不登校は怖くない!発達障害・グレーゾーンの子どもを伸ばすために大事にしたいママの考え方とは?

 

進級・進学シーズン到来!発達障害・グレーゾーンの子育てをしていると、「不登校になったらどうしよう」と心配になることはありませんか?いま改めて考えたい、学校って本当に必要なのか?学校で子どもは伸びるのか?問題の真相に迫ります!
 

【目次】

 

1.昭和の子育てを卒業する!「不登校キッズの未来創造プロジェクト」

 
 
私には発達障害・自閉症スペクトラムの診断を持つ7歳の息子がいます。息子は今年、小学校に入学しました。
 
 
息子の小学校入学を意識したのは年中さんの頃。少しずつ準備を進めてきましたが、入学前も入学してからも不安が尽きませんでした。
 
 
私に限らず、「本当に学校でしっかりやっていけるのか?」という不安を持っている方はたくさんいらっしゃるはずです。
 
 
学校に行けなくなるかもしれない。
不登校になるかもしれない。
どうしよう…
 
発達障害・グレーゾーンの子どもを育てていると、一度は頭をよぎりますよね。
 
 
私自身、小学校は皆勤賞、学校に行くのが当たり前の子ども時代を過ごしました。周りに不登校の子がいなかったこともあって、「不登校になったらどうしよう」という不安が募るばかりでした。
 
 
発達が気になる子どもを育てながら、「この子には学校生活がつらいかもしれない」と考える一方で、「学校に行って当たり前」という考えからも完全に抜け出せない。
 
 
こんなジレンマに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
 
 
今の私はというと、「学校は行ってもいいし、行かなくてもいい」という風に考えています。今日は、「学校に行って当たり前」という考え方を卒業できたインタビューをご紹介します。
 
 
「子どもが学校と合わなかったらどうする?」ということをテーマに、発達科学コミュニケーショントレーナー・Kさんにお話を伺いました。
 
 
Kさんも、発達障害・自閉症スペクトラムの小学校1年生の息子さんをお持ちのお母さんです。
 
 

――発達障害のお子さんを持つお母さんは、「学校と合わなくて不登校になるんじゃないか?」と不安だと思うんです。この点に関してはどうお考えですか?

 
 
「私は絵にかいたような昭和の人間で、『学校に行くのも、受験するのも、就職するのも当たり前』と思って生きてきました。当然子どもが生まれたときも、自分と同じような人生を送るものと思って疑いませんでした。
 
でも、息子が発達障害と診断されて、漠然とちょっと難しいんじゃないかと思うようになりました。
 
息子は学校には適応できないかもしれない。そんな思いを抱きつつ、それでも『学校は行って当たり前、不登校になったらどうしよう』なんて思っていました。
 
そんな私の考えが変わったのが、2年前の夏でした。
 
この『パステル総研』で昨年の夏に新しいプロジェクトが動き出したんです。それが『不登校キッズの未来創造プロジェクト』。
 
不登校でもイキイキと過ごしているパステルキッズや、社会で活躍している元・不登校さんにインタビューさせていただき、不登校中の過ごし方や進路、将来の夢や現在のお仕事などについて伺うプロジェクトです。
 
不登校だからと言って、将来が閉ざされるわけではない。
 
無理に学校に合わせるのではなく、自分に合った環境を選択できる時代になっている。
 
自分に合った環境でイキイキと過ごすことで子どもはぐんぐん伸びていく。
 
だからむしろ明るい未来が待っている!
 
このプロジェクトの記事を読んで、心からそう感じました。
 
学校に楽しく通える、学校が合っている子は学校に通えばいい。 でも学校が苦痛なのなら、無理をしていかなくてもいいんじゃないか、と思うようになったんです」
 
 
 
 
◆ポイント解説
 
Kさんにお話を伺って、私も「不登校キッズの未来創造プロジェクト」の記事を読んでみました。
 
 
あれ?不登校の子ってこんなに明るいの?
不登校中の生活ってこんなに楽しそうなの?
不登校でも学べる場所と進路があるんだ!
学校が合わないだけで、この子天才じゃない?
元・不登校でもこんなに社会で活躍してるんだ!
 
 
とさまざまな発見があり、「学校は行って当たり前」という昭和な子育てを卒業することができました。
 
 
みなさんもこの特集の記事を読めば、きっと「とにかく学校に行きなさい!」と思うことはなくなります。子どもに合った環境、子どもが伸びる環境ってどこかな?と考えられるようになるはずです。
 
 
不登校を経験した大学生にインタビューした記事もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
 
 
 
 
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2.子どもが発達する条件とは~子どもは学校で発達するのか?~

 
 

――学校に行って、子どもは伸びるんでしょうか?

