大人が言いがちなあのセリフ!今年はプラスに変換していきましょう!!
発達科学コミュニケーショントレーナーの岩下まいです。
2020年はお母さんの声かけで発達障害・グレーゾーンの子どもがサクッと動く1年に!
レッスンスクリプト
1年を楽しく過ごすためには、お母さんにとってお子さんの心の安定はとても重要ですよね。しかし、発達障害・グレーゾーンの子どもがしつけ世代の大人たちの中にいると注意を受けてしまうことが度々発生してしまいます。
年末年始の帰省のような特別な時間は、できるだけ楽しさを持ち合わせて過ごせたら親としても安心ですよね。
今日お話しするのは、おじいちゃん、おばあちゃんが言いがちなあのセリフ!! そのセリフを上手に変換して子どもの行動力を引き出す方法です!
そのセリフとは?? 『~~しないと〇〇できない』です。
例えば、
「早く準備しないとみんなと遊べないよ。」
「お片付けしないとおやつなしだよ。」
「わがままばっかり言ってるとおもちゃ買ってあげないよ。」
など、こんな会話のやり取りは、日常でも多く聞かれますよね。
なんなら、お母さんもいいがちじゃないですか? 私もすっごい使っていました。わかります。時間に追われている場面など、早く動いてもらいたいですよね。
しかし、この言い方は『二重否定』となってしまっていて、子どもにとっては脅しの要素が含まれてしまうので、避けてあげる必要があります。
動いてもらいたいときこそ、動いた先に待っているものが楽しみであることを認識させることで、行動を引き起こさせることができるんです!
発達障害・グレーゾーンの子どもの行動の遅さは、昭和のしつけ世代から見ると『わがままな子ども』に映ってしまったりもするので、お母さんとしては上手くフォローをしてあげたいですよね。
おじいちゃん、おばあちゃんも悪気なく言っていたりもするので、もし、祖父母がそんな話を先にしてしまっていても慌てないで大丈夫です!
案外、お母さんが言葉を変換してあげることで行動に結びついたりするんですよ。
例えば、 でかける予定があるのに着替えもせずにおもちゃで遊んでいる、という場面があったとしましょう。おじいちゃん、おばあちゃんは 「お着替えしないとお出かけできないよ~!」 なんて急かしたい気持ちで何気なく言ってしまったりしますよね。
そんなときも 「わー!お着替え終わったらじぃじばぁばとおでかけだって~!早くお家出たほうがたくさん遊べるから、今、着替えちゃおっか!」 など、言葉のチョイスを変えるだけであっという間に簡単に行動を起こせる魔法の言い回しに早変わり!
即効性がありますので、ぜひ!取り入れてみてくださいね。
『~~しないと〇〇できない』 という言い方の多い方は案外それを使っていることに気づいていないかもしれません。
「こないだテレビでやってたんだけど、『~~しないと〇〇できない』を『~~したら〇〇できる』って言い方に変えるだけで子どもが動きやすくなるらしくて、私もよく言ってるから試してみたら本当に動きやすくなったのー!」
と角が立たないように何気なく伝えて取り入れてもらったり、目の前でお母さんの声かけする姿を見せるのもいいですね。
ついつい小言を言いがちな場面こそ、肯定的な関わり方を意識すると、お子さんの行動力UPにもつながります。
ぜひ、お子さんが行動を起こす瞬間をおじいちゃん、おばあちゃんたちにも見てもらって、たくさん褒めてあげてくださいね♪
講師:岩下まい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)