発達障害の診断を受けてお子さんの将来を悲観していませんか?実は脳を発達させることが、お家で!お母さんができちゃいます。その時に意識して欲しいのが脳を発達させる順番!発達の旬を見極めて、お子さんの才能をグングンのばしていきましょう。 |
【目次】
1.発達障害やグレーゾーンの診断を受け、将来を悲観していませんか?
発達障害やグレーゾーンの診断を受けると、親として将来を悲観してしまうこともあるかと思います。
でも、脳科学的な観点からみれば、悲観する必要はないのです!
というのも、たとえ発達の凸凹があっても、脳を発達させることができれば、得意を伸ばして苦手を減らすことが可能だからです。
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧くださいね!『発達障害・グレーゾーンの子どもの「苦手・困りごと」は脳を発達させればOK!』
実は、脳を発達させるためには、発達させたいエリアをとにかく「使う」ことが必要です!
では、脳にはどのようなエリアがあるのでしょうか?
大きくわけると、聴覚、視覚、運動、感情、理解、思考、記憶、伝達などをつかさどる部分にわかれます。
脳の中ではこれらのエリア同士が、相互にネットワークを張り巡らせ連携して機能しています。例えば、
・テレビを見ながら洗濯物を畳んだり
・ジョギングしながら考えごとをしたり
など、2つのことを同時に作業できるのはそのためですね。
そして脳の発達を促す際に意識する必要があるのが、発達させる順番です。
全てのエリアをまんべんなく伸ばすというのではなく、幼いうちに先に発達させておいた方がよいエリアと、大人にかけて後から発達させればよいエリアがあるのです。
つまり、発達させる順番が大事になります。
では、どのような順番で発達させるのがよいのか、見ていきましょう!
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2.脳の発達のためには、アウトプットよりインプットを先にするのが正解です!
ここで、脳を発達させる順番とはどういうことか解説していきます。
赤ちゃんがハイハイをして、つかまり立ちをして、やがて歩けるようになるように、脳の発達にも順番があります。
まずしていただきたいのが、聴覚、視覚などのインプットの機能を、伝達などのアウトプットの機能より先に発達させること。
特に、お子さんが小さければ小さいほど、インプットが重要になります。
様々な情報や刺激を脳に入れることで、脳は発達していきます。インプットにより情報がたまれば、自然とアウトプットにつながります。
そして、運動にかかわるエリアは、すべての脳機能に関連するベースの部分です。
ですから幼児など小さいときに特に充分に使って発達させておくことが、脳全体の発達に重要です。
ここでいう運動機能というのは、スポーツなどのいわゆる運動だけを意味するものではありません。
体の一部でも動かせば、運動機能を使っているということになります。手先を動かすことも運動です。とにかく体を使うことが大事ということですね。
昔から、子どもは外で体を動かして遊ぶことが大事と言われているのは、理にかなっていますね。
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3.おうちで発達を促すためにできることは?
ではインプット機能を先に発達させるためには、どうすればよいのでしょうか?
インプットとは、視覚、聴覚、触覚などを使い、情報を脳に入れることです。
アウトプットとは、話したり、書いたりして、頭の中の情報を外に出すことです。
そこで、お子さんが小さいうちは特に、見たり、聞いたり、触ったり、五感を使う体験をたくさんさせてあげることで、自然とインプットの脳のネットワークが強化されていきます。
五感を使うためには、やはり家に閉じこもっているより、外に出た方がやりやすいです。
自然の中で、木の実を見つけるだけでも、視覚や触覚をつかいます。
海で泳ぐのであれば、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚など、すべてを使うことになります。
自然の中で遊ぶだけで、五感をフルに使うことになるのです。
ですから小さいときにいわゆる机の上の勉強的なことはあまり必要ありません。
いかに自然の中で様々なアナログ体験をできるかが、とても大切なのです!
外で遊ぶことは、小さいときに発達させる必要のある運動機能をたくさん使い、さらにインプット機能も自然と使うことになるので、子どもには本当に欠かせない時間になります。
しかし現在はコロナウイルス感染拡大の影響で、なかなか外で遊びにくい状況もあります。
ここで親である私たちが、外遊びができない今どうやっておうちで遊ばせよう?と考え、工夫していきましょう!
例えば、家の中で運動機能を使うため、トランポリンや室内用鉄棒などを利用したり、手先を使うビーズ遊びや折り紙をしたりすることもできます。
また、インプット機能を使うためには、料理がとてもよいと思います。
・食材をよく見る(視覚)
・切ったり火にかけたりするときの音を聞く(聴覚)
・食材を触る(触覚)
・食材や調味料などの匂いを嗅ぐ(嗅覚)
・味見する(味覚)
など、自然と五感を使います。何より親子の会話が弾み、完成した料理を一緒に食べることで達成感がありますね!
いかがでしたか?コロナに負けず、親の工夫で、子どもの発達を促していきましょう。
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執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)