 
 
「少なくとも、子どもの発達を専門的に学んで実践して仕事にしている発達科学コミュニケーションのトレーナー・リサーチャーのなかで『学校教育、マジ最高!』と思っている人はいないと思います。
 
個性を伸ばそう、と言いながら、個性を認めない
先生が発達に関して理解してくれない
そもそも子どもが楽しんで学校に行けていない
 
こんな話をよく聞きます。
 
私も息子には『学校は楽しい場所だよ』と教えてきましたが、嘘になるのではないかと心配しています。
 
入学して1年経ち、トラブルがゼロとは言えませんが、今のところ毎日楽しく登校してくれています。
 
楽しいこと・得意なことのなかで脳は発達していきます。楽しくないならそこに発達のチャンスはありません。
 
学校が楽しくなくなった段階で、学校は子どもを発達させてくれる場所にはならないということです。
 
学校が楽しいなら元気に毎日通ってほしい。学校は発達できる場所だからです。
 
だけど、学校が苦痛に感じるなら、無理をして行かなくてもいい、むしろ行かないでくれ!と思っています。
 
楽しくないから発達のチャンスもなく、無理をして二次障害になるリスクが高まるなんて絶対に避けたいですよね。
 
私も含め、発達科学コミュニケーションのトレーナー・リサーチャーはどうやったら子どもが発達するかを知っています。私もこの3年間、息子に実践してきた経験があります。
 
学校が楽しくないなら、息子が楽しいと思える活動に時間を費やして発達を加速させていく、個性を伸ばしていく。そういう時間の過ごし方をしたいと思います。
 
実際に学校では不登校になったけど、フリースクールに通い始めたら見違えるぐらいイキイキ毎日を過ごせている、というのもよく聞きます。
 
学校にこだわらず、子ども自身が楽しいと思える場所を探したいですね。」
 
 
 
 
◆ポイント解説
 
 
日本は「我慢する、耐える」ことが美徳とされます。学校に行きたくなくても、みんな行ってるから我慢して自分も行く。結果として二次障害のリスクを高めてしまっています。
 
 
楽しいからこそ発達が加速していきます。ですから「楽しいことばかりしてていいのかな?」と罪悪感を持たないでください。子どもが学校を楽しめているのかどうか、目を光らせていきましょう!
 
 
このお話を聞いて、息子が「学校を休みたい」と言ったらどんな理由でも休ませようと思いました。絶対に無理はさせないことが大事!疲れたりストレスを抱えたままだったりすると、楽しむに楽しめませんよね。
 
 
また、子ども本人が「行きたくない」と意思表示をしているのに、親が否定してしまうと親子関係にひびが入るかもしれません。どんなときでも受け入れる、子どもにとっての安全基地になることが大切です。
 
 
 
 
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3.不登校が心配?発達障害の子どもに身に着けてほしい力とは

 
 

――不登校になったら勉強が心配、という声もありますが、どうですか?

 
 
「日ごろから息子には『お勉強する子はカッコイイ!』と言い続けてきました。そのおかげで、今のところ宿題も抵抗なくやっています。
 
もしこの先学校に行かない選択をしたとしても、『学ぶ』ということに対してポジティブなイメージを持っていてほしいと思います。
 
息子はもともと文字に関心が強い子。私は一切教えていないのですが、3歳でひらがな・カタカナを読んだり書いたりできるようになりました。
 
簡単な漢字なら読めます。大好きな路線図や電車のアナウンスで覚えたみたいなんですが、本や看板も読めています。
 
このように日常生活から知識を得ている息子を見ていると、授業で先生の話を聞くことや机でワークを解くだけが勉強ではない、と考えさせられます。
 
今はスマホで調べればすぐに答えが分かる時代です。そんな時代に知識を詰めこむやり方は不毛だと思いませんか?どんなに記憶力がいい子でもインターネットにはかないませんよ。
 
まず、自分が生きていくために必要な知識を持つこと。移動のために駅の漢字を読めるようになるなんて、理にかなっていると思いませんか?
 
私が息子に望むのは、語彙を増やすことですね。語彙が増えれば、書籍やインターネットから情報を収集して正しく理解することができます。
 
語彙が増えると、考える力もつきます。考えられるぐらいたくさんの言葉を駆使できるということですから。
 
語彙を増やすためには学校に行くしかない、というわけではないですよね。教科書だけでなく絵本や一般の書籍、図鑑、テレビ、そして会話。語彙を増やす方法はたくさんあります。学校にこだわる必要はないと思います。
 
今は不登校のお子さん用の通信教育もたくさんありますし、フリースクールもあります。学校に行かないからと言って勉強が心配、というのはちょっと違うかなと思います。
 
今では、「中学英語を●時間で学ぶ」などの書籍もたくさん販売されていますよね。「あれ?●時間でいいの?」って驚きませんでしたか?
 
やる気になれば後からでも勉強は追いつけるし、そのための教材はすでに存在するということ。必要なときはガンガン活用したいです!
 
小学校どうしよう、と考えるよりも、子どもにどんな力が備えたいのか?と考えたいですね。」
 
 
 
 
◆ポイント解説
 
 
Kさんにお話を伺って、小学校生活をいかにスムーズに送るか、と小学校を中心に考えるのではなく、「子どもをどう発達させようか?」と考える方が理にかなっている確信しました。
 
 
今は、学校に行かなくても学べるシステムがあります。じゃあ学校に行く目的って何だろう?と疑問に思いませんか?発達障害・グレーゾーンのお母さんにはぜひ「わが子が学校に行く理由」を考えてほしいと思います。
 
 
子どもにどんな力を備えてほしいか?
その力を身に着けるとしたらどこがふさわしいのか?
 
 
お子さんの発達をグーン!と発達させる手段を今から考えていきませんか?もしも考えつかない、という方は発達科学コミュニケーション講座の中でヒントを得ることができますよ!
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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