇する度に「私の選択はこれでいいのだろうか?」と悩むこともたくさんあったそうです。
 
 
しかし「だからこそ結果を残さないと!」という思いが強くなり、いつか理解してくれるときがくると思って競技を継続してきたそうです。
 
 

◆娘さんとの約束

 
 
幼い頃は遠征のたびに大泣きしていたという娘さんですが、成長するにつれてお母さんのことを誇りに思う気持ちが強くなったと話しています。
 
 
そんな娘さんと中山さんの約束は「娘にメダルをかけてあげること」。東京オリンピックに向けて「最後の五輪になるかもしれない。何色でもいいからメダルを取りたい」と決意表明されています。
 
 
中山さんは「北京、ロンドン、リオと1つ1つ乗り越えるたびに娘との絆が深まる。辛くてもそれ以上に、感動を2人で味わえる瞬間が自分を突き動かしてくれる」とおっしゃっています。
 
 
素敵な親子関係を築かれているんですね。
 
 

 
 

3.自信のある母親になるためにすべきこととは?

 
 
自信のある母親になるために、中山さんの選んだ方法は選手として復帰することでした。
 
 
では、私たちは何をすればいいのでしょうか?
 
 
それは、お母さんが自分の目標を持って行動することです。目標はどんなことでも大丈夫です。オススメは毎日小さな目標を立てて、成功体験を積み重ねていくことです。例えば
 
 
・「○時までに食事の準備を終わらせる!」
・「今日は、寝室の掃除をする!」
 
 
こんな風に「必ずやりきる!」と決めて行動することが大事です。
 
 
オリンピックでメダルを獲得するというのはとても大きな目標です。しかし、その裏には毎日の「今日は必ずこれをやりきる!」という小さな積み重ねがあるのではないでしょうか。
 
 
娘さんと二人三脚で、東京オリンピックでのメダル獲得を目指している中山由起枝さん。ぜひ、娘さんとの約束を果たしてほしいですね!
 
 

 
 

4.パステル総研にママ・アスリート、小林可奈子選手がやってきます!

 
 
こんな風に、オリンピックの舞台で活躍しているママ・アスリートはたくさんいます。
 
 
そこでパステル総研では1月26日、マウンテンバイクの小林可奈子選手をお呼びして、講演会を開催します。
 
 
小林選手はアトランタ五輪出場経験を持つ、現役ママ・アスリートです。この貴重なチャンスを逃さないでくださいね!
 
 
『東京オリンピックにかけるママアスリートの軌跡
〜母として、選手として、コーチとして挑戦を諦めない理由~』
 
 
▶︎日時:2020年1月26日(日)
    13:00~15:00
   (受付:12:30~13:00)
 
▶︎場所場所:コートヤード バイ マリオット
     東京ステーション 
     トラストシティカンファレンス京橋
 
▶︎住所:〒104-0031東京都中央区京橋
   2ー1-3 京橋トラストタワー4階
 
 
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執筆者:森 あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
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